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僕とマクベスのいちゃいちゃ日記っ

愛機――マクベスで綴る、日常系プログ。
小説、アニメ、遊戯王 他

タイトルで迷う……。

2010年10月31日 | 小説
現在SFのお話は10Pまで書けました。
現在二章にとりかかるところです。

ですが、まだタイトルが未定……。

いや、そういう書き方もあるんですよ。最初に本編を書いてしまって最後にタイトルを付けるというのも。でも管理人はいつも最初にタイトルを付けているので……。モチベーションが上がりません……。

安直なところでは、主人公orヒロインの名前+~~ない。というのが付け易いタイトルですね。花咲太郎は覆さない、機巧少女は傷つかないetc
タイトルに否定を持ってくるのはインパクトに置いてかなりの効力を発揮するのですが、最近はそんな感じのが多くなってしまっているので、読者も「うへー」っとなってしまうでしょう。
それに、中身がSFであるという点から、そういう安易な名前の付け方はしたくないのです。

ちなみに、今回管理人が執筆している作品は、「天文学」+「生物学」を題材にしています。
シュタインズゲートは物理学だったので、管理人は二つの学問で勝負するわけです。
無論、数が多いから面白くなるわけではありません。逆に、一個のネタが薄くなってしまうかもしれないというリスクを孕んでいます。
しかし、天文学と生物学という全く別の学問を混ぜることによって出る面白みもあると思うんですよね。管理人はそこを目指していこうと思っています。

今はまだ起承転結の起です。
SFでも他の小説と同じようにインパクトが大切です。管理人の理想では、最初のインパクトでキャラなどを掴ませて日常パートに移行。日常パートの部分でちらちら伏線を入れて、ラストで急上昇。
とにかくインパクトが大切なので、気合を入れていかなければなりません!!

では4時なので寝ます。
三日後に古典のテストがあるので、その勉強もしなくては……。

次の作品は……

2010年10月27日 | 小説
今、適当にテレビつけたら謎のプリンスでダンブルドアが死ぬ場面だった。
セブルスの動機を知っているから欝だ……。

ということでSF書きます。

どういう事だというツッコミは置いておいて。
管理人はシュタインズゲートをやって感銘を受けました。ともに、自信も喪失してしまって最近はスランプ気味……。この窮地を脱するにはシュタインズゲートと同じ土俵で戦う必要があると思ったのです。
自分の自信を喪失させた相手と、向き合う時が来たのです。

大体のプロットは決まっており、あとは執筆作業に入るだけなのですが。
SF(サイエンス・ファンタジー)に重要なのは何か?

管理人は以前ソフトSFとして「空想科学少年」という作品を執筆しましたが、あれは設定がほとんど練られていなかった。それで、SFに大切なのは濃密な設定だと思ったのです。

リアリティがなければそもそもSFでは有りませんからね。
これから更に資料を読み漁ってSFの頭脳にチェンジしていかなければならないのですが、敵はあまりにも強大。強大無比。

でも、管理人は諦めませんよ!
夏休み終わって初めての長編はSFです!!

永遠(とわ)、此処にあり

2010年10月10日 | 小説
新作をポンと投稿。

と言っても、この作品は疲れて無理やり終わらせてしまった作品です。
この作品のプロット(その時はイヤーズ・ダイアリーという名前でした)を読んで書き直しを申し出たのが西村さんです。

西村さんの方は結構頑張って書いていましたねぇ。
最近、西村さんはとても意欲的に創作活動に取り組んでいて、管理人も俺もがんばらなきゃなぁって気持ちにさせられます。

で、こっちは管理人が書いた奴なのですが、見事なぶつ切りですねぇ。
この後にももう一波乱あるのですが、書く気はないっす。

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んじゃあ、西村さんのを読んだときの感想をつらつら書いていきましょうかね。

まず、日記形式で語られるこの作品を書くのは難しいってことを前記しておきましょう。実際に売られてる作品ではかぐや日記なんかが日記形式の作品ですね、ちなみに、かぐや日記は本当に面白く無いので注意です。あれを読むなら家具屋(の定員の事務)日記を読んだほうが楽しいです。で、西村さんの作品はまず、トワが町or村に来たところからスタートします。ここで問題なのが、時代背景がわからないと言うことです。トワと言う名前から管理人は中世ヨーロッパなどを想像したのですが、日本なのかどうなのか、最後まで分からなかった。
この作品は時代背景が結構重要になってくる作品なので、気をつけたほうがいいです。あと、管理人が日本を舞台に書くならば第二次世界大戦の様子を書きますね。起きたら好きな人が戦死していたなんてドラマチックですから。
あと、トワが自分を人間だと錯誤しているのですが、これについての動機も欲しかったです。管理人の永遠(とわ)は自分以外の時がどんどん進んでいってしまうことに対して葛藤しますが、西村さんのは自分の存在について葛藤しています。これは一年毎に起きるという設定を活かしきれ無いような気がします。
西村さんの作品は恋愛をテーマにしていますが、管理人のはソフトSF・歴史物です。これは大きな差異ですね。

この設定(一年毎に起きるという)を書くとき、どちらが活かしきることが出来るのかについてですが。これは全く未知数です。
恋愛ならば
・好きな人と一緒に年を取れない
・一年に一日しか会えない
・好きな人がどんどん変わっていってしまう
そんな所で葛藤を生む事ができます。

総評
ABCDE/C
良い所
・しっかりとオチを作った。
・文章はまずまずだった。
・情熱を感じられた。
悪い所
・設定を活かしきれていなかった。
・やや行き当たりばったりな感じがした。

改善点
・テーマを一つに絞ったほうがいい。
今回の作品は「好きな人に会えない悲しみ」「自分の存在についての苦悩」等々、少しブレていた気がする。多分、自分の存在についての葛藤はいらなかったように思える。
・時代背景をよく考えたほうがいい。
西村さんは「自分は現代日本しか書けない」と思っているような気がしますが、結構外国を書くのは簡単ですよ。時代背景をもっと明確にしたほうが読みやすいです。

冬号に向けて

2010年10月10日 | 小説
冬号のテーマはクリスマスなので、管理人はその中でも「サンタ」と言うキーワードを作品に取り入れていこうと思います。

【金剛石と鋼玉の輪舞曲】

と言う作品を書いてみたのですが、いまいち反応が悪い。
よって、全く別の作品を次の部誌に寄稿しようと思います。題して
プレゼント for 運命

内容
クリスマス一週間前にサンタの夢を見た、少し浮いている高校生・灰島高貴はサンタに女の子らしい可愛さを備え、健気であり、尚且つ優しい女の子と付き合いたい! とお願いする。奇妙な顔をしたサンタはそれを了承すると、なんと、クラス一の不良である逢海五月を運命の人に選んでしまうのだ。
彼女を軽蔑していた灰島だが、運命の力によってドキドキなイベントに強制参加させられている間に、彼女の良い部分をどんどん知っていってしまう。

そんなお話です。
今のところ、部誌に載せた作品は
先輩とぼく
空想科学少年
カサンドラの憂鬱

と、バッドエンドばかりなので、今回のはハートフルな恋愛ものを書いていこうと思います。目標は授業中に部誌を読んでいた奴が思わず吹き出して先生に怒られる、です。
文章は森見登美彦を目指していこうと思います。

ちなみに、金剛石と鋼玉の輪舞曲はココに載せておきます。暇ならどうぞ。

大音寺不音は滅びない!

2010年09月14日 | 小説
って作品を鋭意執筆中です!


簡単なあらすじ
一年前に妹を死神に殺された主人公の大音寺不音は、死神に対して絶対の復讐を誓う。そんな彼を狙う新米の死神「不死身奈奈」は、仲間からの裏切りによって死神の力を失い人間の世界に放り出されてしまう。
死神の世界に帰るには不音を殺して任務を完了するしかない。しかし、不音は人間とは到底思えないほど強力な力と運動神経を持っていて……?

この作品のテーマは兄妹愛です。意思ある三人称で書いているので、なかなか挑戦的です。
前半だけ載せようと思うので、どうぞお読みください。



大音寺不音は滅びない!?

オープニングと言う名のモノローグ

「死神番号1070。不死身奈奈(ふじみ なな)は居るか!?」
 担当教官からの呼び出しに、私は裏返った声で答えた。周りがくすくすと笑っている。しくじった……。顔を赤らめる私をよそに、担当教官は今日の任務が書かれた書を私に渡した。A4の紙一枚だ。
「大音寺不音(だいおんじ ふおん)。神奈川県厚木在住の丹沢高校二年生だ。……他に情報が書かれていないな。どんな殺し方でも良い、死神界時間一日以内に彼の魂を此処へ」
 私は今度はしっかりと返事する。何せ今日は初めての任務なのだ。十六になった今日から、私の死神人生は始まる! お父様の名に恥じぬ功積を挙げようではないかぁ!
 感慨に耽っていると、背後にいた相賀藍佐(あいが あいさ)が私を突き飛ばした。確かに少しトロかったかも知れないが、何も突き飛ばすことないじゃないかと抗議の視線を向けると、彼女は鼻で笑いながら「親の奈奈(なな)光が」と笑った。列をなしていた死神達が一人二人と笑い始める。
 ふ、そう言っていられるのも今日までだ。私は死神の大王の一人娘、正当な血を引く生粋の死神っ子なのだ。今までの血のにじむような努力を思い返し、私はほろりと涙が出そうになる。
 カマの扱いを覚えるため、生え切っていない庭の草たちを、必死に刈り続け、しまいにはトラクターの運転も覚えてしまったのだ。来年の夏ごろには沢山のナスが採れる事だろう。……何か間違った気がするが、とにかく、今日の任務をそつ無くこなせば皆認めてくれるはずなのだ。

「……私の緊急帰還装置がない……」
 私は人間階へ降りるエレベーター乗り場へ来て、初めて気づいた。人間を刈るためのカマは、危険なため、此処で係員に渡されるのだが、本来貰うはずの腕時計見たいな装置を渡されなかった。
 係員は素知らぬ顔で他の死神にカマを渡している。
「あの……私の装置……」
「あぁ?」
「い、いえ! 何でも無いです!」
 これじゃあ万が一カマが壊れた時、人間階で火あぶりになってしまうよ……。やっぱり、一度お父様のところへ戻って、また明日のエレベーターに乗ろうかなぁ……。私が不安になっていると、また藍佐がやって来て「逃げるの?」と嘲笑した。私はムキになって「に、逃げない!」と断言した。彼女は厭らしく笑った。
 きっと見返してやる……私はそう心に誓ってエレベーターに乗った。この死神界特有の濃い乳色の霧とは暫くおさらばだ。
 ドアが閉まる直前、私は背中に寒いものを覚えた。もう、帰って来れなくなるんじゃないかと言う不安。
 私は体が弱いせいで一度も死神の訓練に出られなかった。それに、どちらかと言うと内向的な性格なので、親しい友達もいなかった。だから、周りからは蔑にされている。どうせ、今回の任務は、果たせぬまま帰って来るだろうと思っている。
 私はエレベーターがものすごい勢いで落下しているのを感じながら、コブシを握りしめた。


ちくちく新作を終わらせないと。。。

2010年09月07日 | 小説
calling noviを書き終えてから一ヶ月ほど経過しますが……。

まだ何一つ書き終えてない!!

あの自作を晒して競い合う大会が終わってから、すっかり毒気が抜かれてしまいました……。と言うことで!

意地でも何か完成させなければいけませんっ!

そこで、前々から気になっていたミステリーにチャレンジしようと思います。この作品の目標は、管理人の甘ったれた根性をたたきなおすことと、細かいディティールをちゃんとすることです。

あと、この作品では管理人が一番得意な三人称で書こうと思います。
ラノベで三人称って中々ないじゃないですか。管理人も「そろそろ一人称に挑戦してもいいかな?」って思って最近は一人称に傾向していたんですけど、やっぱり三人称!

それじゃあ今からプロットを練って書き始めます。

リアリティ

2010年09月05日 | 小説
出すの難しすぎワロリンヌ

最近管理人は重い題材を使いまくっているのでリアリティの大切さが身にしみますorz

小説としての非日常は大切だけど、その中に現実味が無いと薄っぺらいストーリーになってしまうと言うことです。

前から思ってたのですが、村上春樹さんはクラシックの話を作品にやたら出してきます。あれはつまり、非日常の中に現実にある物を登場させて、現実と作品世界を似せる。その為にやっているのではないでしょうか。

そう言う作品と関係のない所を使ってリアリティを出す、斬新ですねぇ。

管理人はちくちくネットを使って調べる他ないのですがorz
作品としての面白さリアリティ

……なんか「借り入れと返済のバランスが大切」みたいな言葉ですね……。

盲人難しすぎ

2010年08月21日 | 小説
ぎ、ギブアップ……

管理人がせこせこ書いていた『麒麟児パレッツ』ですが、もう駄目ぽ。
書けない、書けなすぎる!

言い訳を言わせていただくと。
書きなれていない一人称だった
盲人を書くのが難しすぎた

くぅぅぅやぁぁぁしぃぃぃ!!

管理人はまだまだ力不足です。類型的なキャラしか書けず、文章力もいまいち。
自分の実力を恨みます。。。。


はぁ。三年くらい部屋に引きこもって本を読んでいたいです……。
高校忙しすぎワロリンヌ。

現在、部誌用の作品を執筆中です。
短編集になるかも。

書き直しの法則

2010年08月17日 | 小説
管理人は一発で作品を完成させたことがありません。
事実、今までの作品はすべて二回目、三回目の作品なのです。

筆が乗ると、ガーーって書けるんですけど、そういう場合大抵『オナニー小説』になっています。なので、四十ページほど書いたところでふと冷静になります。
「これは面白いのか?」
読み返すと、そうでもない。自分で書いたものを自分が楽しめなければ、他の人が楽しめるはずがありません。そこで管理人は覚醒します。

一から書き直そう

物語のイメージは固まっているので、二作目はすらすら書けます。言わば「この作品のマニュアル」が、頭に完全に入っているのと同じなのです。
じゃあ二作目は必ずうまくいくのか?

いやいや、そうでもない。
二作目は二作目で問題が発生します。一作目とは別の問題です。
ここが作品が良くなるか、悪くなるかの別れどころです。
管理人に、その作品に対する情熱が残っていれば

「うぉぉぉぉ! ○○(ヒロインの名前)!! 必ずお前を完成させてやるからな!」
となるのですが、残っていないとこれはこんくらいで良いや。。。早く終わらせよ。ってなります。こうなると、管理人の納得が行く作品はできません。

現在『麒麟児パレッツ』も書きなおし二作目をやっておりますorz
頑張らねば!

新作 【麒麟児パレッツ】

2010年08月15日 | 小説
新しいの書くよ~

管理人は何本も平行に書く事はできないので、今のところ、この作品に力を入れております。
次の部誌に掲載しようとかんがえているのですが、予定では完成は原稿用紙三百枚くらい。。。

非難轟々になること受け合いですwww

しかし、面白い作品は全てを凌駕する!
管理人は頑張りますよ~。掲載してくれるよう頼みますよ~。

テーマ
文章
物語のプロットは完全にできているので、あとは文章にこだわるのみ!
こうしてキャラの薄い小説が出来上がるのですが。。。。

んじゃあ序盤1Pだけ載せちゃうよ!


麒麟児パレッツ

#序章

 駅から家へ帰る途中、随分遅くなってしまったなと、俺は誕生日に買ってもらったシチズンプロマスターの手巻き式腕時計を見て反省した。銀色にコーティングされたモデルで、買い与えられた時は心躍ったものだが、後々バッタ物であることが判明した。
 まあ一般家庭で平凡に育っている俺じゃあバッタ物がちょうどいいだろう。本物をもらっても管理に困るだろうし。
 時計のガラスが艶(つや)やかに輝いた。まるで精巧にカットされたルビーを太陽の光に翳(かざ)したような焔色をしている。薪が折れるような音もした。遅れて、鼻を突く煙の臭いも漂って来る。
俺は顔を上げた。紺色の空をまるで侵食するように、緋色が勢いよく空に手を伸ばしていた。我が目を疑うってのはこう言う事を言うのだろう。
三階建のゴシック建築の館が真っ赤に燃え盛っていたのだ。
 俺は馬鹿みたいに口をポカーンと開けたまま、まるで夜空に燃え移ろうと必死に火の手を伸ばしているかのような炎を眺めた。煙のせいで炎の半分は隠れているが、それでも、火柱はかなり高い。燃えてから結構時間が経っているようだ。
 この館は教会だった物をリフォームして造られたものだ。どっかの画家のアトリエだと聞くが、大して興味は無かった。不思議な言い方だが、芸術家が教会を買い取るほどの奇人である事は珍しく無いし、主人は殆ど部屋にこもりっきりのため、軽快に朝の挨拶を交わすような間柄ではなかったのだ。
 とは言え、そんなバックボーンはこの際意味を持たない。燃えているのが画家の家だろうと、農家の物置小屋であろうと、はたまたホワイトハウスであろうと俺がする事は変わらない。通報だ。
 消防車の電話番号を瞬時に思い出す事が出来なかった。自分では冷静だと思っても、実際はかなり困惑している事が分かる。
こういう時、親父は深呼吸しろとよく言っていた。職業柄緊張する場面が多かったであろう親父は、きっと『緊張慣れ』していたんだと思う。俺は彼の言うとおり大きく深呼吸した。少しくらいは落ち着いた気がする。
 教会の名残であるステンドグラスが、まるで内側から金槌で叩かれたかのように割れた。館は今崩れようとしているのだ。中に人はいないだろうか。俺はようやく思い出した消防署の電話番号を押しながら、まるで水面に浮かぶ餌を食べる亀のように首を長くして、塀の向こうを見た。


続く