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まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

新作 ~ 「妖精の結婚式」 その50

2014-07-04 21:46:14 | 未完「妖精の結婚式」 2014梅雨
続きでーす。


2014年6月10日~ブログ直接投稿 「妖精の結婚式」 その50

  あの人のことは 大いなる痛手でした
  ともあれ と妖精は顔を改め言った
  では蜂蜜を 蜂蜜はもう作っていますか?
  はいもちろん! と雨呼ビは答えた
  すぐお持ちします 虫喰ライ行くぞ

<つづき>

二匹のカエルは 急いで茂みに消えた
ヒキガエルは のそのそと
さやかさんの傍に やってきた
大丈夫かね とヒキガエルは言った
さやかさんは目だけを動かし カエルを見た

全く 馬鹿なことをしたもんじゃ
ヒキガエルは しみじみと言った
じゃが・・ とても勇敢じゃったぞい
カエルは 上に浮かぶ妖精を見上げた
妖精は 優しくうなずいた

カエルは 少しためらって言った
今日のことは・・何世代にも渡って
わしらの間で 語られることじゃろう
カエルは また妖精をちらりと見た
気がねしないで と妖精はさらさらと言った

私も悪かったし あの方も短慮でした
ちりんちりんと降る声に カエルは会釈した
お心遣い感謝します そして・・・
とカエルは さやかさんを見上げた
お嬢さん ありがとう

さやかさんは カエルに向けて
少しだけ 指を伸ばした
カエルは その指に両手で触れた
お待たせしました! と二匹のカエルが
何か丸い物をかついで 現れた

妖精は すぅっと地面に降りた
蚊の目玉を入れても 良いのだけど
・・まあ やめといた方がいいかしら
そうつぶやくと その丸い物に手を触れた
丸い物が ぽぉっと蒼く光った


<つづく>



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新作 ~ 「妖精の結婚式」 その49

2014-07-04 21:41:58 | 未完「妖精の結婚式」 2014梅雨
ううう~、ヤバい。
ヤバすぎる。

この2日ほど、書き進められておりません。

物を書くというのは面白いもので、
一応この先の展開の心づもりはあったんですが、
自分の書いた物に教えられて、
心づもりを超える必要が出てくる、ということがあるみたいです。

それは良いんですけど、

・・・えっ、ちょっと待って、ソレまかろん自分で考えるの?

インスピレーションよ、教えてくれるならくれるで、

最後まで責任もって、細部まで教えてくれないかな?!

けどまあ、出来る限り投げないで頑張ってみます~。

では、続きでーす。


2014年6月10日~ブログ直接投稿 「妖精の結婚式」 その49

  さやかさんは 手足をぱたぱたさせた
  んー特になさそう だけど・・・
  だけど? と妖精が静かに尋ねた
  疲れた・・・ とさやかさんは言った
  吐いた息と一緒に 地面にめり込む気分がした

<つづき>

とりあえずお座りなさい と妖精は言って
貴方たち とカエルたちを振り返った
貴方たちも 怪我はありませんでしたか?
いいえありません青花さま と雨呼ビが答えた
土地神どののおかげね と妖精は微笑んだ

異変があれば すぐ言うように
と言って妖精は 座り込んださやかさんの
額に手を当てようとした
さやかさんは 思わず身体を引いた
蒼い妖精は 少し哀しそうな顔をした

ごめんなさい 怖い思いをさせて
蒼い妖精の声は 静かな雨のように流れた
あのような方が来るなど まれなことで・・
と言っても 言い訳でしょうね
私が心弱らせ 伏せっていたせいだから

さやかさんは ぼんやりと
うつむく妖精の髪が 蒼い水底のように
宵闇の中 ほのかに揺れ光るのを眺めた
あらいけない と妖精が気づいて言った
相当に気力を失っているわ 貴方たち

妖精は カエルたちを見た
蜜酒はありますか 発酵した果物でも
それが・・ と雨呼ビがおずおず言った
今年は 準備が遅れていまして
そうでしょうね と妖精は顔をくもらせた

あの人のことは 大いなる痛手でした
ともあれ と妖精は顔を改め言った
では蜂蜜を 蜂蜜はもう作っていますか?
はいもちろん! と雨呼ビは答えた
すぐお持ちします 虫喰ライ行くぞ


<つづく>



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