まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

"多様性" と、“自分に正直になる” こと。

2021-12-30 19:44:26 | 思うこと。
多様性、という言葉がよく言われます。

その言葉を出すと、皆、うんうんとうなずくしかないのですが、
さて、実際はすんごく難しいように感じたりします。



先日、まかろんにちょっと嫌なことが起きました。

それは本当は嫌なことではなくて。

ただ、ここ何年も遠ざかっていたことだったので
慣れないことに対して、まかろんがビビってしまったのですね。


正直に書きますと、
出さなくてもいい話題も出して、話をこじらせてしまったし、

相手の最後の返答に対して、
相手を馬鹿にする、嫌な気持ちも生まれました。
(これは思っただけで、相手には伝えてないです)


そんな、言わなくてもいいことに話をもっていった
自分の愚かさに、びっくりしましたし、

また、人を踏みつけるような考えが
自分のなかにあったことが驚きでした。



これって、ただ、穏やかに、自分を傷つけないことばかりやっていたら
分からなかったことだと思うんです。



いい歳して今さらまだ、そんなことやってるの、と思いはしますが、

来年は、もっと自分のなかの ”醜いもの” を見つけていきたいと思いました。



そういう意味で、“自分に正直になる” って、
とても大切なことだと思うんです。



それは、甘ったれて自分の醜いところに開き直る、という意味じゃなくて。

”汚い自分” “馬鹿でみみっちい自分” “醜い自分” 正直に認める、ってことです。


正直に認めたら・・どうしたら変えられるのか、って考えられると思うんです。



世界中で、誰かが誰かを、責めています。

それはネットの炎上にもなりますし、
民族への虐待や、民族間の戦争にすらなります。


だけど。


自分だって、うっかり愚かになってしまう。
苦手なことから逃げ出す弱さもあるし、人を踏みにじる酷い時だってある。


それが分かっていれば、そうそう人を責められないのではないでしょうか。


人を傷つける意見には、“多様性”なんて言うべきじゃないですが。



自分の弱さを認めれば、人を責める気なんてなくなる。

違う意見の人もただ、“貴方はそう思うんですね” で終わらせられる。


違う意見の人が居たって、貴方の意見が死ぬわけじゃない


それが、“多様性” ってことかもしれない、と思いました。



・・もう一つ、“多様性” について思うことがあるので、
たぶん明日書きます。・・たぶん。


つたない文ですが、なにか皆さまに役立つところがあったことを願います。


↓良かったら、ぽちっと。おめでたさが貴方に届きますように!!
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神田沙也加さんのご冥福

2021-12-23 06:06:58 | 思うこと。
今月18日に、札幌のホテルで
松田聖子さんのご息女、神田沙也加さんが亡くなられました。



まかろんは関係者でもなんでもない・・のですけど。

先月まで発表していた作品「マイ・ボーイ」の前に、
挑んでいた作品がありました。


このブログに「未完」として出している、 「妖精の結婚式」です。


こっそり白状しますと、その主人公「さやか」さんは、

神田沙也加さんが頭にありました。

梅雨の、紫陽花の物語だから、
「清花」「清香」という命名だったのですが・・


わたしの「さやか」さんと沙也加さんは、もちろん、全くの別物です。

沙也加さんは、大スターの娘さんだし、
わたしの「さやか」さんは、普通の母親の、地味な普通の娘で。

ただ、少しの生きづらさを抱えてる、


それくらいの設定しかしてませんでした。


でも・・


自分を生きる難しさ、辛さ。
親と子の間の、葛藤

それをどうしたらいいのか。

どうしたら、わたしたちは生きられるのか。




最後のシーンはもう、決めていました。
でも当時のわたしには、力不足で。

書き上げることができませんでした。


だから、ディズニーが誇る、
伝説の悪女クルエラ・ド・ヴィルの作品に挑戦したのです。


5年半もかかるとは思ってもみませんでした。


いつか戻る、あの梅雨の作品に、
力をつけたらいつか、と思っていて・・



ただの素人物書きでしかないわたしですが、

行ってしまった、そんな気持ちでいっぱいです。




沙也加さんに何があったのか。

大スターの子であることが難しかったのか。

交際相手のことも報じられていますし、
大切な生きる道であった喉の不安もあったと聞きます。


憶測もはばかられますし、こんな記事を出すのも
自分ごときに何がわかるんだという気がして、何日も経ってしまいました。




でも。


一人でも多くが、彼女の死を悼めば、

少しは彼女の供養になるような気がして。




前回の記事でリンクを貼っています、「君に届ける、天の華」
(旧題「ある不思議な夏休み」)は、

今年7月に、まかろんと縁のある学校で亡くなった、女生徒を想って書きました。



今のまかろんは、神田沙也加さんのための何かを書けそうもないので、
せめて、この記事を、と。


なんの縁もない物書きにとって、言葉が花束だから。




ここまでお読みの皆さま。

ごめんなさい、
そんなまかろんの、個人的な感傷の文を読ませてしまって、すみません。



余計な時間を取られた、そうお怒りでないといいのですが。



神田沙也加さんの、ご冥福を、心から願います。



コメント (9)
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