まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

お別れです ~ 「あなたのいのちは美しい」 (# 227)

2015-12-31 23:08:03 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
2015年も残り1時間ほど、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

まかろんは後1時間ほどで消えます。
このブログ自体は消えませんが、まかろんとしてお話することはありません。
(でも来年、一個だけ、蔵出しする詩の補足説明で出るのをお許しください)

なので、最後に何をご挨拶しようかと考えてたのですが・・・
難しいですね、最後となると。
言いたいことや謝りたいこと、感謝の言葉、がぐるぐるしちゃって・・・

なので、さっき思い浮かんだこと、書いてみます。

熟成してないので、つたないですけど・・・

今まで、皆さま、本当にありがとうございました。


2015年12月31日投稿 お別れに~「あなたのいのちは美しい」

怒っちゃダメなんて 誰が言ったの?
月の光に あなたの心
集めてわたしは お茶の葉を編む
よじれた葉っぱが 手に香る

泣いちゃダメなんて 誰が言ったの
窓を打つ雨 あなたの痛み
集めてわたしは 涙をこぼす
たぷん やかんに水ゆれる

欲しがっちゃダメって 誰が言ったの?
庭こがす陽 あなたの熱さ
集めてわたしは 火をともす
やかんはこぽこぽ 歌い出す

怖がっちゃダメって 誰が言ったの
部屋にさす影 あなたの苦しみ
集めてわたしは 抱きしめる
さあ おいしいお茶を召し上がれ

カップのなかには 何見える?
魔女に妖精 黒猫おおかみ
まだまだ 見えるよ
天使にドラゴン 魔王のささやき・・・

散る花びらは 美しい
焼けつく暑さは 心弾ます
冷えてく空は 華々しくて
凍てつく朝は 輝かしい

すべての季節は 歌ってる
すべての刻は いとおしい
すべての一瞬は 語りつぐもの
あなたといういのちの 物語

あなたの憤りは 美しい
あなたの嘆きは 美しい
あなたの渇望は 美しい
あなたの恐怖は 美しい

だからさあ 次はあなたの番!

あなたのいのちに 語らせて
あなたのいのちを 歌わせて
あなたの一瞬を 香らせて
あなたのゆらぎで 世界をうるおして

あなたのゆらぎは 美しい・・・

だからお茶会は おしまい
ほがらかに笑って 家に帰ろう
わたしは窓を 大きく開けて
空一杯響くみんなの歌声を 聞いてるよ

あなたのいのちを 走らせよう
おもちゃをもらった クリスマスの朝みたく
素敵なおもちゃが 待ってるよ
だから お茶会はおしまい

あなたのいのちは 美しい



人気ブログランキング ← 貴方の前に新しい世界が開きますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年もあと少し・・・ お知らせです

2015-12-26 22:44:16 | お知らせ
クリスマスも終わり、欧米ではやれやれ、という感じでしょうが、
日本はこれからが本番ですね!

やれやれといよいよが交差する年の瀬の日本ですが、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

Xmasまでの25日間、当店においでいただき、ありがとうございました。
自画像写真を毎日変えてた、なんて地味な更新に気付いてた方がいたのかどうか・・・
それでも毎朝小さないたずら気分、本当に楽しませてもらいました。
ありがとうございます♪


さて、・・・

当ブログは今年をもちまして、閉店することをお知らせいたします。

(ここからは、ご興味ない方は、あっそ、で済ませてくださいね。)

以前からおいで頂いていた方はご存じのように、当ブログ店主は昨年から、
梅雨の季節を舞台とした物語詩を展開しておりました。

当店のお茶菓子(詩)はすべて、魂の解放をテーマとしておりますが、
この詩は、前作で気づいた、自分の中のごまかしやあいまいさに一切、
逃げこまずに書こうと決めました。

で、小手先で答えは見いだせないとお休みを頂いて1年強、
もっと突き詰めないとダメだと気づいたこの1ヶ月あまり、
毎日毎日毎日毎日、答えを探して問いかけ続けてきたのですが、

・・・ ・・・

2週間くらい前に、
「ひとがあなたを必要としなくなることが、あなたからの最大の贈り物だ」
という言葉に出くわしまして、正直、改めて胸をつかれました。

以前にもそんなコメントを頂いてて、忘れたことはなかったのですが、
それで、そう、梅雨の詩は中途半端だけど、ここで一旦ブログは切ろう、と思ったのでした。

おいで下さってた方には、いっぱいのごめんなさいとありがとうを贈らせてください。


というわけで、2015年12月31日に、お別れのご挨拶に参ります。

で、来年なんですが、
梅雨の詩を出し終えたら出そうと作りためてた詩が倉庫にまだいくつかあるので、
お正月気分が薄れてきたころに、こそっとお蔵出しして、で、終わりです。

今まで、お付き合い頂きまして、ご来店頂きまして、
本当にありがとうございました。

もう片手で数えられる今年最後の日々を、どうぞお健やかにお過ごしください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする