温度が下がったせいか 寒さネタしか浮かばないので・・・。
昨日の記事を もう少し掘り下げてみたいと思います。
キャンドルに そっと手を寄せてみる・・・・その表現は
母の想い出からです。
4人兄妹で 一番末っ子で育った私です。
甘やかされて育ったと 思われるかもしれませんが
我が家は違いました。母は いつも父の世話に追われていたので
甘えたなどという記憶はありません。
18歳の時から 家具やで両親と同じ職場にいたので
母の苦労の姿を見ると とても頼れるものではないと勝手に
思っていました。職場でも家庭でも 人を頼るというのが
苦手で 頼ることを覚えたら楽になるのに
時々思います。
母の想い出の中で 冷え性という共通点があって
家に帰って 冷たくなった手を 両手で包んでくれて
「こんなに 冷とうなっとる はよ ストーブあたりんしゃい」
そんな事を いつも言っていたような気がします。
自分が親になってからも 手・・・から
手袋に対して 不思議な思いがあって
自転車通学していた息子たちに 手袋だけは
ちゃんと温かいものをと いつも思っていました。
でも女性と男性では 寒さに対する感覚が違うので
息子達にすると 手袋はただの道具でしかなかったかもしれません。
少し戻って ・・・
幼いころの自分を 想いだす瞬間があります。
左手の薬指に しもやけの痕を見ると じっとそこを見つめていた頃の
自分に戻ります。
ですから 手のきれいな人を見ると うらましくなってしまいます。
ろうそくに手を近づけてもほとんど温かくなりません。
即効性のある暖房器具と違った 温かさが伝わる
文章が書けるようになりたいと思います。