おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、読書したくても時間がない!のフジでございます。いつも土曜の朝にお送りしている『週末に読む極上ミステリ』のために、本は10冊くらい揃えているのですが、なかなか時間が取れません、私の小説のお師匠さんが速読学校の顧問をされているので、習いに行こうかと真剣に考えています。でもその先生をして「本など読みたくない時はしょっちゅうある」とのこと。今週も『極ミス』は難しいかも。初めから薄い本を選べばいいのかな、と考えを切り替えつつある私です・・・
さて、題名にあるように、昨日私は、フジテレビ月9(ああ、もうこのフレーズはいや!)の『スローダンス』を見ました。
はっきり言って私、このドラマには期待していません。私の中ではこのドラマは「お前は既に死んでいる!」状態(古!)。先週の第3話はビデオに録っても見ませんでした。
登場人物に感情移入できないのが一番つまらない理由です。特に衣咲(深津恵里)に移入できないのが最大の難点。
でも、もしかしたら少しは面白くなってるかも、と一応見てみることにしました。
私、一つでも面白いシーンがあると、納得するタイプなんです。
よく「一行でも面白い本に出会ったら、幸せと思え」と言いますが、まさにそれ。
いつもの飲み屋で、飲み会のシーン。
歩美(小林真央)とキスしたことを悟られたと勘違いした理一(妻夫木聡)。
ブーっとビールを吐く演技が、いかにも準備してました的に豪快に吹いてくれます。
盛り上がる中、ぐびぐびビールを呑むだけの西山さんというショップの店員さん。
彼女が次第に酔っ払ってきます。「だから日本の女性は韓国の男性に恋焦がれるのよ」
愛あってのキス、愛あってこそ親に合わせる・・・
「愛あってのsex!」
順序がメチャクチャです。
終いには「童貞に乾杯!」と立ち上がります。
これには関係ない遠くのテーブルから拍手!
何が言いたいのかよくわからないけど、面白い!
衣咲さんに感情移入しなくちゃならないのに、西山さんを面白いと思ってしまった、私でした。
私、これでもう満足でした。一つでもいいシーンがあれば、いいのです。これまで『スローダンス』は面白いシーンがなかったですから。
キッズブランドの店舗出店の候補地を探す衣咲と矢島(小泉幸太郎)。
「無理してません?」と矢島。「頼って下さい。ちゃんと支えますから」
ああ、私こういうの、もうお腹いっぱいです
君、頑張りすぎだよ、みたいな。
メガネを取った方が、きれいだよみたいな。
温水洋一さんがいい味出しています。
40歳以上婿養子限定お見合いパーティーに出席した彼。
相手の両親が出した結婚の条件が、免許を取ることだったのです!これは実に面白い設定です。何でも意味を持たせることが面白いドラマの条件です(そういう意味で、衣咲が理一の教育実習生だという設定は死に設定です)。
そしてその彼女を演じるのが、何と松野明美さんなのです。いいキャスティング!
英介(藤木直人)が理一に「ぴあフィルムフェスティバル」の広告を見せます。
何だか「映画監督映画監督」と言いながら芸人をしているウッチャンみたい。
いつまでも映画、映画。
こういう設定、ありきたりで食傷気味です。
雪絵ちゃん(モデルのエビちゃん)といい、歩美ちゃんといい、演技は素人ですね。まあ、エビちゃんは一生懸命表情を出そうと頑張ってるのは一応分かりますけれど、小林さんは美人なだけという感じ。
第2の白石美帆さんになりそうな予感・・・
藤木直人さんは、自分が2枚目であることを良く理解して演じていますね。嫌いじゃありません。優しい目で笑う素敵な人です。
バーをやりたかったという設定は面白い。で実際やっているのがもっと面白い。
これはいいです。実際にやることが大事なのです。
理一は、友達と”男花火”。いいですねえ。
西野くんもなかなかいい味出してます。
でもやっぱり話題は「ぴあフィルムフェスティバル」。
映画って、そんなに憧れ?
そんなに撮りたきゃ、自主制作でいいから、撮ればいいじゃんって、いっつも思います。
ちょっと言いすぎましたかな。
実乃(広末涼子)は何かから逃げ出したいのです。
白馬の王子様を待っているという設定は、あまり秀逸ではありません。みんな結局男頼りって感じの書き方は、どうかなあ。
衣咲と理一は、相変わらずです。
衣咲は理一の恋愛に茶々を入れます。
「昔当たり前にしてたことで、今できないことって、ない?」と聞く衣咲。
半ズボンがはけなくなったことかなあ、と理一。
君に聞いたのが間違いだ、という衣咲。実は「もっと頼って下さい、と言われた・・・いつのまにかみんな年下で、頼れなくなった」と理一に打ち明けます。
恋人できてもいわないんだろうなあ、と。
カッコ悪いから、と。
ここの部分を、脚本家が意識的に書いていたとしたら、実に秀逸な脚本です。そうでないなら、最悪です。
なぜなら、ココは一番共感させなければならないのに、その共感を自ら見事に阻んで見せるからです。
実乃は、夏休みだといって、鹿児島に行きます。
英介の買い付けについていってしまったのです。
積極的です。
衣咲は実乃に先を越されたショックで、教習に身が入りません。
同じ車に乗っていても、一方は鹿児島でラブラブ。一方は教習車。
この対比が実にいい描写です。
全体としては散漫で、相変わらず何が書きたいのか分からない印象。
でもまあまあ、セリフの切れはあるかな。
脚本のできも今回は認めてあげましょう。
来週見るかは・・・ちょっと考えさせて下さい。
それでは今日はこの辺で。
フジでした。
さて、題名にあるように、昨日私は、フジテレビ月9(ああ、もうこのフレーズはいや!)の『スローダンス』を見ました。
はっきり言って私、このドラマには期待していません。私の中ではこのドラマは「お前は既に死んでいる!」状態(古!)。先週の第3話はビデオに録っても見ませんでした。
登場人物に感情移入できないのが一番つまらない理由です。特に衣咲(深津恵里)に移入できないのが最大の難点。
でも、もしかしたら少しは面白くなってるかも、と一応見てみることにしました。
私、一つでも面白いシーンがあると、納得するタイプなんです。
よく「一行でも面白い本に出会ったら、幸せと思え」と言いますが、まさにそれ。
いつもの飲み屋で、飲み会のシーン。
歩美(小林真央)とキスしたことを悟られたと勘違いした理一(妻夫木聡)。
ブーっとビールを吐く演技が、いかにも準備してました的に豪快に吹いてくれます。
盛り上がる中、ぐびぐびビールを呑むだけの西山さんというショップの店員さん。
彼女が次第に酔っ払ってきます。「だから日本の女性は韓国の男性に恋焦がれるのよ」
愛あってのキス、愛あってこそ親に合わせる・・・
「愛あってのsex!」
順序がメチャクチャです。
終いには「童貞に乾杯!」と立ち上がります。
これには関係ない遠くのテーブルから拍手!
何が言いたいのかよくわからないけど、面白い!
衣咲さんに感情移入しなくちゃならないのに、西山さんを面白いと思ってしまった、私でした。
私、これでもう満足でした。一つでもいいシーンがあれば、いいのです。これまで『スローダンス』は面白いシーンがなかったですから。
キッズブランドの店舗出店の候補地を探す衣咲と矢島(小泉幸太郎)。
「無理してません?」と矢島。「頼って下さい。ちゃんと支えますから」
ああ、私こういうの、もうお腹いっぱいです
君、頑張りすぎだよ、みたいな。
メガネを取った方が、きれいだよみたいな。
温水洋一さんがいい味出しています。
40歳以上婿養子限定お見合いパーティーに出席した彼。
相手の両親が出した結婚の条件が、免許を取ることだったのです!これは実に面白い設定です。何でも意味を持たせることが面白いドラマの条件です(そういう意味で、衣咲が理一の教育実習生だという設定は死に設定です)。
そしてその彼女を演じるのが、何と松野明美さんなのです。いいキャスティング!
英介(藤木直人)が理一に「ぴあフィルムフェスティバル」の広告を見せます。
何だか「映画監督映画監督」と言いながら芸人をしているウッチャンみたい。
いつまでも映画、映画。
こういう設定、ありきたりで食傷気味です。
雪絵ちゃん(モデルのエビちゃん)といい、歩美ちゃんといい、演技は素人ですね。まあ、エビちゃんは一生懸命表情を出そうと頑張ってるのは一応分かりますけれど、小林さんは美人なだけという感じ。
第2の白石美帆さんになりそうな予感・・・
藤木直人さんは、自分が2枚目であることを良く理解して演じていますね。嫌いじゃありません。優しい目で笑う素敵な人です。
バーをやりたかったという設定は面白い。で実際やっているのがもっと面白い。
これはいいです。実際にやることが大事なのです。
理一は、友達と”男花火”。いいですねえ。
西野くんもなかなかいい味出してます。
でもやっぱり話題は「ぴあフィルムフェスティバル」。
映画って、そんなに憧れ?
そんなに撮りたきゃ、自主制作でいいから、撮ればいいじゃんって、いっつも思います。
ちょっと言いすぎましたかな。
実乃(広末涼子)は何かから逃げ出したいのです。
白馬の王子様を待っているという設定は、あまり秀逸ではありません。みんな結局男頼りって感じの書き方は、どうかなあ。
衣咲と理一は、相変わらずです。
衣咲は理一の恋愛に茶々を入れます。
「昔当たり前にしてたことで、今できないことって、ない?」と聞く衣咲。
半ズボンがはけなくなったことかなあ、と理一。
君に聞いたのが間違いだ、という衣咲。実は「もっと頼って下さい、と言われた・・・いつのまにかみんな年下で、頼れなくなった」と理一に打ち明けます。
恋人できてもいわないんだろうなあ、と。
カッコ悪いから、と。
ここの部分を、脚本家が意識的に書いていたとしたら、実に秀逸な脚本です。そうでないなら、最悪です。
なぜなら、ココは一番共感させなければならないのに、その共感を自ら見事に阻んで見せるからです。
実乃は、夏休みだといって、鹿児島に行きます。
英介の買い付けについていってしまったのです。
積極的です。
衣咲は実乃に先を越されたショックで、教習に身が入りません。
同じ車に乗っていても、一方は鹿児島でラブラブ。一方は教習車。
この対比が実にいい描写です。
全体としては散漫で、相変わらず何が書きたいのか分からない印象。
でもまあまあ、セリフの切れはあるかな。
脚本のできも今回は認めてあげましょう。
来週見るかは・・・ちょっと考えさせて下さい。
それでは今日はこの辺で。
フジでした。
今までの中では、今回は少しスローからローくらいにテンポアップしたような気がしました
やっぱり温水さんと西山さんが目に付きましたね
もっと広末さんに頑張ってもらいたいです、個人的に★いい人ばかりでたるんだドラマになってますから・・・
スローダンス、ご覧になりましたか・・・
今までより少し面白くなった印象を受けます。それにしてもスロースタータ-ですね(笑)。今頃面白くなっても、世間は「電車男」に夢中ですよ。
acoさんも温水さんとショップの西山さんに目が行きましたか、やっぱりいい味だしている人は光を放つのですね。
ありがとうございました。