おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、未だに興奮冷めやらぬフジでございます。
(*^-゜)vィェィ♪
なあに、いいじゃん!30過ぎたって絵文字使ってもいいじゃん!
さて、もうお気づきのことと思いますが、私こと編集長フジは先週の土曜日の夜、『スターウォーズ3 シスの復讐』の先行ロードショーを見に行ってきました!まだエピ2すら見ていないのに話が分かるのか、という心配はあったものの「ええい!お祭りじゃい!」の精神で行ってしまいました。
劇場は老若男女で満杯!良く考えれば、エピソード4(第1作)が公開されたのは今から28年前。小学生の時に見た方は、今や子持ちの中間管理職ですからね。親子2代でスターウォーズ世代なのです。
私の席は最前列から2列目の、もっとも右側。トホホ・・・でもそのおかげで、超大画面を堪能できました。
私こと編集長フジは、記者精神に則り、何とか映画の詳細を皆さまにお伝えしようと、小さなカセットレコーダーを持参したのです。ところが、スターウォーズではありませんが、同じ劇場内でやっている『宇宙戦争』で「録音・録画禁止の御願い」という看板が!知的所有権の問題で、場合によっては身体測定、じゃなかった、身体検査をする場合もあると書いてあります!!
これでは違う映画でも録音は出来ません。仕方なくフジは映画を見ながらせっせとメモ書きすることに!
これが無理なんだ(笑)何せ劇場は真っ暗。それでも感覚を頼りにメモしましたが、映画が終わって読み返してみると、何のアルファベットか象形文字か全く分からない状態に!
というわけで、判読に1時間をかけたメモを頼りに、ストーリーを超ダイジェストで(笑)お届けします。
(エピソード4に繋がるネタバレの部分に入る前に、*編集長フジの眼*がございます。ネタバレを知りたくない方は、そこまでをお読み下さい。また、ストーリーを全く知りたくない方は、*編集長フジの眼*だけをお読み下さい。でも、文章と映画は全く別物ですから、あまり気にしすぎず、気楽に読んでいただければと思います)
ちなみに、私が見たのは『吹き替え版』です。これを知り合いに言ったら「お前もそこまで落ちたか」といわれてしまいました(笑)。でも声優さんの演技は素晴らしく、全く違和感がありません。ただ、皆さんがご覧になるときは、子供が多くてうるさいかも。注意です。
先行ロードショーなのに予告編が長ッ!昔『ランボー3』の先行を見に行ったときにはすぐ始まったんだけどなあ・・・と思っていたら『容疑者・室井慎次』の予告編が!面白そう。田中麗奈ちゃんが記者役で重要な役回りになっているようです。シリアスな人間ドラマに、期待大です!
そして、20世紀フォックスのテーマ曲が流れ・・・
__________
最高議長パルパティーン(エピソード1で既出)が誘拐されてしまいました。
奪回作戦を決行するため、オビ=ワンとアナキンが戦闘機で向かいます。
耳を聾する大バトル!2艘の戦闘機の飛んでいく動きについていく画面。旋回、激突、爆発!をすり抜けていく2人を追ううちに、自分も映画に参加しているような気分に自然となっていきます。
「シールドが張られているのを忘れるな!」とオビ=ワン。
「楽しくなってきました」とアナキン。
敵が取り付いてきます。
アナキンの乗る戦闘機では、R2がその敵を狙い打ちして、撃破。
惑星コンサルトの上空、グリーバス将軍のシップの扉が閉まる寸前に滑り込みして入ります。
「R2、議長を探せ!」とオビ=ワン。
格納庫に2人。敵ドロイドとの壮絶な戦い。
R2がドロイドの仕掛けた炎にまみれて大奮闘です。
オビ=ワンとアナキンが議長の元へやってきます。そこにはドゥークー伯爵の姿が。伯爵はシスです。強大なフォースを持っています!
2対1のセーバーでの戦い。伯爵はもう80を過ぎているのに華麗な宙返りを見せます(本当はスタントらしいです)。しかしジェダイの執拗な攻撃に伯爵の手がもげてしまいます。
自分の負けだと観念する伯爵。
「奴を殺せ!」とパルパティーン議長がアナキンを促します。
「・・・出来ません!」とアナキン。
しかし、最終的に伯爵を倒すアナキン。
「それでよい」と議長。
「復讐しただけだ」とオビ=ワン。
そして、全ての悪の根源、グリーバス将軍のところへ。
一斉射撃の中、滑り込み。
戦闘機は緊急用ブースターで、止まります。
超高速エレベーター内外での死闘。ドロイドが乗り込んできたり、エレベーターが止まらなくなったり、辛くも天井に穴を開けて脱出したはいいものの突然エレベーターがものすごい速さで上昇してしまったり、次から次へと困難が襲います。大迫力です!
防御シールドをR2が破ります。
2人はグリーバス将軍を追い詰めました。ライトセーバーを構えます。
セーバーを振り回して窓ガラスが粉々になるチャンバラシーン。
将軍は、脱出ポッドにのって逃げてしまいます。
シップを運転する者がいなくなり、代わりにアナキンが操縦することに。
大気圏突入!
高度5000。
「速すぎる!」
しかし・・・コルサントに着陸成功!
「スムーズだったな」とオビ=ワン。
帰還した3人。
「あなたを助けたのは今回が10回目ですよ」とアナキン。
「いや、9回目だ」とオビ=ワン。仲がいいです。
そして、パドメと再会するアナキン。
人目をはばからず、キスを・・・
パドメは、お腹に赤ちゃんが育っていることを明かします。
幸せな2人。
「子供だけナブーに帰って生みたいわ」
つれないアナキン。ちょっとやきもちを焼くパドメに。
「一段ときれい」
おのろけですね。
しかし・・・
アナキンはパドメが苦しんで出産し、そして死ぬという悪夢を見てしまいます。上半身裸のアナキン。右腕が義手です。
ヨーダに話すアナキン。「夢?」とヨーダ。
「激しい苦痛・・・死です」とアナキン。
「人を失う恐れは、暗黒面に繋がる・・・執着を捨てよ!」
(東洋的ですね)
パルパティーン議長が「君をジェダイの評議員の私的代理人にしたい」
言葉巧みに、アナキンを誘惑していきます。
しかし、評議会ではアナキンにマスターの称号を与えないことに。
作戦会議は続きます。グリーバス将軍がどうしても見つかりません。
前線に救援を送ることに。
「わしが行こう」とヨーダ自ら言います。
惑星キャッシークへ。
怒るアナキン。評議員なのにで称号が与えられないなんて・・・
オビ=ワンに「パルパティーンを見張ってほしい」
「スパイですか?」
議長と仲が良いアナキンを利用しようというわけです。
「評議会の意向だ」とオビ=ワン。
オビ=ワンはアナキンが任務を遂行できるか心配です。
評議員、ウィンドゥが「彼は信用できない」。
オビ=ワンは「彼は”選ばれし者”では?」。
ヨーダが「間違いはある」。
戦争に意味は?と問うパドメ。
民主主義がなかったら?
共和国が悪だったら?
パドメの問いに、怒りを隠せないアナキン。
「・・・抱いて」とパドメ。
アナキンとパルパティーン議長。
「グリーバス将軍の居場所を突き止めた」と議長。
議長はジェダイを信頼していません。
「評議会は私を裏切る」
元老院も共和国も信じきれない議長。
アナキンは不安な心を見透かされます。
善と悪。
シスとジェダイは似ている、より力を求める、と。
「ジェダイは・・・自分より他者を考える」とアナキン。
議長はシスの伝説を話します。ダース・ブレイガスという男がいました。フォースでミディクロリアムへ作用し、命を作ったというのです。
「人を・・・死から救えたのですか?」パドメが頭を掠めるアナキン。
無敵となった彼は、力の弱ることを恐れます。
結局、彼は弟子に殺されたのだそうです。
「その力は、学べるのですか?」とアナキン。
「ジェダイからは、無理だ」と議長。
グリーバス将軍を倒せば、戦争は終わります。将軍のいる惑星ウータパウへ向かう先鋒は、オビ=ワンに決まります。自分が役に立つと言い張ったアナキンでしたが、聞き入れてもらえませんでした。
チュウ・バッカ軍団対ドロイドの闘いが始まります。
「僕は反抗的で傲慢です」とアナキン。
オビ=ワンは「いや、お前はいまや立派なジェダイだ・・・しかし、我慢を覚えろ」
作戦開始!
「オビ=ワンが来なかったか?」とアナキン。
「あなたが心配」とパドメ。「イラだちが募ってるんだわ」
マスターは僕を信じていない、とアナキン。
力がほしい・・・
惑星に下りるオビ=ワン。ここをグリーバス捜索の拠点としたいと話すとと住民が。
「10階にいる。何千のドロイドたちと一緒に」
グリーバスに近づくオビ=ワン。
ついに、2人の一騎打ちです。
ところがグリーバスは左右の腕が分かれて計4本になり、それを円く振り回して、付け入る隙を与えません。
ですがオビ=ワンの圧倒的な強さで腕が1本切れて3本に。
そして2本に。
それでも追い詰められるオビ=ワン。
しかし、ドラゴンのような生物に乗って難を逃れます・・・
「議長の狙いはジェダイの破壊」とヨーダ。「細心の注意が必要だ」
議長がアナキンに「君は信頼されていない」。
手を貸そう。暗黒面への導き!
力は広い視野で捕らえなければならない、と議長。「私に従え」
「(あなたは)シスの暗黒卿だ!」全てを悟ったアナキン。
一方オビ=ワンと将軍。一騎打ちが続きます。
オビ=ワンが投げ飛ばされてしまいますが、銃で応戦し・・・将軍は息絶えます。
議長「(暗黒面を学べば)パドメを救える!」
迷うアナキン。
しかしマスター・ウィンドゥが議長を追い詰め「議長を逮捕する」と言います。
反逆だ、と議長。
2人のセーバーによる対決です。
そこへアナキンが来てしまいます!ここから見れば、まるで議長が不当に攻撃されているかのように見えてしまいます。
ウィンドゥが「お前を逮捕する、シス閣下」。
その時、議長の反撃が始まります。議長の手から光線がウィンドウを直撃!
顔が衰弱のため、みるみる内にしわしわになっていく議長。(エピソード6での皇帝と繋がっています)
ウィンドゥの片腕が飛ぶ!
そして吹き飛ばされる!
「何と言うことを・・・」とアナキン。
しかし「暗黒面を学べ」とパルパティーン。
アナキンはもう心を決めていた。もう十分力は見せ付けられた。暗黒面を学べば、パドメが救えるのだ。「・・・従います」
「名前を変えるが良い・・・ダース・ベーダー」
シスは復讐する!
__________
*編集長フジの眼*
わー、実に濃い。濃いですわ。
いいとか悪いとか、面白いとかつまらない以前に、スゴイとしか言いようがない。
もう「どこがCG?」とか言ってる場合じゃないです。全て見せ場!
冒頭のパルパティーン議長奪回作戦成功までの30分はアクション満載!宇宙酔いしそうなカメラワークで、見る者を戦闘機のコクピットにいるかの如く錯覚させます。
画像はものすごいリアルさです。エピソード4~6にはない、画面の細かなブレがあるのですが、それが返って本物らしく見えます。
オビ=ワン役のユワン・マクレガーは、ひげをたくわえ、まさにエピソード4に出てくるオビ=ワン・ケノービそのもの。当時演じたアレック・ギネスを意識しています。このように、『シスの復讐』はエピソード4に繋がるように留意されています。
そして何と言っても、目の前で数々の悲劇が繰り返される様は、過去のエピソードにはなかったことです。
パドメのためと言いながら、暗黒面に魅了されていくアナキンの様はリアルな感情描写で、人間の業を感じさせます。これほどダークなスターウォーズが今まであったでしょうか?フォース、フォースといいながら、その強大さゆえに使いこなせない様子を描くのは今回が初めて。まるで軍事力をもてあそぶ現代の我々を彷彿とさせます。「力をもてあます」という側面の恐れに気付き、描ききったルーカスは偉い!
今までのスターウォーズは、かわいいぬいぐるみのようなイウォークや、エピソード1のジャージャーのような笑いを誘うキャラクターが戦っていましたので、切実感がなかったと思います。でも今回は(この後をお読み頂ければ分かるように)人が人を殺したり、無機質なドロイドが人を殺めたりします。笑いどころか、冷たさすら感じます。
殺戮を目の当たりにするため、今回はシリーズ初のPG-13指定(13歳未満は保護者の同伴が必要)になっているのもうなずけます。
とにかくエピソード2と4は見てから3を見ると楽しさ倍増です。前後のつながりが良く分かりますから。私は2は見ていませんでしたが、4は見ていたのでラストの惑星一つを使った壮大な”辻褄あわせ”がパズルのピースの如く繋がって、実に堪能しました!
ちなみにこの後の展開は・・・(ネタバレですので、読みたくない方は、最後の星印採点のところまで飛んでください)
オーダー66という命令が発動されます。クローンが反乱を起こし、ジェダイたちを次々と殺していきます。
混迷!
あのやさしかったアナキン(今のベーダー)が子供まで殺してしまう様子が映像記録に残っています・・・パドメはこれをみて愕然とします。
これも全てはパルパティーン議長の仕業というオビ=ワン。
しかし信じられないパドメ。
人間ドラマが濃いです。かつ複雑でもあります。
パドメは3-POと共にベーダー(アナキン)のところへ。
ベーダー(アナキン)と抱き合う。
「力が全てなんだ!君のためだ!」
しかし、全ては裏目に出てしまいました。
「あなたが、分からない」とパドメ。
火山惑星、ムスタファー。
オビ=ワン対ベーダー。真っ赤な溶岩が流れる上、橋梁での戦い。マグマが飛沫をあげる中の闘いです。
ミイラ取りがミイラになったベーダー。
一方、議長対ヨーダはついに直接対決!
この2対戦が交互に描かれ、合わせて10分以上の壮絶なる一騎打ちが展開されます。ジョージ・ルーカスが言うところの「映画史上最も長い一騎打ちシーン(チャンバラ)」です。
マグマが噴火しています。「遠い星へ逃げる」とヨーダ。
そしてマグマに飲みこまれ、全身が燃えるベーダー。
しかし、這い上がってきた・・・全身火傷!手足がもげたまま!
パドメは子供を生みます。双子。名前はルークとレイア。そして・・・息絶えてしまいます。
ベーダーは手術(まるで仮面ライダーが悪の組織に改造されてるみたい)。そして黒い甲冑を身にまとい・・・あの、黒いダース・ベーダーが誕生!!(ちなみに、予告編やCMであった、ダースベーダーが座ったままゆっくりこちらに回るシーンは、ありませんでした)
双子は遠くに引き離したほうがいい。
ルークは辺境の惑星、タトゥーインへ。
レイアはジェダイの騎士、オーガナの元へ預けられます。
ルークが預けられます。
新しい両親は、遠く西の地平線に浮かぶ、2つの太陽をみている・・・
*私的採点*
★★★★★(満点)
先にも書きましたが、これは良いとか悪いとか、面白いとかつまらないの問題ではなくて、ただスゴイ!!
これを見ないと、21世紀に生きた意味がありません!
採点なんか全く無意味ですが、一応載せておきました。
皆さんも宇宙酔いを体験してください。
酔っ払っちゃいましょう、お祭りですから!
それでは今日はこの辺で、
フジでした。
(*^-゜)vィェィ♪
なあに、いいじゃん!30過ぎたって絵文字使ってもいいじゃん!
さて、もうお気づきのことと思いますが、私こと編集長フジは先週の土曜日の夜、『スターウォーズ3 シスの復讐』の先行ロードショーを見に行ってきました!まだエピ2すら見ていないのに話が分かるのか、という心配はあったものの「ええい!お祭りじゃい!」の精神で行ってしまいました。
劇場は老若男女で満杯!良く考えれば、エピソード4(第1作)が公開されたのは今から28年前。小学生の時に見た方は、今や子持ちの中間管理職ですからね。親子2代でスターウォーズ世代なのです。
私の席は最前列から2列目の、もっとも右側。トホホ・・・でもそのおかげで、超大画面を堪能できました。
私こと編集長フジは、記者精神に則り、何とか映画の詳細を皆さまにお伝えしようと、小さなカセットレコーダーを持参したのです。ところが、スターウォーズではありませんが、同じ劇場内でやっている『宇宙戦争』で「録音・録画禁止の御願い」という看板が!知的所有権の問題で、場合によっては身体測定、じゃなかった、身体検査をする場合もあると書いてあります!!
これでは違う映画でも録音は出来ません。仕方なくフジは映画を見ながらせっせとメモ書きすることに!
これが無理なんだ(笑)何せ劇場は真っ暗。それでも感覚を頼りにメモしましたが、映画が終わって読み返してみると、何のアルファベットか象形文字か全く分からない状態に!
というわけで、判読に1時間をかけたメモを頼りに、ストーリーを超ダイジェストで(笑)お届けします。
(エピソード4に繋がるネタバレの部分に入る前に、*編集長フジの眼*がございます。ネタバレを知りたくない方は、そこまでをお読み下さい。また、ストーリーを全く知りたくない方は、*編集長フジの眼*だけをお読み下さい。でも、文章と映画は全く別物ですから、あまり気にしすぎず、気楽に読んでいただければと思います)
ちなみに、私が見たのは『吹き替え版』です。これを知り合いに言ったら「お前もそこまで落ちたか」といわれてしまいました(笑)。でも声優さんの演技は素晴らしく、全く違和感がありません。ただ、皆さんがご覧になるときは、子供が多くてうるさいかも。注意です。
先行ロードショーなのに予告編が長ッ!昔『ランボー3』の先行を見に行ったときにはすぐ始まったんだけどなあ・・・と思っていたら『容疑者・室井慎次』の予告編が!面白そう。田中麗奈ちゃんが記者役で重要な役回りになっているようです。シリアスな人間ドラマに、期待大です!
そして、20世紀フォックスのテーマ曲が流れ・・・
__________
最高議長パルパティーン(エピソード1で既出)が誘拐されてしまいました。
奪回作戦を決行するため、オビ=ワンとアナキンが戦闘機で向かいます。
耳を聾する大バトル!2艘の戦闘機の飛んでいく動きについていく画面。旋回、激突、爆発!をすり抜けていく2人を追ううちに、自分も映画に参加しているような気分に自然となっていきます。
「シールドが張られているのを忘れるな!」とオビ=ワン。
「楽しくなってきました」とアナキン。
敵が取り付いてきます。
アナキンの乗る戦闘機では、R2がその敵を狙い打ちして、撃破。
惑星コンサルトの上空、グリーバス将軍のシップの扉が閉まる寸前に滑り込みして入ります。
「R2、議長を探せ!」とオビ=ワン。
格納庫に2人。敵ドロイドとの壮絶な戦い。
R2がドロイドの仕掛けた炎にまみれて大奮闘です。
オビ=ワンとアナキンが議長の元へやってきます。そこにはドゥークー伯爵の姿が。伯爵はシスです。強大なフォースを持っています!
2対1のセーバーでの戦い。伯爵はもう80を過ぎているのに華麗な宙返りを見せます(本当はスタントらしいです)。しかしジェダイの執拗な攻撃に伯爵の手がもげてしまいます。
自分の負けだと観念する伯爵。
「奴を殺せ!」とパルパティーン議長がアナキンを促します。
「・・・出来ません!」とアナキン。
しかし、最終的に伯爵を倒すアナキン。
「それでよい」と議長。
「復讐しただけだ」とオビ=ワン。
そして、全ての悪の根源、グリーバス将軍のところへ。
一斉射撃の中、滑り込み。
戦闘機は緊急用ブースターで、止まります。
超高速エレベーター内外での死闘。ドロイドが乗り込んできたり、エレベーターが止まらなくなったり、辛くも天井に穴を開けて脱出したはいいものの突然エレベーターがものすごい速さで上昇してしまったり、次から次へと困難が襲います。大迫力です!
防御シールドをR2が破ります。
2人はグリーバス将軍を追い詰めました。ライトセーバーを構えます。
セーバーを振り回して窓ガラスが粉々になるチャンバラシーン。
将軍は、脱出ポッドにのって逃げてしまいます。
シップを運転する者がいなくなり、代わりにアナキンが操縦することに。
大気圏突入!
高度5000。
「速すぎる!」
しかし・・・コルサントに着陸成功!
「スムーズだったな」とオビ=ワン。
帰還した3人。
「あなたを助けたのは今回が10回目ですよ」とアナキン。
「いや、9回目だ」とオビ=ワン。仲がいいです。
そして、パドメと再会するアナキン。
人目をはばからず、キスを・・・
パドメは、お腹に赤ちゃんが育っていることを明かします。
幸せな2人。
「子供だけナブーに帰って生みたいわ」
つれないアナキン。ちょっとやきもちを焼くパドメに。
「一段ときれい」
おのろけですね。
しかし・・・
アナキンはパドメが苦しんで出産し、そして死ぬという悪夢を見てしまいます。上半身裸のアナキン。右腕が義手です。
ヨーダに話すアナキン。「夢?」とヨーダ。
「激しい苦痛・・・死です」とアナキン。
「人を失う恐れは、暗黒面に繋がる・・・執着を捨てよ!」
(東洋的ですね)
パルパティーン議長が「君をジェダイの評議員の私的代理人にしたい」
言葉巧みに、アナキンを誘惑していきます。
しかし、評議会ではアナキンにマスターの称号を与えないことに。
作戦会議は続きます。グリーバス将軍がどうしても見つかりません。
前線に救援を送ることに。
「わしが行こう」とヨーダ自ら言います。
惑星キャッシークへ。
怒るアナキン。評議員なのにで称号が与えられないなんて・・・
オビ=ワンに「パルパティーンを見張ってほしい」
「スパイですか?」
議長と仲が良いアナキンを利用しようというわけです。
「評議会の意向だ」とオビ=ワン。
オビ=ワンはアナキンが任務を遂行できるか心配です。
評議員、ウィンドゥが「彼は信用できない」。
オビ=ワンは「彼は”選ばれし者”では?」。
ヨーダが「間違いはある」。
戦争に意味は?と問うパドメ。
民主主義がなかったら?
共和国が悪だったら?
パドメの問いに、怒りを隠せないアナキン。
「・・・抱いて」とパドメ。
アナキンとパルパティーン議長。
「グリーバス将軍の居場所を突き止めた」と議長。
議長はジェダイを信頼していません。
「評議会は私を裏切る」
元老院も共和国も信じきれない議長。
アナキンは不安な心を見透かされます。
善と悪。
シスとジェダイは似ている、より力を求める、と。
「ジェダイは・・・自分より他者を考える」とアナキン。
議長はシスの伝説を話します。ダース・ブレイガスという男がいました。フォースでミディクロリアムへ作用し、命を作ったというのです。
「人を・・・死から救えたのですか?」パドメが頭を掠めるアナキン。
無敵となった彼は、力の弱ることを恐れます。
結局、彼は弟子に殺されたのだそうです。
「その力は、学べるのですか?」とアナキン。
「ジェダイからは、無理だ」と議長。
グリーバス将軍を倒せば、戦争は終わります。将軍のいる惑星ウータパウへ向かう先鋒は、オビ=ワンに決まります。自分が役に立つと言い張ったアナキンでしたが、聞き入れてもらえませんでした。
チュウ・バッカ軍団対ドロイドの闘いが始まります。
「僕は反抗的で傲慢です」とアナキン。
オビ=ワンは「いや、お前はいまや立派なジェダイだ・・・しかし、我慢を覚えろ」
作戦開始!
「オビ=ワンが来なかったか?」とアナキン。
「あなたが心配」とパドメ。「イラだちが募ってるんだわ」
マスターは僕を信じていない、とアナキン。
力がほしい・・・
惑星に下りるオビ=ワン。ここをグリーバス捜索の拠点としたいと話すとと住民が。
「10階にいる。何千のドロイドたちと一緒に」
グリーバスに近づくオビ=ワン。
ついに、2人の一騎打ちです。
ところがグリーバスは左右の腕が分かれて計4本になり、それを円く振り回して、付け入る隙を与えません。
ですがオビ=ワンの圧倒的な強さで腕が1本切れて3本に。
そして2本に。
それでも追い詰められるオビ=ワン。
しかし、ドラゴンのような生物に乗って難を逃れます・・・
「議長の狙いはジェダイの破壊」とヨーダ。「細心の注意が必要だ」
議長がアナキンに「君は信頼されていない」。
手を貸そう。暗黒面への導き!
力は広い視野で捕らえなければならない、と議長。「私に従え」
「(あなたは)シスの暗黒卿だ!」全てを悟ったアナキン。
一方オビ=ワンと将軍。一騎打ちが続きます。
オビ=ワンが投げ飛ばされてしまいますが、銃で応戦し・・・将軍は息絶えます。
議長「(暗黒面を学べば)パドメを救える!」
迷うアナキン。
しかしマスター・ウィンドゥが議長を追い詰め「議長を逮捕する」と言います。
反逆だ、と議長。
2人のセーバーによる対決です。
そこへアナキンが来てしまいます!ここから見れば、まるで議長が不当に攻撃されているかのように見えてしまいます。
ウィンドゥが「お前を逮捕する、シス閣下」。
その時、議長の反撃が始まります。議長の手から光線がウィンドウを直撃!
顔が衰弱のため、みるみる内にしわしわになっていく議長。(エピソード6での皇帝と繋がっています)
ウィンドゥの片腕が飛ぶ!
そして吹き飛ばされる!
「何と言うことを・・・」とアナキン。
しかし「暗黒面を学べ」とパルパティーン。
アナキンはもう心を決めていた。もう十分力は見せ付けられた。暗黒面を学べば、パドメが救えるのだ。「・・・従います」
「名前を変えるが良い・・・ダース・ベーダー」
シスは復讐する!
__________
*編集長フジの眼*
わー、実に濃い。濃いですわ。
いいとか悪いとか、面白いとかつまらない以前に、スゴイとしか言いようがない。
もう「どこがCG?」とか言ってる場合じゃないです。全て見せ場!
冒頭のパルパティーン議長奪回作戦成功までの30分はアクション満載!宇宙酔いしそうなカメラワークで、見る者を戦闘機のコクピットにいるかの如く錯覚させます。
画像はものすごいリアルさです。エピソード4~6にはない、画面の細かなブレがあるのですが、それが返って本物らしく見えます。
オビ=ワン役のユワン・マクレガーは、ひげをたくわえ、まさにエピソード4に出てくるオビ=ワン・ケノービそのもの。当時演じたアレック・ギネスを意識しています。このように、『シスの復讐』はエピソード4に繋がるように留意されています。
そして何と言っても、目の前で数々の悲劇が繰り返される様は、過去のエピソードにはなかったことです。
パドメのためと言いながら、暗黒面に魅了されていくアナキンの様はリアルな感情描写で、人間の業を感じさせます。これほどダークなスターウォーズが今まであったでしょうか?フォース、フォースといいながら、その強大さゆえに使いこなせない様子を描くのは今回が初めて。まるで軍事力をもてあそぶ現代の我々を彷彿とさせます。「力をもてあます」という側面の恐れに気付き、描ききったルーカスは偉い!
今までのスターウォーズは、かわいいぬいぐるみのようなイウォークや、エピソード1のジャージャーのような笑いを誘うキャラクターが戦っていましたので、切実感がなかったと思います。でも今回は(この後をお読み頂ければ分かるように)人が人を殺したり、無機質なドロイドが人を殺めたりします。笑いどころか、冷たさすら感じます。
殺戮を目の当たりにするため、今回はシリーズ初のPG-13指定(13歳未満は保護者の同伴が必要)になっているのもうなずけます。
とにかくエピソード2と4は見てから3を見ると楽しさ倍増です。前後のつながりが良く分かりますから。私は2は見ていませんでしたが、4は見ていたのでラストの惑星一つを使った壮大な”辻褄あわせ”がパズルのピースの如く繋がって、実に堪能しました!
ちなみにこの後の展開は・・・(ネタバレですので、読みたくない方は、最後の星印採点のところまで飛んでください)
オーダー66という命令が発動されます。クローンが反乱を起こし、ジェダイたちを次々と殺していきます。
混迷!
あのやさしかったアナキン(今のベーダー)が子供まで殺してしまう様子が映像記録に残っています・・・パドメはこれをみて愕然とします。
これも全てはパルパティーン議長の仕業というオビ=ワン。
しかし信じられないパドメ。
人間ドラマが濃いです。かつ複雑でもあります。
パドメは3-POと共にベーダー(アナキン)のところへ。
ベーダー(アナキン)と抱き合う。
「力が全てなんだ!君のためだ!」
しかし、全ては裏目に出てしまいました。
「あなたが、分からない」とパドメ。
火山惑星、ムスタファー。
オビ=ワン対ベーダー。真っ赤な溶岩が流れる上、橋梁での戦い。マグマが飛沫をあげる中の闘いです。
ミイラ取りがミイラになったベーダー。
一方、議長対ヨーダはついに直接対決!
この2対戦が交互に描かれ、合わせて10分以上の壮絶なる一騎打ちが展開されます。ジョージ・ルーカスが言うところの「映画史上最も長い一騎打ちシーン(チャンバラ)」です。
マグマが噴火しています。「遠い星へ逃げる」とヨーダ。
そしてマグマに飲みこまれ、全身が燃えるベーダー。
しかし、這い上がってきた・・・全身火傷!手足がもげたまま!
パドメは子供を生みます。双子。名前はルークとレイア。そして・・・息絶えてしまいます。
ベーダーは手術(まるで仮面ライダーが悪の組織に改造されてるみたい)。そして黒い甲冑を身にまとい・・・あの、黒いダース・ベーダーが誕生!!(ちなみに、予告編やCMであった、ダースベーダーが座ったままゆっくりこちらに回るシーンは、ありませんでした)
双子は遠くに引き離したほうがいい。
ルークは辺境の惑星、タトゥーインへ。
レイアはジェダイの騎士、オーガナの元へ預けられます。
ルークが預けられます。
新しい両親は、遠く西の地平線に浮かぶ、2つの太陽をみている・・・
*私的採点*
★★★★★(満点)
先にも書きましたが、これは良いとか悪いとか、面白いとかつまらないの問題ではなくて、ただスゴイ!!
これを見ないと、21世紀に生きた意味がありません!
採点なんか全く無意味ですが、一応載せておきました。
皆さんも宇宙酔いを体験してください。
酔っ払っちゃいましょう、お祭りですから!
それでは今日はこの辺で、
フジでした。