お隣の空き地に、
ショベルカーを積んだトラックがやって来た。
すは、何やら工事が始まるのかと聞いてみると、
草の根を掘り起こして、
掃除するために来たとのこと。
ホッとして、母を病院に連れて行って帰ると、
子ども達が小さいころ、
種を植えた大きな渋柿の木が、
真っ二つに裂けて、折れているではないか。
在りし日の渋柿の木です。
作業していた人の姿は無いし、
トラックもショベルカーもない。
辺りにはもいだ渋柿が、散乱している。
あまりにもったいないので、
渋柿を拾い集めて、家へ持って入った。
その後10分もしないで、先ほどの作業員が、
電動のこぎりを持って、帰ってきたのだ。
「柿を取ろうとして木に登って折れたのか」と、
聞くと、
「地主に根こそぎ切ってくれと、言われた」と、
言う。
残った大枝も切ってしまうというので、
小鳥が食べに来るから、残してくれと言っても、
取り合ってくれない。
地主に頼まれたのなら、最初から、
電動のこぎりは持っているはずだ。
取りに帰ったということは、
柿の木が折れてしまって、困ったので、
地主がと言って、取り繕ったのだ。
結局、根際から50cm位で切ってしまった。
その枝に付いていた、柿の実は、
残らず作業員が持っていってしまった。
植えたのは、子どもたちだが、
植えた土地は、お隣の物なので致し方ないが、
今まで、40年近く何も言わなかった地主が、
急に切れと言うとも思えない。
と言う事は、やはり柿の実が欲しかったのだ。
洗い上げた渋柿大ざるに5杯有りました。
拾い集めたか渋柿は、洗い上げてから、
ヘタの所を焼酎につけて、
二重にしたビニール袋に15個ずつ詰めた。
出来あがった袋の数、15個。
ご近所に事の顛末を報告しながら、配り歩いた。
なんだか釈然としない、
渋柿騒動ではあった。
なにか建つのでしょうか。
50cm残して、切るなんておかしいですね。
日当たりがよいので、たくさん実りましたね。
おいしく食べられるように、洗ったり焼酎につけたり
大変でしたね。
お疲れ様でした。
柿を洗ったり、焼酎につけたり、配り歩いたりと、後の始末のほうが大変でした。
明日辺りから、食べられると思いますが、お味はほろ苦いかしら?
名残の柿だと思うと、素直に美味しいとばかりは、言ってられない気がします。
お疲れ様でした。
沢山実りましたね。
渋柿は焼酎でさわして美味しくなったことでしょう。
今日、我が家へ伊勢に住む妹がさわした柿を送ってくれました。
美味しかったですよ。
空き地は綺麗に整備されたのですね。
何か出来るのですか?
果たして上手く、渋が抜けているでしょうか。
今までは、木で熟らして、10個ほどを家で食べて、後は小鳥たちの冬場の餌にしていました。
めじろ、ヒヨドリ、からすなどが、ピーチクパーチク賑やかにやってきていましたが、今年は、それも無いので、淋しい限りです。
お隣の空き地は、地主さんが、絶対に売らないので、何かが建つと言う事は、無いと思います。
ただ、雑草の掃除だけ依頼したのではないでしょうか。
言い訳に切って行ったのだと思います。
セイタカアワダチソウや、野草の宝庫であった空き地ですので、当分写真の材料がなくなりますので、こちらのほうも、ショックです。