ヒーリングノート[東洋医学 漢方薬 中医学 手技療法(接骨 整骨 整体 カイロプラクティックを除く) 鍼灸(針灸)]

真実は一つ!自然の理にかなった健康情報.
施術所 鍼灸院 治療院 趣味の話題.
※症例は患者様の同医済み.

花粉症の人は自分の口臭にご注意を

2012-03-15 05:50:03 | アレルギー疾患
  風邪かおる花粉症の季節となりました。 僕は花粉症ではないので、仕事で山奥の駅に到着した時、思いっきり深呼吸をしてます。 絶対自分は罹患しないという慢心はどこからくるのかわかりませんが、調子に乗っているといつかドカーンとくるのでしょう。
  重症の花粉症の方に、たまに口臭がきつい方がおられます。 マスクをとって、話をしたり、ため息で、よくわかるのですが、 食べ物や生理的なものではありません。風邪でもなく、糖尿病でもなく、胃が悪いのでもない独特のにおいです。 腹部を触るとある部分に温度低下がありますが、本来の花粉症の反応で、口臭とはあまり関係ないと思われます。
  口臭の原因の一つに唾液料の低下があります。 もともと唾液には抗菌作用があるので口の中が乾燥すると菌が繁殖しやすくなるので、 それが虫歯や歯周病を引き起こし口臭の原因となります。 加齢、更年期障害、妊娠も免疫力やホルモンの関係で唾液料が減少することは知られてます。 ストレスも交感神経の働きが強まり唾液の分泌が減り口臭がするのではないかと思います。
  さて、花粉症との関係ですが、花粉症治療薬や風邪薬などには、だ液の分泌を低下させる成分が含まれているものもあるので注意が必要と、
天川先生(天川デンタルオフィス外苑前、院長)が記事を書かれてます。 予防法としては、舌で頬を刺激したり、キシリトールガムを噛んだりして唾液腺を刺激し分泌を促すそうです。

  一番いいのは薬なしで花粉症の症状がピタッと止まる治療があればよいのでしょうが、鍼灸治療は軽減させることを目標にし、効果は人それぞれですが症状が半分になっただけでもうれしいと言われるとほんとうに花粉症はつらいものなんだと思います。

東洋医学では花粉症に対して、「気」の固摂作用(体の構成成分が漏れ出ないようにする)や防衛作用を高め、症状の出ている部分の気の巡りをよくすることもしますが、薬を服用している方は更に唾液の分泌が減るような気もしますがどうなんでしょうか?。

  漢方薬もいろいろでていますが、同じ東洋医学でも鍼灸治療は、10年後、20年後・・薬に頼らなくとも自分の力で健康が維持できるという治療なのでその場の症状をなんとかしてくれればよいという、せっかちな現代人には向いてないかもしれません。

  余談ではありますが、最近口をポカーンっと空けている若い子をみます。 きっと口の中は乾燥しているのでしょうが、これも現代病という先生もおられます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。