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※症例は患者様の同医済み.

「こぶら帰り」勘違いされている医学用語

2014-02-16 21:55:03 | ブレイク
子供のころ勘違いしていた言葉というアンケートがあって、1位は、「台風一家(一過)」になってました。
これは自分の名かでも上位にくる勘違い言葉です。

この手の言葉はそれでなんとなく意味が通じるのであえて大人に聞く必要がなくそのままにしています。

これで醫學になると、こういう仕事をしてなかったら 一生 勘違いしたままにしている医学用語もあります。


[こむら返り]
「コブラがえり」と思っていました。
子供の頃 大人が「あっ!コブラがきた!」と袋はぎを抑えていて、コブラに噛まれたのだと思い 恐ろしくて身動きがとれませんでした。
それからそれは一時的な筋肉痛だとわかりましたがあのアキレス腱からふくろはぎの徐々に広がる形状がコブラに似ているのでそのような名前になったのだとさらなる勘違いをしてました。

[肉離れ]
骨と筋肉が離れてしまうのではないかと思ってました。

[自律神経失調症]
大学進学で親もとをはなれてからホームシックになるという自立できない精神病という勝手な解釈をしてました。

[静脈血の色]
子供百科事典という本の 人のからだというところで全身の血管の図があって動脈は赤で静脈は青になってました。
けがをしたら赤い血が出るのでもっと深いところに青い血が流れていると思ってました。

[盲腸]
腹痛で苦しんでいる人を見たことがあって、大人の話を聞いていたら盲腸と言っていて 怖い病気と子供心にインプットされてました。
なんで盲腸になるのか親に尋ねたら おなかの管の曲がり角にいらない袋があってそこに食べ物が入ったら盲腸になるのだと教えてくれました。
しかしこれは自分では気をつけようがありません。
スイカを食べていたら親が種はちゃんと出しなさいと言うので、もしも食べたらどうなるのかと尋ねたら盲腸になるというのです。
これを聞いて恐ろしくなり細心の注意をはらいながら食べるようになりました。
そういう気持ちで食べるのでおいしいはずのスイカもおいしそうに食べることはできませんでした。
これは勘違いではありませんが虚妄による誤解です。
ちなみに「盲腸」は病名ではなく「虫垂炎」で医療関係者は「アッペ」と言ってます。

[白血病]
血が白くなる病気だという勘違いは大人になっても当分 そう思ってました。

[顔面神経痛]
大半の人が誤用している病名だと思います。
顔面神経は痛みを感じる神経ではないので正しくは「三叉神経痛」となります。

[ヘルニア]
ヘルニアというと「腰椎椎間板ヘルニア」のことをさすと思われている方が多いですが、経隧にもあります。
さらに言うとヘルニアとは異常とか変形という意味があるので脊椎間板以外にも使われていて「鼡径ヘルニア」というのは脱腸の医学用語です。


[痴呆症]
地方の老人が田舎ののんびりしすぎた状態に恍惚となっている状態だと思ってました。
[降圧剤]
高圧剤と書き血圧を上げる薬だと思ってました。

[整腸剤]
成長剤と書き身長が伸びるものだと思ってました。

[抗生剤]
更生剤と書き、覚醒剤や麻薬患者が社会復帰するために使う薬じゃないかなと推測してました。

[漢方]
漢方というのは和製中国語で、中国では漢方とは言わないそうです。
しかし日本食を和食と普通に使ってますけど。
ちなみに薬を漢方と言い、鍼灸などを漢法ということを聞いたことがあります。



冒頭の「Q.子供のころ勘違いしていた言葉を教えてください」の1位以下の順位は、
2位 ハロー注意報(波浪注意報)
3位 汚職事件(お食事券)
4位 濡れ手で泡(粟)
5位 カレー(加齢)臭

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