ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

元鹿島監督の石井さん サンアルタスに寄付金贈る 大船渡

2021-10-12 | Weblog
2021年5月10日、岩手日報文字おこし

東日本大震災10年

復興支援の思い伝える
元鹿島監督の石井さん
アルタスに寄付金贈る 大船渡

サッカーJ1・鹿島アントラーズ元監督で、現在はタイ・
リーグ1のサムットプラカーンシティFCで指揮を執る
石井正忠さん(54)が8日、大船渡市のFCサン・
アルタス大船渡(以下アルタス)に寄付金24万5000円を
贈った。4月に行われたフットサル県大会で初優勝し、
8月の全国大会への出場が決まっているアルタス。
選手やチーム関係者が、石井さんからの温かな支援に
感謝し、今後のさらなる飛躍を誓った。

石井さんは現役時代、鹿島アントラーズの主力として
活躍。現役引退後は、アントラーズで指導者となり、
平成27年から約2年間は監督を務めた。この間、
チームをJリーグカップ優勝や、FIFAクラブワールド
カップ2016決勝進出に導き、28年にはJリーグの
最優秀監督賞に選出されるなど手腕を発揮。令和元年
12月からは、タイ1部リーグの同FCの監督を務めている。

今回は、今年で東日本大震災から10年となることに
合わせら「震災の記憶や防災への意識を忘れてほしく
ない」という石井さんの思いから、復興支援
ユニフォームの販売を計画。3月11日に
行われた同FCの試合会場や、ネットを
通じて石井さん自身の直筆サイン入りユニフォームを
販売し、売り上げの一部を寄付するとにした。

寄付先は、震災後からアントラーズの元選手・小笠原
満男さん(大船渡高出身)とともに、大船渡市の復興支援
に協力してきたアントラーズサポーターの荒野季之
さんと相談し、交流が深いアルタスに決定した。
赤崎町の赤碕グラウンドで行われた受領式では、
のユニフォーム交換などが行われたあと、石井さんが
アルタスの池田淳監督に寄付金を手渡し、
全国大会での活躍を願った。

式後、石井さんはアルタスの練習を視察。子どもたち
にアドバイスを送りながら、「コロナ禍で窮屈な
生活を強いられていると思うが、それをサッカーに
ぶつける気持ちで頑張って」と呼びかけた。

石井さんは「震災から10年という節目に、こうして
大船渡で復興支援に少しでも関わることができ、
(小笠原)満男が作ったグラウンドも見られてよかった。
寄付金も、全国大会のために使っていただけるとの
ことで、うれしく思う。これらも自分にできることを
探し、ゆくゆくは日本とタイ、アルタスと
サムットプラカーンシティFCの交流もできたら」
と話していた。





10月11日(月)閲覧数:617PV 訪問者数:369人
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