ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

泥臭く粘り強くこれが但馬南SS 前

2021-01-17 | Weblog
2020年令和2年11月3日火曜日、神戸新聞朝刊
広域Bわがまち面、3回に分けて、文字起こし

週刊たじま

泥臭く粘り強くこれが、但馬南SS
結成3年快進撃続けるチーム

県大会但馬予選で連覇した但馬南SS
県大会1回戦。加東市の滝野中相手に攻め込む但馬南の選手

養父、朝来拠点に練習
「一瞬を大事に」選手を鼓舞

養父市と朝来市を拠点にする但馬南サッカースクール(SS)。
15歳以下の中学生世代は、結成3年目と歴史の浅井チームだが、
快進撃を続けてきた。2019年度はフットサルで全国大会にあと
一歩まで勝ち進み、20年度は11人制で県大会3回戦まで進んだ。
練習や公式戦の取材をもとに強さの秘密に迫った。(桑名良典)

9月下旬の平日午後7時半、養父市
八鹿町国木の全天候グラウンドで、
3人一組となり、パス回しの練習が始まった。

「相手の足元へ正確に。そうグッド!」。山本陸監督(47)が
トラップした後にボールを置く位置などをチェックし、声を
掛ける。休憩を挟み、スローインからの攻撃の組み立てを
練習する。足元にボールを落とし、スローワーに返してから
仕掛ける。ボールが浮くと、厳しい声も飛ぶ。

練習は火曜ー木曜の午後7時から2時間、養父や朝来市内で
場所を変えて行う。ミニゲームでは一方のチームにフリー
の選手を置き、数的優位をつくって攻撃させる。何度も
繰り返す。動きはハードで、息が上がる。
時間は短いが、密度の濃いメニューが続く。


選手登録は23人。豊岡市や香美町の在住者もいて、50キロを
超える距離を通ってくる選手も。週末は公式戦や練習試合で
遠征が多い。公共交通機関が少ない但馬では、
保護者の送迎に頼るしかなく、負担は大きい。

選手の6割は学校の部活動も掛け持ちする。陸上や卓球、
バスケットボール、テニスなどさまざまで、
部活を終えて車に乗り込み、移動中に食事
や宿題をすることもあるという。

山本監督は西宮市出身。高校サッカーの名門チームに在籍し、
社会人選手としても活躍。少年サッカーの指導に取り組み中、
中学校にサッカー部がない南但地域で、3年前に
15歳以下のチームが結成した。

つづく



1月16日(土)閲覧数:526PV 訪問者数:329人
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