https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/202205/0015281513.shtml
2022/5/7 16:37神戸新聞NEXT。5/8日、神戸新聞朝刊文字おこし
チェント・クオーレ・ハリマ2年ぶりV
天皇杯へ、サッカー兵庫県選手権 FCAWJに2-0
サッカーの天皇杯全日本選手権兵庫県代表決定戦を兼ねた
第25回兵庫県選手権(神戸新聞社共催)最終日は7日、
同県洲本市のアスパ五色で決勝があり、
チェント・クオーレ・ハリマが2-0でFCAWJを破り、
前身のバンディオンセ加古川時代などを含めて
2年ぶり9度目の頂点に立った。
ハリマは前半36分にFW川口真史のヘディングシュートで先制。
後半41分には磐田や今治でプレーしたMF上村岬が追加点を挙げた。
FCAWJはパスをつないで攻め込んだが決定機を欠き、
FC淡路島として出場した昨年に続いて決勝で敗れた。
チェント・クオーレ・ハリマは22日の天皇杯1回戦で、
三重県代表(8日決定、鈴鹿ポイントゲッターズ)と
三重県鈴鹿市の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で対戦する。
亡き母にささげる決勝ゴールだった。
チェント・クオーレ・ハリマのFW川口が前半36分、
DF末政の右クロスに頭で合わせた。
「いつもニアに突っ込むけど、あの時はなぜかファーかなと」。
遠いサイドで待ち構え、倒れ込みながらダイビングヘッドで突き刺した。
春先に母繁子さんが急死し、3週間ほどはサッカーが
出来る状況ではなかったという。しかも、加入3年目で
この日が初先発。主力FW藤田祥史(元横浜M)の離脱もあり
巡ってきた舞台だった。「ゴールしたら天を見るつもりが、
興奮して忘れてました」。先制点を挙げると両手を
上げながら味方ベンチに走った。
28歳。J2山口でのスタッフ経験を経て関西リーグ1部
和歌山でプレーしたが、3年前に左膝の大けがで
退団した苦労人だ。それでも誘ってくれた当時の
大塚監督(現社長)、日々の居残り練習に付き合って
もらった佐野監督への恩返しにもなった。
「調子がいい選手、走り切れる選手を使う」
と今季初出場の選手を複数抜てきした指揮官の
方針は明確だ。川口も天皇杯本戦の出場は
確約されていないが、「和歌山時代に自分が
ゴールを外してC大阪に負けてしまった。
今度こそチームに貢献したい」
と雪辱の機会を切望した。(山本哲志)
FCAWJ決定力欠く 2年連続決勝で涙
前身のFC淡路島時代から2年連続で決勝に挑んだFCAWJは、
相手の守備網を崩しながら決定力に泣いた。MFとして
J1神戸でもプレーした吉田(真史)監督は「弱さ、甘さが
敗戦につながった」と目を赤くした。
4月の関西リーグ1部で0-0のドローに終わった相手に対し
「ビルドアップから徹底した」とDF太田主将。前回対戦
に比べ、自陣からパスをつなぎ、前線への縦パスや
サイドチェンジで好機を築いたが、
6本のシュートは空砲に終わった。
運営方針を巡る意見の相違があり、今季は選手が
大幅に入れ替わったが「戦術を理解し、体現してくれる」
と指揮官。一定の手応えを得てリーグ戦に戻る。(有島弘記)
5月10日(火)
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2022/5/7 16:37神戸新聞NEXT。5/8日、神戸新聞朝刊文字おこし
チェント・クオーレ・ハリマ2年ぶりV
天皇杯へ、サッカー兵庫県選手権 FCAWJに2-0
サッカーの天皇杯全日本選手権兵庫県代表決定戦を兼ねた
第25回兵庫県選手権(神戸新聞社共催)最終日は7日、
同県洲本市のアスパ五色で決勝があり、
チェント・クオーレ・ハリマが2-0でFCAWJを破り、
前身のバンディオンセ加古川時代などを含めて
2年ぶり9度目の頂点に立った。
ハリマは前半36分にFW川口真史のヘディングシュートで先制。
後半41分には磐田や今治でプレーしたMF上村岬が追加点を挙げた。
FCAWJはパスをつないで攻め込んだが決定機を欠き、
FC淡路島として出場した昨年に続いて決勝で敗れた。
チェント・クオーレ・ハリマは22日の天皇杯1回戦で、
三重県代表(8日決定、鈴鹿ポイントゲッターズ)と
三重県鈴鹿市の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で対戦する。
亡き母にささげる決勝ゴールだった。
チェント・クオーレ・ハリマのFW川口が前半36分、
DF末政の右クロスに頭で合わせた。
「いつもニアに突っ込むけど、あの時はなぜかファーかなと」。
遠いサイドで待ち構え、倒れ込みながらダイビングヘッドで突き刺した。
春先に母繁子さんが急死し、3週間ほどはサッカーが
出来る状況ではなかったという。しかも、加入3年目で
この日が初先発。主力FW藤田祥史(元横浜M)の離脱もあり
巡ってきた舞台だった。「ゴールしたら天を見るつもりが、
興奮して忘れてました」。先制点を挙げると両手を
上げながら味方ベンチに走った。
28歳。J2山口でのスタッフ経験を経て関西リーグ1部
和歌山でプレーしたが、3年前に左膝の大けがで
退団した苦労人だ。それでも誘ってくれた当時の
大塚監督(現社長)、日々の居残り練習に付き合って
もらった佐野監督への恩返しにもなった。
「調子がいい選手、走り切れる選手を使う」
と今季初出場の選手を複数抜てきした指揮官の
方針は明確だ。川口も天皇杯本戦の出場は
確約されていないが、「和歌山時代に自分が
ゴールを外してC大阪に負けてしまった。
今度こそチームに貢献したい」
と雪辱の機会を切望した。(山本哲志)
FCAWJ決定力欠く 2年連続決勝で涙
前身のFC淡路島時代から2年連続で決勝に挑んだFCAWJは、
相手の守備網を崩しながら決定力に泣いた。MFとして
J1神戸でもプレーした吉田(真史)監督は「弱さ、甘さが
敗戦につながった」と目を赤くした。
4月の関西リーグ1部で0-0のドローに終わった相手に対し
「ビルドアップから徹底した」とDF太田主将。前回対戦
に比べ、自陣からパスをつなぎ、前線への縦パスや
サイドチェンジで好機を築いたが、
6本のシュートは空砲に終わった。
運営方針を巡る意見の相違があり、今季は選手が
大幅に入れ替わったが「戦術を理解し、体現してくれる」
と指揮官。一定の手応えを得てリーグ戦に戻る。(有島弘記)
5月10日(火)
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