遊佐未森＠ビルボードライブ大阪（１st)

秋の銀河ツアーのレポ。
いつもより短めの演奏なので
時間、あっという間でしたあーーーー。



２００９．１１．１９　遊佐未森 秋の銀河手帖＠ビルボード大阪（1st）

銀河手帖、みもりんの新譜。
現時点でのみもりんの音がつまっていて
のびやかで自由な空気に満ちているアルバム。
サウンドプロデュースを担当した
渡辺等さんの力も大きいとは思うのです。

ライブで聴いたらもっとすごいことになるぞ？と、
期待感高かったのに
アルバムリリース直後のツアー（夏の銀河）は都合合わず。
参加された方々から「素晴らしい！」の声に
いいないいなあーと思っていました。

メンバーは小編成ながらも秋銀河ツアー開催の
お知らせに、今度こそ参加する！と鼻息荒く。
大阪にやってきました☆

午後からのんびり大阪に入って
３月カフェミモの時は地元友人に案内してもらって
初歩きした中崎町を、
♪きみとあるいていた道をひとりで　今は迷いながら♪
→みも曲からの引用で（笑）　歩いてみた。


かわいいショップがあるという点では堀江もそんな町ですが、
堀江よりももっと「住宅地」の中に店が散らばっている
そういう印象を持ちました。
くねくねっとした路地に入り込んで
えー、こんなところにお店が？っていうの発見したよ。
平日ですけど、わたしと同じようにお店探しをしていた
女の子、数人見かけました。
気になっていたお店いくつか定休日だったのが残念です。
ライブが一番の目的なのでまたの機会に。

梅田に出ると、中崎町から歩いて数分なのに
ぜんぜん雰囲気が違う。クリスマスモード！


ハービスができて５周年？
まだ新しい建物でしたね？
オープンの時、タイガース優勝セールがありましたっけ。

会場はハービス内にあるビルボード大阪、旧のブルーノート大阪です。

ここへは２００５年、ブルーノート時代に
たあぼう（大貫妙子さん）の企画ユニット、
K'DOライブを観に行って以来です。。。。。あの日、
受付待ち時間に並んだことから知り合いとなった
たあぼうファン友との出会いがあったなあ。。。。。なつかし。

開場して案内された席。
。。。。。さすがに真ん中は空いてなくて
左端、ステージからは２列目のテーブル席に。
一人参加で来てみたけれど、
当日になって行けそうになったからと
友がかけつけてくださいまして、隣同士に座ることができました。
どうもです☆

ブルノの時もそうでしたが、食事飲み物オーダー可能。
調子に乗って食べ過ぎると
支払いの時に請求を見て青くなるので（笑）抑え目に。

いよいよ始まります！
メンバーのみなさんがスタンバイ。
ステージ左から
鶴来正基さん（ピアノ、アコーディオン）
渡辺等さん（ベース・今回バンマス）
楠均さん（ドラムス）

みもりんをよく知っている、最強チームですね！

最後にみもりん登場～。
髪、短くされたのでしょうか、後ろでひとつに結んでましたけど
ちょこん。カチューシャ状にキラキラアクセサリーを巻いてました。
ワンピース、朱色地に赤系の色でまあるくにじんだ模様がフワフワ
丈は膝くらいです、袖がバルーンみたくふんわーりしてた。
足元は茶色のタイツに黒？濃茶？のエナメルっぽいヒール靴でした。
カチューシャ状のチェーンアクセと同じっぽい
ロングネックレスが胸元でキラキラしていましたー。

センターマイクに立ちました。

１曲めは新譜　銀河手帖でもオープニング曲の道標。
等さんのグオーーーーンと
ゆっくりと下りてゆくベース音にキャー☆これこれーーーっ。
しっとりとした落ち着きのある曲です。
でもだんだんと、明るくなりつつある明日に向かって
歩き出そうという気持ちになれる。

♪夢をためらわずに　思いのままに　/　　いつかまたどこかで　君に会いたい♪
ここのメロディがすごく好きです☆

♪水面に　映し出す　あしたのわたし♪
最後、うるんだそら　と歌い終わる瞬間の空気とかも好きだなあ。

本日は２ステージ制なのです。
悲しいことに２本目を観ることができません。。。。うるうる。
後のほうが盛り上がるだろうと思いながら。
１本きりの参加です、しっかり味わいながら聴きたい。

次は　春の雨　しっとり優しい歌声。いい感じにしみてくる。

また新譜からショコラ
軽やかなサウンドで流れてきます。みもりんも軽やか。
間奏の時だったかな？みもりん、何かを取り出して手に持つ。
「。。。ショコラを。。。」え？配るの？？？
最前席のみなさんに向かって手渡し。
わたしの前のテーブルのご夫婦さんにも渡されて、
ちょっとここまでは届かないなあ。。。。。とぼんやり見ていたら
みもりんが。。。。こっちを見てる？お？？？
そして、届くように腕を動かして。。。。。。。ショコラを投げてくださいました！！
わたしのことをわかった上でかどうかは何とも言えないけれど。
うひひひ。みもりん、ありがとうーーーーー！！！
もったいなくて食べられない。。。。。が、食べます～笑


♪きみにも　わけてあげよーーーーう♪
ふうっと手を離れて空に浮かぶような歌声。

ご挨拶をしてから
「本当はステージから（食べ物を）投げてはいけないんですけどね。。。」
でも、投げちゃいました～。たぶん食べられますよ。。。などと話してました。
この曲はアルバムのなかで一番最後に完成したそうです。
ショコラ、ぱっと聴き恋愛の歌みたいに聞こえるでしょ。
でも、もっと大きなテーマもあるんですよ～みたいなお話あり。

ここで入ったのかは覚えてないですが、メンバー紹介から。

鶴来くんとは長いつきあい。。。。。
去年のソングトラベルでもご一緒で。。。。。
あれ、大阪来ましたっけ？→大阪はツアー先には入ってなかったと思う。。。。
（わたしは広島で観たのでした）ゆえに場内微妙な空気。。。。
ま、でもなんとかまとめて（笑）
デビュー時に一緒に関わって、しばらく間が空いてまたこうして一緒に
演奏にかかわれる。。。。縁ですね。
鶴来くんの「泉のようにわいて出る」ピアノの音がすばらしいと紹介されてました。

それから均ちゃん。均ちゃんはカフェミモですっかりおなじみ。
みもりんと均ちゃんの会話は「楽屋風になってしまう」くらいなごんでしまうそうで
ゆるゆるにならないように心がけることに緊張する！。。。だそうです。。。。！？
北海道の出身。「遠くて軽いと書いて遠軽（えんがる）と読む。。。」町が地元。
いろいろ小難しい風に話し、
「さすが哲学科出身！」とみもりんに言われてました。
均ちゃんの所属していたバンド。。。。？でいいのかな　くじら　の
昔のアルバムジャケットに小学生の均ちゃん写真が使われているそうです。

バンマス等さん！
みも「ダブルヒトシですね」
いや、新しいユニット名があるそうですーーーーその名も「均等」。
均と等。わあ、そのまんまだよーーー　わははははっ。

等さんは銀河手帖の音も一緒に創りあげてこられ
みもりんとがっちりタッグ組みました。
夏の銀河ツアー、仙台がファイナルで、みもりんが所属していた
合唱団とも一緒にステージで歌ったそうです。
で、みもりんが所属していた頃？小学生時代の
オペレッタで歌ってる写真を見せてもらって
「遊佐さんは昔からコンセプトがしっかりしているとは思っていたけど」
その頃から今と変わらず？ばっちり決まっていましたよ！と告白（笑）されてました。

最近の活動話:
稲垣潤一さんの企画アルバムに参加しました
「レベッカの　フレンズ　を歌いました」
みもりんが。。。ですか？ほーーー。
なかなか曲が（体に）入らなくて苦戦されたそうですが
何回か挑戦するうちにカタチになったそうですよ。

そして。。。。「三上さんの。。。。」
ゴンチチのゴンザレス三上さんの
企画モノ？（というべき？）に参加しました。等さんも。
銀河手帖、rippleという曲は三上さんの作曲で、そのお礼？に
等さんもベースで参加。
smoked sarmon railway machineでしたっけ。。。。。
例の（パーカッショニスト、辻コースケさんとの）ユニット名です。等さんはスラスラスラ～と言いましたよー。
以前に三上さんご本人から（ブログにて）名前を伺っているはずのわたしが
正式に覚えていないから、これで合っていたかどうかイマイチ不安（汗）。

みもりんは「歌ではなく」ピアノで参加なんですって！
型にはまらない、自由な演奏聴けるのかも！？
リリースの知らせを待ちましょう～。

等さんがマンドリンを持っている。。。。。。。
みも「次の曲は、なつかしい曲ですが、その時もこのマンドリンでした。。。」
演奏が始まって。。。。。この音色はーーー！
♪地図をください
みもりん、今はこんなキレイなお姉さん風なお姿ですが、
あの頃はもっと少年ぽい不思議ーな感じのいでたちでして。
歌声は健在で、違和感ないんよねー。すごいなあ。
なつかしさと新しさとが一緒になったいい演奏。
エンディングの、♪その地図をいちまいください♪
男性陣のコーラスがあったかい☆
この曲をライブでよく聴いてはいるのに。感動しました～。胸いっぱい。

みもりんがピアノについて　ミナヅキ
やわらかな音。昭和という空気もあるような曲。
♪だれかの涙が　にじんだような　アジサイの花がつづいてゆく♪

みもりん、またセンターマイクに戻り、
それまでのやわらかな空気から一転、
ここ、ジャズ系ライブハウスだ！という演奏。速め。
♪眠れぬ夜の庭で　　ですかっ。
鶴来くんのピアノがまさに泉からあふれてくる水のような、
アグレッシヴな音でした。すごいなー。
終わって、均ちゃんに「ドラム、かっこよかったね」と声をかけてた。

次の曲のイントロでまたまた、ああーーーっ。♪ポプラ
一年を通して肌で感じる季節の映りと
大きく包み込む宇宙からの想い。。。がつながってゆくような。
♪救ってくれた　ささやかな体温♪　の、みもりん声ののびが良かったです！

歌が終わってからだったかな？
いまや超忙しい人となった　羽毛田（丈史）さんのアレンジですね。。。と。
羽毛田さんとはゴンチチとお仕事をされているあたりから
接点ができたみたいです。
人と人とのつながり、ご縁ってありますよね。。。。。とも。

夏銀河のライブ、柿の木坂でのものが
ライブアルバムとしてリリースになる告知がありました。
観たかったけど行けなかったライブだったので
これは買わなくては～。
お店での販売はなくてみもりんHPから購入となるから
要チェックですよー。

だんだんあがってゆくのがみもりんライブ！
均ちゃんドラム、イントロはどこのロックか何かかと思った！
ウルフルズライブでの”ガッツだぜ”スタート時のサンコンが叩くドラムに似てる～。。。。
わかる人にしかわからん例えですみません笑
こんな曲、みもりんにあるのかな、なんだろ、なんだろーーーー？
続いて流れたフレーズに、わああーーーーー！♪Happy Shoes♪！
こんなアレンジで臨みましたか！！！！ノリノリ。
♪ハーッピィ　シューーズ～　歌っちゃうぞおーー。
デビューアルバムからです。。。。。すばらしい～。
こんな　サプライズ感をこめた選曲を必ず出してくるので
みもりんライブは外せないです。。。！

みもりんまたまたピアノに。
イントロ流れた瞬間「うわあ！」と叫んでしまった。
♪オレンジ　　わたしにとって大切な１曲です～。
照明もくっきりオレンジ色が照らしてました。
みもりんがピアノから手を離して客席に向かって
問いかけるように歌う、
♪この瞬間をここで生きてると　心から思えたの♪　
うんうんってうなずきながら聴いているよ。
♪言葉なんて　追いつかないくらいにもう　美しい夕焼け♪

。。。。。ただ、締めがですね。。。。。均ちゃんが少し早く終えちゃった？
聴いてるこっちも拍手が難しい終わり方だったです。。。。。笑
演奏後、みもりんと鶴来くんが顔を見合わせて笑っていました～。

センターマイクに戻って　♪ｓｈｉｎｅ！　
すごい楽しいバージョン。
アルバムを聴いた時からライブ向きだと思ってました。
みもりん、ぴょんぴょんくるくる飛んで回っていました！
♪こころのまま　この世界　軽く　越えてゆく♪　あたりの、
前に前に出てくる感じ、ライブでさらに。
楽しいなあ。。。。。しかしこれで終わりなのですかあーーーー。くすん。

アンコールに応えて。♪I'm　here　with　you
PVと同様、フリがついていました。
でも、さらに力強く腕をぐっと出していて、
地に足のついた、堂々としたバージョンとなっていたと感じました！
♪さみしい夜も　忘れないでね　あなたとともにいる♪
この曲、わたしにとってはトータス（松本）さんの　僕がついてる　と
ペアになるような想いがあるように聴こえています。

ほんとーーーーーーに短い時間でした！
無理もないです、やはり２ndも観て１つ分のコンサートなのでしょうね～。

みもりんのライブはいつ来てもすごいなあと思う。
♪わたしたち　みつけたの　あたたかいもの♪
→これは、たあぼうのLuluからの引用ですが（笑）。
この初夏～秋にかけてNHKBS街道てくてく旅を見続けていた影響で
人と人との出会い　あたたかなもの　に触れる出会い
というのに対してアンテナが敏感になってるのかも。

みもりんの歌をこれからも聴く機会がありますようにと
大きく願ってしまいました☆
毎回、すばらしい編成・アレンジで聴かせてくださることに
大きな感謝ですっ。
うーーーー、もっと聴きたい～＞ワガママな思い
２本続けて観ないといかんのよね～。
後ろ髪ひかれまくりで帰宅しましたーーー涙
銀河手帖の他の曲ももっとライブで聴いてみたいと思いました！

来年春に。。。。ありますよね？恒例のカフェミモ１０！
（かえれまテン　みたいな響きだ笑）
開催を信じております。

セットリスト（夏草兄よりいただき。感謝）

道標/春の雨/ショコラ
地図をください
ミナヅキ/眠れぬ夜の庭で
ポプラ/Happy Shoes/オレンジ/ｓｈｉｎｅ！

アンコール
I'm　here　with　you