ピアノ弾きの休日♪

~ピアニスト&ピアノ講師 遊馬(岩間)俊恵の写真日記♪〜
日々感じること。出会った人。モノ。そして音楽。

リュリカ音楽工房は…

リュリカ音楽工房は神奈川県伊勢原市にあるピアノ教室です。 “リュリカ”とはロシア語で「ゆりかご」という意味です。生徒さんの成長をあたたかく見守り応援したい、という気持ちを込めて名付けました。 留学先のロシア・モスクワより帰国してすぐにピアノ教室を始め、18年。小さなお子さまから中高年の方まで、楽しくレッスンしております。 自身も子を持つ親となったこと、親子向けのコンサートをするなどの活動から学んだことを生かし、母親としての目線を大切に、心に寄り添うレッスンを心掛けています。 現在、空き枠が少なくなっておりますが、生徒さんは随時募集中です。 詳細は教室HPをご覧ください(lyulka-musica.simdif.com)

思い出と共に

2008-09-26 13:29:05 | Weblog
来月、一年振りに先生がロシアから来日します

今 レッスンを受けているのは、ネルセシアンというモスクワ音楽院の教授。
紡ぎ出す全ての音に意志を行き渡らせる、素晴らしいピアニストです

…なので、彼のレッスンを受けるため 再び練習三昧の日々を送っとります



この時期に来日されることはわかっているのに、なんでもっと早くから曲の準備をしておかなかったのかしら
…と毎年 悔やんでいるあたし。



弁解すれば、レッスンと、コンサートのための伴奏曲の練習とで、ソロの曲まで手がまわらなかったっていうのも事実…
手を着けていた曲はどれも中途半端な仕上がりなので、必死でレッスンして頂けるレベルまでに練習中なワケです。



今 弾いているのは、ラフマニノフの『リラの花』という美しい(けれど難しい)小品と、ムソルグスキーの『展覧会の絵』という組曲。
『展覧会の絵』は 全曲通して弾くと30分以上掛かる大曲ですが、ずっとやりたいと思っていた憧れの曲です。
亡くなった恩師がモスクワでコンサートをやった時に、あまりにも彼らしく魅力的な演奏に ものすごく感動して以来の。

現在、普段は誰のレッスンも受けていないので、そのコンサートの時の恩師の録音演奏が唯一の道標。
聴いていると、今は亡き恩師との思い出が甦ってきます。
「先生ならこうおっしゃるかも…」と思いながら、亡くなって3年超が経った今も、先生を身近に感じながら過ごしている、ここ数日。


この『展覧会の絵』が仕上がったら、次のソロ・コンサートをやりたいと思っています