伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

海の汚染はどこまでも

2011-11-26 18:36:25 | 放射能問題

世界的海洋コンサルティング会社”ASR”(米国の海洋保全企業)が作成した放射性物質海洋汚染図

11月22日読売新聞 セシウム、3500km沖まで…想定実験で判明
東京電力福島第一原子力発電所事故で海に流出した放射性セシウムが、原発から東に約3500キロ・メートル離れた海域まで達している可能性が高いことが、海洋研究開発機構の想定実験でわかった。。。。。。

事故前の平均的な濃度は0・001ベクレル程度。今回の推計値は、その10~5000倍に高まっているが、国が定めた飲料水の摂取制限の暫定規制値(1リットル当たり200ベクレル)は大きく下回っている。


でもね、海水を飲むわけではないので、飲料水の暫定規制値を出すことがヘン。
生物濃縮は?
そこが問題でしょ。

「食品と暮らしの安全」11月号から
 海の放射能汚染は北海道にまで及んでいるという事だ。
「9月22日、ミッドウェー諸島付近で、福島県から流れたと思われる小型船や冷蔵庫などの漂流物が発見」というニュースが流れた。海洋への汚染の広がりを推測して発表したASR社の放射性物質海洋汚染図は思っていたよりはるかに正確だった。
北海道の太平洋側・道南地方でとれる魚から放射性セシウムがたびたび検出されていることも、この図の正しさを示している。
 そこで、この図を基に海産物の放射能汚染の現状を推測してみた。

昆布
 真昆布、細目昆布、利尻昆布、羅臼昆布(鬼昆布)は今のところ汚染されていないと考えられる。
残念ながら、道南地方の日高昆布(三石昆布)、長昆布(厚葉昆布)は、収穫時期が6~10月なので、今年の分は放射能汚染が始まっているかもしれない。
新ものが販売されるのは11月頃から。

ワカメ
 津波被害で岩手・宮城両県の生産高は例年の3割以下。
厚労省は岩手・宮城のワカメの放射能データを公表しているが、残念ながら検出限界値は50Bq/kg。
食品放射能検査データ


各生協などでも検査結果を公表しているので、確認してください。
ちなみに生活クラブでは検出限界値、放射性ヨウ素は2Bq/kg程度、放射性セシウムは5Bq/kg程度。



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