伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

加藤登紀子さん「ほろ酔いコンサート」にて

2012-12-31 20:00:48 | 日記
12月26日 加藤登紀子さんのほろ酔いコンサートに行ってきた。

コンサート会場のロビーには、たる酒が用意され、聞いてはいたのでさっそくいただく。
ほろ酔いコンサートは今年40周年という事で、観客もそれなりの年齢で、登紀子さんと一緒にコンサートを楽しんでいた。

メッセージ性の高い選曲で、いのちの大切さを歌い上げた。

その中でも、聞いたことのある「貝殻のうた」が・・・。

震災以来ツイッターで自らの詩を発信し続けた福島の詩人・和合亮一さん。
その和合さんの詩に伊藤康英が作曲した曲で、登紀子さんが歌い上げると本当にジーンと心に響いてくる。

♪あなたに 貝殻を そっと 手のひらに 渡したい
 そして そっと 悲しみを 私に 渡してほしい
 終わらない この星の この星の 悲しみを 想っています
 悲しみを あなたのことを 想っています

 命よ この星よりも重たい命
 命の はかなさを知って 泣いているあなた
 私も 共に泣きましょう 共に
 あなた あなた 大切なあなた

 ~ ~ ~ ~ ♪ 

思わずnew album「風歌」のCDを手に取ってしまった。

また、登紀子さん作詞作曲の「青いこいのぼりと白いカーネーション」

♪五月の空は かがやいている その空の下 僕は走っている
 未来へと 時は動いている 何も考えず ここにいるだけで

 海の向こうに消えたあの時 おやじの残した古い時計は
 僕の腕で時を刻んでいる 今もまだ生きているように

 ~ ~ ~ ~ ♪

これを車の中で聞いていて驚いた。
何気ない日常に刻まれた重い現実。
短い詩の中にギュッと詰まって、迫ってくる。



ぜひ一度聴いてみてください。

今年もあと数時間となりました。
大変な年でしたが、皆様にとってはどうだったでしょうか。

今年一年、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。