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伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

白鳥顛末記

2012-02-20 19:34:35 | 日記
2/14「エ!!白鳥?印旛沼湖畔にこんな鳥が来ています」

しかし、見に行っても会えず、もう来ていないとブログに書いたが、その後150羽ぐらいの群れでやって来ていた。
猟期が2/15までだったので、猟銃の音に驚いて逃げてしまうのではと心配していたが、その時期も過ぎて大きな群れで羽を休めていたとの目撃情報。

その間何とか関係者の方々の協力をいただきたいと、動きまわっていたが、みなさん好意的に受け止めていただいたようだ。

来季どうするか、だが、大丈夫でしょう。
協力していただけるようです。
よかった!!

混乱を招くのではと一時ブログから取り下げていたが、タゲリの写真が好評なので、復活しました。


「ホイットニーを殺したザナックス」山本節子さんブログより

2012-02-15 09:30:13 | 日記
「ホイットニーを殺したザナックス」と題して環境ジャーナリスト 山本節子さんが書いている。
以下転用します。

がれき問題からちょっと離れますが、農薬、ワクチン、クスリも私の重要な守備範囲です。
どうぞこれらの問題にも興味を持って下さい。
知識があると、行動が変わってきます。

ホイットニー・ヒューストン、死因はバスタブでの溺死か
(前略)ホイットニーの遺体がホテルの部屋のバスタブで発見されたことを複数の関係者が認めており、
また遺体解剖の結果、彼女の肺の中に水がたまっていたことから、バスタブにつかっている際眠ってしまったか意識を失い溺死したとの見方が有力とのこと。
ただ捜査関係者によれば、ホイットニーが溺れる前に亡くなっていた可能性も否定できないそうで、いまだ更なる調査が進められている。
捜査当局はまた、彼女のホテルの部屋から抗不安薬や睡眠薬など複数の薬が発見されたことも認めている。
http://movies.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=875639


日本ではこういうことになるのでしょうが、ポップの歌姫を突然失ったアメリカでは、この「複数の薬」について、すでに厳しい目がむけられています。


「ヒューストンのホテルの部屋には、ロラゼパムLorazepam, バリウムValium,ザナックス Xanaxのような鎮静剤と、睡眠剤が山のように見つかった」Radar Online http://www.radaronline.com/exclusives/2012/02/drugs-whitney-houston-hotel-room-valium-lorazepam

このザナックスという名前に見覚えがありました。
確か、副作用が強くて、アメリカで問題になったんじゃなかったっけ? 
で、改めて検索しました。
ザナックスは、今問題になっているSSRI系ではないけれど、怒りや敵意、攻撃的になるなど性格を変えるという副作用があり、投与量が多いと眠気、失神、昏睡から死にいたる危険な薬です。
それも酒と一緒に飲むとより危険。

「彼女の後半生は薬とアルコール依存との戦いだった」、「前の日、(イライラした様子など異常行動で)あきらかに自分をコントロールできない様子だった」ことも目撃されており、薬剤の副作用状態にあったことがうかがえます。
アレックス・ジョーンズも、「死因は処方薬だろう。処方薬で死ぬ人間は大勢いるのに、政府はただの一件もそうと認めないんだ」
http://www.youtube.com/watch?v=DqeGDDAu3yw


そりゃ認めません。
なぜならこの薬、向精神薬、抗不安薬、パニック障害によく効くとして、猛烈に売れているからです。
特に日本では。
これについて、和田秀樹氏(精神科医)は:

「……アメリカでいちばん売れている精神安定剤のXanaxという薬が、依存性が強く有効性も疑わしいし、異常行動を誘発する可能性があるということで、1993年1月のアメリカのConsumer Reportsという雑誌でこてんぱんに叩かれた。
この雑誌は『買ってはいけない』などと違って、科学的な根拠をもとに批判する、きわめて権威のある雑誌で、薬に限らず自動車や家電品でも、この雑誌で批判されるとたちどころに売れなくなる。
ましてアメリカの場合、雑誌で批判された薬を使って副作用が出れば訴訟のリスクが大きいので、このXanaxという薬は一番売れていた薬だったのに、1年で売り上げが3分の1になったという。

ここで製薬会社が売りつけようとしたのが、日本の不勉強な医者たちである。
その年にサンフランシスコで行われたアメリカ精神医学会で、その薬を売るためのセミナーをわざわざアメリカで開いて、日本の精神科の教授たち(教授じゃないのに薬屋のスポークスマンのような大学助手も呼ばれていたが、その男はとんとん拍子で出世して、現在は旧帝大の医学部の精神科の教授になっている)を大量に招待した(私の聞いた話ではファーストクラスで、高級ホテルだったらしい。
もちろん、今でも日本の精神医学の重鎮のような顔をしている人はたくさんいる)。
その接待攻勢が利いたのか、今でもその安定剤は日本でも売れ続け、内科医でもホイホイと使っている」
http://www.e-resident.jp/essay/article.php?int_id=154


国民が正しい周知がされない日本では、状況はもっと危険なのかもしれません。
なお、彼女の悲劇にはアメリカらしい背景があります。
いわゆるドラッグ常習が犯罪とみなされるようになり、多くのアーティストはドラッグから処方薬に走っているというのです。
往年の名歌手、トニー・ベネットは、今回、すばやく声明を出して、
「ドラッグ中毒を犯罪とみなすことをやめ、常習者は投獄するのではなく、社会で治癒できるように暖かく見守って欲しい。
最初はマイケル・ジャクソン、次にエイミー・ワインハウス、そして今度はホイットニー・ヒューストンだ。
みんな、ドラッグ合法化に協力して欲しい」と、述べています。
病めるアメリカ。
http://jam.canoe.ca/Music/2012/02/12/19370036.html?cid=rssentertainme

もちろん、これは彼がいわゆる「リクレーション・ドラッグ」に賛成している意味ではなく、ドラッグの方が、医師の処方薬より安全だという意味。
薬大好きな日本人、処方薬をもらったら、まずネットでその来歴を調べてみて下さい。2012.2.14


【拡散歓迎】1/19上映会『あしたが消える どうして原発?』船橋市民文化ホール

2012-01-12 16:51:51 | 日記
上映会『あしたが消える どうして原発?』

20年前に作られた映画で福島原発事故を警告していた作品です。
予告編↓
http://www.youtube.com/watch?v=4lvvCEVF7vg

ソ連・チェルノブイリ原子力発電所の事故から3年後の1989年、福島第一原発の関係者を取材したドキュメンタリー作品。
被ばくしながら作業にあたる労働者など、原発に直­接かかわる人たちの当時の生の声を収録し、テレビ放映や劇場公開はなかったものの地域のホールなどで細々と上映されてきた。
まるで2011年の福島第一原発事故を予言する­かのようなコメントに驚かされる。
配給:マジックアワー/シネマディスト


【日時】 1月19日(木)午前10~11時、、

【場所】 船橋市民文化ホール
JR船橋駅南口から徒歩6分 京成船橋駅から徒歩5分

【主催】 原発と被災者支援を考える会

【参加費】500円

【受付】 9:30時~・・・

【上映開始】10:00

映画の内容などについてのお問い合わせは下記まで

【電話】 047-423-0255

【直メール】 kawawadesu0916@yahoo.co.jp


印西市の白鳥の郷 今年は850羽がやってきた

2012-01-10 17:03:45 | 日記
畔田谷津の命を見守る会の坂本さんからの投稿写真

  印西市の白鳥の郷に今年は850羽以上が飛来しています。
  守る会では過度の集中による病気蔓延を防ぐために、餌の量を制限し、自力での採餌を促しているようです。
  その為に昼間は近隣の水田に分散していますが、給餌時間には戻ってきます。
  カモもおこぼれを期待して集まってきます。


  餌場から飛び立つコハクチョウ


  給餌時間はコハクチョウがひしめき、カモも集まる


  水田で2番穂を啄ばむ群れ

地図を見ると水田1枚に湛水していて、それが「白鳥の郷」ということで、
検索すると由来が紹介されていた。
湛水し続けるため、立派なポンプも設置しているようだ。
印旛沼もあるのに、この田んぼが安心できるのでしょうね。

案内看板引用
平成4年11月14日、当時千葉県鳥獣保護議員をしていた出山光男さんは、
家の前の農業排水路工事のため田んぼの溜め水に6羽の白鳥が舞い降りたのを見つけ、
弱い動植物を愛し自然を愛する心は人一倍強かった光男さんは、
誰もが無理と思った餌付けを、一人で毎日同じ服装で、同じ時間の朝、昼、夕と三回にわけ、百二十日間にわたり餌を与え続けた結果、
年々飛来数も増え、平成10年には125羽飛来数に達し、村内外からも多くの見学客の来るところとなり、
今も本埜村(現印西市)唯一の名物として愛され親しまれている。

コハクチョウで思い出したのが、夏に視察で訪れた米子水鳥公園。
中海に作られた、大山が望まれる、素敵な所だった。

地図上の赤い地点が米子水鳥公園。


コハクチョウの巣の模型。実物大。

http://www.yonago-mizutori.com/blog/
今年のお正月は「コハクチョウが200羽寝ていた」ということで、
白鳥の郷(印西市)の850羽がいかに多いかが分かる。

渡り鳥たちが安心して羽を休める場所は思ったほど多くはないのか。





新春のお慶びを申し上げます。

2012-01-01 00:00:00 | 日記

     畔田谷津のいのちを見守る会 坂本文雄さんより
       銚子沖の日の出
すがすがしい朝日(の写真)を見ながら、今年は良い年になりますようにと願わずにはおられません。

新春のお慶びを申し上げます。

未曾有の震災被害、原発事故を経て、改めて子どもたちを守らなければならないと強く決意しました。
4月の市議会改選以降は、放射能対策で明け暮れました。
原発の即時停止に向け、また子どもたちの放射能被害を少しでも回避できるよう、多くの方々と一緒に活動を進めていきたいと思います。
「さよなら原発1000万人署名」を引き続き行っています。
どうぞご協力お願いいたします。

皆さまのご健勝をお祈りいたしております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2012.1.1

さくら・市民ネットワーク
伊藤 とし子
佐倉市議会議員


イチョウの葉のカーペット

2011-12-03 09:28:38 | 日記


       畔田谷津のいのちを見守る会 坂本さんより
          イチョウの落葉
          近所の公園ではイチョウの落葉が盛んで、一面に黄色の絨毯を敷き詰めた様ですが、
          雨模様で人影がありません。

例年通りのイチョウの落葉
小学校となりの青菅大塚公園
今年は残念ながら、放射線の測定値 地上50cm平均:0.239マイクロシーベルト
落葉の下は草地
犬と一緒の散歩コースだった。



絵手紙を書いてみたい

2011-11-22 23:59:10 | 日記

永年、絵手紙を描いている方から、「15年記念集」を作ったからと贈っていただいた。


私はこの方の絵手紙が好き。

限られた空間を使って、ありったけの表現をする。
身近な題材、富士山などをテーマに、ピリッと小気味のいい言葉を添えた絵手紙。



とってもダイナミックな空間を使った表現に、小さな葉書サイズを忘れてしまう。
こんな表現ができたら、と憧れるが、やっぱり矢部さんの絵手紙が好き。

******************

ブログに載せたことをご報告。
大変喜んでいただいた。
私の好きなこの魚の頭(出世魚のブリしょうか?)
「広辞苑に、ついに載った絵手紙
次世代にきちんと伝え つなげねば」
とある。

この「絵手紙」を始められた狛江市の小池邦夫さんが「絵手紙」という言葉を作られたそうです。
葉書に描いて絵葉書ではなく「絵手紙」という言葉が広辞苑に載った時の「記念の絵手紙」ということでした。
絵手紙人口が増え、社会に行き渡ってからその名称が広辞苑に載るまで長い時間がかかったという事を教えていただきました。



これが放射能の影響?

2011-11-18 00:51:17 | 日記

     坂本さんより ラッキョウの花
     6月に収穫しきれなくて、畑にそのまま残しておいたラッキョウに花が咲きました。
     意外に綺麗な花です。

出前放射能測定をしている。

11/14 近所の測定を頼まれた。
近くの小学校が除染対象なので、心配しての依頼だった。
建物の周りを測って、平均0.13~0.20マイクロシーベルト/時間(1m、15cm高)。

私たちはマイクロホットスポットを探すためはかっている訳だが、やはり危険なことをしていることを実感した。

倉庫の雨どいの下。コンクリート上を雨水のシミ。
測定すると15cm高さ平均0.32マイクロシーベルト/時間。
測定中体に異常を感じた。
頭(脳)がジワーッと絞められた感じ、心臓の筋肉が痛い、気管支上部がひりひり。
立ちくらみ。

次の日は、体調を戻すため、運動をして汗を流そうとしたが、いつも通り体が動かない。
体が重く、筋肉に疲労がたまっている感じ。
化学物質を体から出す方法では、ダメですね。

3日目朝、心臓の筋肉の痛み、気管支上部のひりひり感がまだのこっている。
仕事で九十九里の海沿いまで出かける。
気持ちがいい日差しの中にいると、昼ごろには体の不調もすっきりと治っていた。

これはどう考えても放射能の影響だろう。
0.3マイクロシーベルトは立派に高い値だが、測定器はあくまでも目安。

私は化学物質過敏症だから、他の人よりも感じやすいのかもしれない。
子どもは大人より影響を受けるのだから、私のように感じているのかもしれない。

子どもが外から帰ってきて、イライラしている、八つ当たりする、ダルがっている、痛がっている、もちろん鼻血が出るなどいつもと違った様子だったら、「ヒバク」を疑ったらいいかもしれない。

先日、午前午後と一日中測定をした時は、夕方から感情のコントロールが利かなくなっていた。
結構アブナイ状況。
ネオニコチノイドの影響で、恋人をいきなり殴った女性の話を聞いたことがあるが、あんな感じなのかなと後から理解できた。

農薬・化学物質の被害に加え、放射能の影響も心配しなければならなくなった私たち。

「大人があきらめたら、絶対にだめ」
生き抜くと思わないと、生死を分けることになる。
子どもの未来を守るため、頑張るしかない。

と言っていた、野呂美加さんの言葉をかみしめる。





福島原発震災情報センター設立集会」に参加しました

2011-10-27 08:35:58 | 日記
昨日、福島原発震災情報連絡センター設立集会が衆議院第二会館で開かれた。
設立趣意書と目的は10/17のブログにも載せたとおりです。

福島からも世話人の佐藤さんや、今日「経産省前 福島の女たちの座り込み」に参加する蛇石さんからも、現場の声を聞くことができた。

 センター長の前国立市長 上原ひろ子さんから、福島原発事故問題は「憲法25条 生存権の問題」として考えるべきと設立の目的が語られた。

 午前中は消費者庁、厚労省、環境省から食品の放射能規制値、がれき処理について国の動向も含めて説明があった。
厚労省は、食品の放射能規制値は現在見直しを検討している段階で、昨日までがパブリックコメントの締切期限という事だ。
明言を避けていたが「今年度中に見直し規制値が公表される」とのこと。

 消費者庁は、食品測定器の貸与を募集していて、一時締切ですでに169台希望が上がっているそうだ。
予算は150台分。
これから、貸与条件にかなっているか審査して決定していくそうだ。
貸与期間は今年度いっぱい。
その後一年ごとの更新予定とか。
測定器の在庫もないことから、まだまだ実現には時間がかかりそうだが。

 消費者とのリスクコミュニケーションも各地で開催しているということだった。
「広く消費者の参加を求め、専門家を交えた意見交換会を開催する」とあるが、意見交換会ではアノ放医研の「食品と放射能」学習会と抱き合わせで、生協が音頭をとってリスクコミュニケーションが開催されている。

 食品の全量検査をするべきではという問いには、「流通サイドや出荷サイドで行われているが、法律で義務付けた全量検査はコストの面からも難しい」挙句の果てに「そのコストは価格に反映しますよ」との返答には呆れた。
答えに窮して、消費者庁の立場を忘れているのでは?

厳しい質問が相次いだが、
「一体厚労省、消費者庁はどちらを向いて政策をしているの?
厚労省は国民の健康に立って食の安全を考えているんじゃないの?
消費者庁は消費者の立場に立って晩発性のリスクをどう考えているの?」
という業を煮やした質問が飛ぶ。

「福島に来て市民の声を聞いて、置かれている状況を理解して、政策に反映して欲しい」という声も上がったが、どこも役所は同じ。
のらくら答弁で、決定権はどこにあるの?

最後に福島浩彦消費者庁長官が見えて、きちんと分かりやすく消費者行政を述べていた。
さすが長官と思ったが、最後に「測定結果をどう判断するか、いたずらに騒ぎ立てず正しい情報をもって判断して欲しい。」
それには「リスクコミュニケーションを開催して欲しい」とのことでした。

正しい情報はどれなのか、それを取捨選択するのも賢い消費者の役割です。

木村真三さんの講演内容は後日報告します。
Youstreamでも中継していたが、出来たのだろうか?


中学校創立30周年式典で伝えたかったメッセージ

2011-10-15 12:41:45 | 日記
今日は我が子も通った中学校の創立30周年記念の式典があった。
ご招待いただき、市議会議員代表で祝辞を述べさせていただいた。
今のような状況だからこそ、生徒の皆さんにメッセージを伝えたいと、祝辞を用意した。

抜粋を紹介させていただきます。

 井野中学校創立三十周年、おめでとうございます。
 一期一会という言葉があります。これは「一生に一度の出会いを大切にしなさい」という戒めの言葉だそうです。創立三十周年というこの喜ばしい日を皆さんとともに祝う事ができたことは、一生に一度の幸運な巡り合わせと、うれしく思っています。

 私の子どもも二十一期の卒業生です。
中学校に入ると、生徒の皆さんが入学式や卒業式の式典を進行している姿に驚いたものでした。
それは、先生方が生徒の皆さんの自主性を育む事を目標の第一にしていると目の当たりにしたからでした。
もちろん全員合唱の「 大地讃頌」にも感激しました。

 現在は「宇宙連詩」に取り組んでいると伺いました。
宇宙連詩から宇宙が身近な物となり、大きな視点から物事を考える、スケールの大きさは、さすが井野中と、発表を楽しみにしています。

 3月、震災そして原発事故が起こりました。
大勢の人たちが、住み慣れた土地から離れ、放射能汚染に農業や産業は大きな打撃を受け、そして、学校生活まで奪いました。
今まで良しとされていたことが、そうではなかったという事が、事故が起こって初めて知った人も大勢います。
どうか皆さんは、自分で考え、行動する人間になってください。
ほかから言われたからと信じるのではなく、いろいろな角度から物事を考える人になってください。
これからの日本は、みなさんが創っていきます。
一緒に、この難局を乗り切っていきましょう。
あなた方が成長して一緒に力を合わせる日を待っています。よろしくお願いします。

 保護者の皆様、地域の皆様。この記念すべき創立三十周年を迎えるにあたり、PTAの方々が記念事業の実行委員会を立ち上げ、長い時間をかけ準備をされてきたとのこと伺いました。
井野中は家庭・地域・学校で連携して生徒たちの成長を支援していくという開かれた学校です。
皆さまのご理解のもと、支えられ、見守られながら、子どもたちが健やかに育ちますよう願って止みません。

 3月11日の震災、そして福島原発事故と思いもかけないことが起こりました。
残年ながら原発事故はまだ終息のめどが立っていません。
 子どもたちの未来に責任がある私たちは、心を引き締め、何が大切か、何をすべきかを考えていかなければなりません。
具体的には、子どもたちの被ばく防止を最優先に取り組むことです。
残念ながら佐倉市の中でも、ここ臼井、ユーカリが丘、宮ノ台地区は、比較的放射線の値が高い地域です。
佐倉市は年間被ばく量を一㍉シーベルトに抑えるよう、0.223マイクロシーベルトという基準値を設けて、それ以上の所は除染をすることとして、まずは16カ所を予定しています。青菅小学校、北志津児童センターも入っています。
 給食の食材も簡易測定器2台用意して、測定体制を整える予定です。これからは、子どもたちの内部被ばくを極力抑えていくことが重要な課題です。

 どうかご家庭でもこの原発問題、放射能の被害を受けないためにはどうすればいいか、次世代を担う子どもたちと一緒に考えていただきたいと思います。
 
 学校と家庭、そして地域社会が一体となって、子どもたちを温かく見守っていきたいと思います。
力を合わせてまいりましょう。よろしくお願いいたします。

 井野中のますますの発展と子どもたちの健やかな成長をお祈りして、ごあいさつにかえさせていただきます。
本日はおめでとうございます。


 創立記念式典実行委員長の挨拶でも、震災を超え、今だからこそ、テーマを「感謝」とし、「今の変わらない生活に感謝したい」と述べられていら。
 式典の参加者が同じことを考え、生徒たちが「宇宙連詩」の制作に取り組みながら今の生活を見直し、未来に目を向けている、成長の頼もしさに感動した。
 
また式典の冒頭、卒業生が書いた「感謝」の書について、紹介があった。
小学校時代から書道を続けられた特別支援学級に通っていたダウン症のMさんに、今年の夏テーマをお願いして、Mさんがお母様と一緒に書きあげたという経過に、のっけから感激。

 つい、学校や保育園の行事に行くと、感動してしまい、ウルウルとするのが困る。