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呂先生の中国語ブログ

皆様の中国語学習をサポートいたします~

中国漢方→人参+霊芝

2009年04月26日 | 中国のグルメ・漢方・茶
話その①→人間の姿を思わせる根
人参(rén shēn)は多年生の寒冷高山植物です。成長は非常に遅く、収穫まで5、6年間かかります。しかも、その環境は、マイナス20度以下の雪山の中でなければならないです。そうして5年経った人参が、やっと使用できるものになるのです。5年経った人参でなければ、食べた時に、人参の機能が十分発揮できないとのことです。初めてお祖母さんから人参から切れた一粒を口にする時、甘苦味でしたので奇跡を起こそうとした気持ちでした、飴のように噛んで食べていました。
話その②→秦の始皇帝が探し求めた秘薬
霊芝(líng zhī)はサルノコシカケ科のキノコです。私にとって不思議なキノコというイメージがあります。昔から中国では霊芝が貴重なものとして珍重されてます。秦の始皇帝が神仙術者に命じて「長生不老」になるための仙薬を探し求めさせたことはたいへん有名な話で、その求めた仙薬の一つに霊芝も含まれていたそうです。

今天我去買西東了~上野知音店

2009年04月11日 | 中国のグルメ・漢方・茶
知音中国食品店是卖中国食品和中国调料的地方。因为店里的东西都是从中国直接进口的,所以价格很实惠。店里的售货员都是中国人,买东西的时候都说中国话,所以感觉好像回到了中国一样。(「知音中国食品」は、中国現地の食品や調味料を売っている店で値段も直輸入だけに非常にリーズナブルです。何よりも、お店のスタッフはほとんど中国人なので、買い物する時、すべて中国語で中国にいる気分になります。)

我常常去上野的知音商店买东西,虽然比池袋店东西少了点儿,也有买中国的DVD,CD什么的。我和店里的售货员很熟悉。今天下课休息的时候去了。(よく行くのは、上野アメ横の上野知音店~池袋店より品揃えが少ないのですが、中国現地の本や雑誌、DVD、CDも扱っています。お店のお兄さんと顔見知りです。今日のレッスン合間に行ってきました。)

我马上就买了喜欢的老干妈辣椒酱。这是一种加了很多料的辣椒油,味道很香很好吃。蘸饺子,放在拉面或者麻婆豆腐里都很好吃。因为里面没有大蒜,所以什么时候吃都可以。(早速好きだった「老干媽」の牛肉入りの油辣椒を買いしました~それは何かというと、刻み唐辛子の入った具入りラー油で、つまり激辛調味料。香ばしさが美味しく、餃子につけるのはもちろん、ラーメンに入れたり、麻婆豆腐の料理に入れます。大蒜も入っていないのでいつでも食べられます。)辛いものが好きな方には

中国茶 種類

2008年02月20日 | 中国のグルメ・漢方・茶
中国茶は、その茶葉やお湯の色の名で呼ばれる6種のお茶と、花の香りを楽しむ「花茶」に分けることができます。
摘み取られた葉の中にある酵素が、光や酸素に反応して酸化するのです。この酸化発酵の弱い方から順に、「緑茶」、「白茶」、「黄茶」、「青茶」、「紅茶」、「黒茶」へと変化していきます。

1〈緑茶-lu cha・りょくちゃ〉~中国茶の主流~(70%)最も生産量が多く、中国人が好んで頻繁に飲むお茶。
2〈白茶-bai cha・はくちゃ〉~白い産毛がはえた茶葉~香り、味ともに淡く、ほのかな甘みがして、ストレス解消に効果あり。見た目も美しく、お湯を入れたときに茶柱がたくさん立って、よく動く様子を見ているのも楽しみの1つ。
3〈黄茶-huang cha・きちゃ〉~生産量の少ない貴重なお茶~
4〈青茶-qing cha・せいちゃ〉~一番多様な味と香り~日本でポピュラーな「烏龍茶」や「鉄観音」がここに属します。
5〈紅茶-hong cha・こうちゃ〉~全発酵の甘いお茶~
6〈黒茶-hei cha・くろちゃ〉~まろやかなヴィンテージ茶~微生物を作用させて製造されます。
7〈花茶-hua cha・はなちゃ〉~花の香りを楽しむフレーパーティー~乾燥花が入っているものは、その花がお湯の中で開き、色も出てくるので、ガラスの急須やコップで飲みながら、目でも楽しめるお茶です。

糖 葫 芦

2008年02月17日 | 中国のグルメ・漢方・茶
串に刺さった真っ赤な丸い団子のようなもの、これは中国北部の冬によく見かける“糖葫蘆(タンフールー)”というお菓子。日本で言えば、縁日で見かけるりんご飴のようなものでしょうか。サンザシの実を長い串に7~8個刺し、煮溶かした砂糖でからめて固めたもので、サンザシの甘酸っぱさと砂糖の甘さが絶妙にマッチ。しかも、りんご飴と違って一口サイズなので食べやすい!最近では、サンザシ以外にも、イチゴなどのバージョンもあるとか・・・中国の映画などにもよく登場するので、気がついた人もいるのでは?からめた砂糖が固まって氷のように見えるので、冰糖葫蘆(ビンタンフールー)とも呼ばれています。

中国の吉野家

2008年02月13日 | 中国のグルメ・漢方・茶
中国でも大人気の外資系ファーストフード店は、土日ともなると、子供連れの家族で大賑わい。若者たちのデート・スポットでもあります。中国では、このようなお店はちょっとファミリーレストラン的感覚なのかもしれませんね。日本のファストフードチェーン店、「吉野家」がはじめて北京に出店したのは、1996年。ご飯が好きなので、一度「吉野家」に入ったら、好きになりました。やはり野菜がしっかり取れる北京の「吉野家」でしたが、ちなみに、今、北京の「吉野家」は43軒、周辺の天津や石家荘などには10数軒があるそうです。 また、北京の「吉野家」には、牛丼のほか、 メニューに鶏肉や豚肉のドンポー(東坡)肉、野菜、味噌汁などのメニューがあります。鳥丼のほうが人気です。日本にはないメニューもあったりと、旅行客にとっては日本との違いを比べたりするのも楽しかったりして。

中国の宮廷料理 満漢全席

2007年12月15日 | 中国のグルメ・漢方・茶
清朝の時代に完成した高級宮廷料理とその宴席。満州族が築いた清朝と漢の文化が融合して生まれた中国料理の集大成で、中国全土の珍素材を贅沢に使った高級料理の代名詞。
清朝初期には満州族の料理は厳格に維持されていたが、積極的に満漢民族の融和を進めた康煕帝によって、康煕22(1683)年の元旦、宮中の宴に漢族の料理が初めて取り入れられ、満漢全席が成立。清朝末期にはますます豪華になっていった。
海の幸、山の珍味など食材は極めて多様で、「山八珍」(熊の掌、猿頭、虎腎、わらびなど)、「陸八珍」(駱駝のこぶ、キノコなど)、「海八珍」(ふかひれ、あわび、亀など)といわれる。
こうした贅の極みをつくした料理とデザート150品以上を2日、3日もかけて食べる。食間にはゲームや踊りなどを観賞しながら贅沢な時間を過ごす。健康を維持し、不老長寿を図るという意味もあるとされている。

中国の羊のしゃぶしゃぶ

2007年11月11日 | 中国のグルメ・漢方・茶
冬になると北京は11月中旬から3月中旬まで市全体で暖気(ヌァンチー:セントラル・ヒーティング)が始まるからです。市政府では法律で室内最低温度を18度に決めています。私の北京自宅部屋の中はいつも22度ぐらいでした。

こんな時期、北京のレストランではあちこちで、人々が小さな煙突のついた湯気の立つ鍋を囲み、紙のように薄い肉をひっきりなしに鍋に入れて、すすいで食べている姿を目にします。これが北京名物の羊肉のしゃぶしゃぶで、実は有名な北京ダックよりも、地元ではポピュラーな料理なのです。

羊のしゃぶしゃぶは、おいしく値段もリーズナブルな上に、体を暖める効能があって、寒い冬、体に抵抗力をつけるには最適です。
日本では、日常的に食べる習慣があまりない羊ですが、北京でしゃぶしゃぶに使われている羊肉の殆どは、内モンゴル中部や河北省北部産の、去勢して2、3年経った雄羊を使っていて、柔らかくて羊特有の臭みがありません。
また、しゃぶしゃぶに使うタレにもこだわりが見受けられます。それぞれの家庭で十数種類の調味料を使って、独自に自家製の自慢のタレを調合しているのです。

そして、羊肉の他の具材として、白菜、春雨、にんにくの砂糖漬け、凍り豆腐、羊肉餃子、緑豆めん、ごま付き焼きパン、などで食卓を賑わせます。
これら全てが揃って初めて、伝統的な本場の羊のしゃぶしゃぶが完成するわけです。

話は少し変わりますが、万里の長城へ行かれた方、或いは映像で見た方で、
「おや?」と違和感を感じたことのある方はいらっしゃいますか?
確かに、とてつもなく大規模な建造物なのですが、意外と高さがないのです。頑張れば、人間はその壁を乗り超えることも可能な程度なのです。
それでは、他民族の侵略を阻止するための防壁の機能が働かないかというと、それは違います。実は、この長い壁は人間が超えるのを防ぐためのものというよりも、羊が入ることが出来ないようにするためのものだったのです。当時、軍隊は遠征するときに、食料として体力がつく羊の群れを連れていたのですが、これを封じてしまえば、侵略されることもないと目論んだという訳です。
このように、昔から重宝されている中国の羊肉の料理、機会があったら是非試してみてください。

中秋節&月餅

2007年09月26日 | 中国のグルメ・漢方・茶
旧暦の8月15日(十五夜)に、月を愛で、秋の収穫を祝って地の神様を祀る節句です。この時期の満月は一年で最も円に近く最も美しいとされてきました。

2007年の中秋の名月(お月見)は9月25日。日本では、お月見だんごを食べる習慣がありますが、中国ではお月見の日を中秋節と言い、中国では昔から、中秋節には家族そろって円形に食卓を囲み、月を鑑賞しながら、満月のように円い食器で食事をして家族団らんを楽しみます。また、この時期には「月餅(yuè bĭng)」を親しい人やお世話になった人に贈る習慣があり、中秋節に月餅は欠かせません。

これは、あんの中に月をイメージした「咸蛋黄(xián dàn huáng)=塩漬け卵の黄身」が入っている月餅のことで、この時期だけ作られる“中国伝統の味”とされています。中国では、中秋節の前にのみ、この蛋黄入りの月餅が作られているようです。ほっこりとした蛋黄は塩味が強く、あんとのコントラストがはっきりしていて個人的に好きな月餅です。

秋の北京ダックをうまく食べよう~

2007年09月23日 | 中国のグルメ・漢方・茶
 
北京ダックは、かつて明・清朝時代の歴代宮廷における宮廷料理でありました。その後、北京ダックの作り方が民間に流れて、北京料理の代表の座を射止めるようになったのです。
今日、北京ダックは中国だけでなく、世界中の人々に愛されている料理の一つになっています。北京では、「全聚徳」のダックが一番美味しいと言われています。
ところが、いくら美味しいとはいえ、食べ方が適切でなければ、せっかくの美味も台無しになってしまいます。今回、北京ダックの美味しい食べ方をご紹介したいと思います。
まず、ダックを食べる季節はいつが良いかというと、それは秋なのです。なぜなら秋のアヒルの肉は柔らかく、秋の温度と湿度が北京ダック作りに一番適しているからです。次に、ダックを食べるタイミングですが、その場で選び、その場で焼いたダックが一番美味しいことは言うまでもありません。
そして今度は食べる本番です。北京ダックの最もよく知られた食べ方は、「甜面醤」(特製の甘い味噌)を少しつけ、葱や胡瓜あるいは大根の千切りを一緒に、「荷葉餅」(通常丸くて薄く延ばされた平たい皮のことを言う)で包んで食べるのです。
あるいは、ニンニク好きのお客さんは、よくニンニクに「甜面醤」をつけて、また大根の千切りなどを加えて、「荷葉餅」で包んで食べます。さっぱりした味の好きな方には、このニンニクをつけた食べ方がとても人気があるそうです。ニンニクは油っこさを解消する役割をもっているからです。
また、葱やニンニクなど、匂いの強い野菜が苦手なお客さんは、白砂糖をつけて食べるのをお勧めします。この食べ方は、その昔、北京の豪族のご夫人方とお嬢さんたちの間で流行り、始められた食べ方だそうです。
女性客の場合、ダックと一緒に白砂糖が必ず出てくるのが「全聚徳」の一つの慣習になっているそうです。
 お肉を食べ終わり、もう終わりだと思ったらそれは大きな間違いです。残ったダックのガラを使ってとても美味しいスープが出来るのですから、この絶妙な一品は、決して逃さないように!