月扇堂手帖

観能備忘録
あの頃は、番組の読み方さえ知らなかったのに…。
今じゃいっぱしのお能中毒。怖。

海賊

2010年03月06日 | バレエ
Kバレエカンパニー(大阪・梅田芸術劇場メインホール)

数年前、神戸公演のチケットをやっととったら熊哲が怪我をしてしまい、今回東京公演のチケットをとったら自分の予定が変わってしまい、縁がないのかもと諦めかけていた「海賊」だったけれども、三度目の正直で大阪へ。

よかった。

いつにもまして男性ダンサーの活躍が多い演目で、みんなめいっぱいアピールする。壁際に立っている人まで演技に手抜きがなく、何より舞台に立つ喜びが伝わってくる。だからKバレエは好きだ。

熊哲のテンションが高いのも嬉しい。そろそろダンサーとしては引退なのかなと思っていたけれど、なんのなんの、ジャンプでもスピンでも、まだ彼を超えることは誰にもできないらしい。

跳ぶのも廻るのもすごいけれども、何よりそのあと、ピタッと止まれるのは彼だけみたいだ。

荒井さんがメドーラの回だったのも、大好きなのでわたし的にはラッキー。

カーテンコールも全員並んで華やかで、満足でした(^_^)

2幕に出てくるチュチュのヴァリエーションは、意味がわからず、ちょっと長くて退屈にも感じたけれど。

*****

メドーラ:荒井祐子 コンラッド:遅沢佑介 アリ:熊川哲也
グルナーラ:松岡梨絵 ランケデム:橋本直樹 
ビルバント:ビャンバ・バットボルト
パシャ:ルーク・ヘイドン 他


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4 コメント

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熊哲さん (玲羅)
2010-03-07 08:41:48
これがホントの三度目の正直ですね。

バレエは、ほとんど見に行きませんが
熊哲さんのKカンパニーは、ちょっと興味ありますね。

バレエの世界には、疎いワタシですが、
熊哲さんが紹介された当初は、
「日本人でも、こんなにスゴイ人がいるんだ!」と思ったものです。
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玲羅さん、こんにちは。 (月扇堂)
2010-03-09 03:31:41
>「日本人でも、こんなにスゴイ人がいるんだ!」

パンフレットに17歳当時の彼が演じたアリの写真が載っているのですが、
あり得ないジャンプ力です(@o@;)

写真で見ると、跳んでいるというより、もはや宙に浮いているという感じで!
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はじめまして (Odette)
2010-03-10 19:21:18
はじめまして。
「熊川哲也 海賊 大阪」で検索して、こちらにたどり着きました。「三度目の正直」で
熊川アリを見ることができ、しかも二公演違ったキャスト、席位置で見ることができ、色々な発見がありました。

お能とか歌舞伎とか、興味はあるのですがとっつきにくくて…。いろいろ勉強させてくださいね。
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Odetteさんへ (月扇堂)
2010-03-10 20:17:44
はじめまして、ようこそ♪

トラバありがとうございました。
レポートを拝読して、共感いたしました(^0^)
二日連続で行かれたのですね。
7日のレポも楽しみにしております!

これからもどうぞよろしく~。
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