月扇堂手帖

観能備忘録
あの頃は、番組の読み方さえ知らなかったのに…。
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ハンガリーのお土産

2019年06月29日 | 旅メモ
ほとんど休止状態のブログに突然ですが、ハンガリーお土産特集です。

先日ひょんなことから(いえ、決してひょんなことではなく、いや、「ひょん」って何だろう? まあ、それはともかく、ハンガリーで今様白拍子の公演があり)ブダペストへ参りました。

公演についてやブダペストの街について語ると長くなりますので、買ってきたお土産についてだけ、メモ的に記しておこうと思います。

●ワインの部

ハンガリーといえば、トカイワインが有名です。

貴腐ワインということですが、口にしたこともなかったので、レストランでいただいてみたりガイドさんに教わったりして、にわか勉強。

知識がないので実際に飲んだものと同じラベルを探したかったけれど、短い時間でそこまでは無理で、結果、写真の三本を入手しました。



中央が、トカイの貴腐ワインです。「5」とあるのは、一樽に入れる貴腐葡萄の量をさすそうで、「5」より「6」の方が甘いのですが、レストランでいただいた時これなら飲めると思ったのが「5」だったのでこちらにしました。

ちなみにレストランで美味しかったのがこれ。


デザートワインとは言うけれど、ベタ甘ではなくお食事といただいて十分でした。

向かって右は、同じトカイでブドウも同じ品種ですが、貴腐菌は入れず辛口さっぱりに仕上げたもの。お値段はぐっと優しくなります。カフェジェルボーでいただいたのがとても飲みやすかったのでした。

あ、でも別の日、打ち上げパーティーでは、入手困難な逸品もいただきました。素晴らしい賞を取っても値が吊り上がるのを望まない頑固なワイナリーのものだそうです。



左側は、エゲルの赤ワイン。酒屋さんで好みを聞かれてなにやら答えていたら、これがポピュラーだということだったので。

ビカヴェール(Bikaver)とは「牡牛の血」を意味します。

どれもまだ開けていませんが、どんなお味か楽しみです。

●お菓子の部

何かサクッとしたお菓子があればと思いましたが、配りやすいものは案外見つからず、結局チョコだのみに。

まず失敗がないだろうということで、老舗カフェジェルボーで、「猫の舌」(ヨーロッパではポピュラーな形)を購入。パッケージが美しいです。







同じお店に干菓子っぽいものがあったので、これはお茶のお稽古用に。





マジパンの老舗Szamosのチョコは、ちょっとひんやりさせて食べると美味しくて人気でした。



市場でも売店でも色々なところで見かけて綺麗だなーとうっとりするも、買っても配れないし一人で食べるようなものでもなさそうと最後まで手を出さなかったのですが、結局最後の最後に誘惑に負けて購入したchoco me。ガイドさんは見栄えだけだって言うけど、どうでしょうか。





そばにパラパラとあるのは、ホテルで毎日ベッド脇に置かれていたチョコ。可愛くて美味しかった。お花とかフルーツとか大好きなお国柄みたいです。

駄菓子の類なのかもしれませんが、トゥーロールディ。カッテージチーズをチョコやカカオクリームでコーティングしています。試食したら美味しかったのでたくさん買いたかったのですが、要冷蔵だし夏の日本で配るの大変だしと、冷やしたワインを保冷剤代わりにして7つだけ持って帰ってきました。



他にもいくつかありますが、おススメできるのはこんなところ。

●刺繍の部

カロチャ刺繍、マチョー刺繍という素晴らしい手わざのお土産品がたくさんありました。せっかく買っても置ける場所がないので、小物を2、3求めただけですが、テーブルセンターやブラウスなどどれも綺麗で可愛らしかったです。大物は供給が追いつかず、数年待ちだとか。





以上、ブダペストのお土産ルポでした。





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