こんにちは 楽居の小野寺です。
今日は湯河原の頑居堂で枝の皮むきを体験しました。
今回使ったのは桧の枝です。
この時期には頑居の周りにある枝を剪定するので、今日はその枝を使います。
木材にとって夏までのこの時期は水をよく吸うので皮と幹の間に水分がたまり 皮を剥ぐ時にとても楽だからです。(by親方)
伐採した枝は捨ててしまうのではなく枝の曲りを生かして階段の手すりにしたり、枝分かれのYの字を生かして物干しの受けにしたりと色々余すところなく使います。
ご覧のように大きさも形も様々ですが、半年から1年ほど日陰で乾燥させ出番を待ちます。
それまでに僕も技術を身につけ、この枝たちを加工できるようになりたいと思います。
~おまけ~
直径15cmもあるとても大きな孟宗竹を使い、何かできないかと
輪切りにし「竹の鉢」にしました。
今の時期は苗木になるモミジがたくさん生えているので
形の良いものを選び植えました。