造の記 ~つくりのしるし~

楽居の現場日記や、大工の日々の日記です。。

玄関框の加工

2012-05-03 22:23:50 | 逗子市O邸(大規模リフォーム)

湯河原の工房 頑居堂での加工作業

今日は逗子市O邸の玄関框の加工です。

O邸の玄関框の木種は地松で、お施主さんのリクエストは

木の曲りを生かした玄関框がご希望でした。

 

加工前の松の板です。

芯をもっているため、芯のところから大きく割れが入っていたので

まず、割れに従い写真のように 一枚だった板を2枚にしました。

木目に沿いチェーンソーでざっくり 荒取りをして

チョウナでコツコツ仕上げ

ご覧のような表情になりました。

玄関に収めるのも、床を張りこむのも手間がかかるが

その分、良い玄関になりそうです。

 


補強基礎完成

2012-05-03 07:39:36 | 鎌倉市梶原H邸

あいにくの天気ですが、GWですね。

鎌倉梶原H邸の進行状況です。

無筋で施工されていた既存の基礎への補強が完了しました

前回⇒梶原H邸コンクリート打ち

 リビング床下の防湿フィルムを敷いた様子です。

防湿フィルムとは地盤面からの水蒸気の発生を防いで

床組の乾燥状態を確保するために敷くものです。

要は、地面からかがってくる湿気により床下の木部が傷まないようにするものです。

防湿フィルムを敷いた後、砂利を敷き詰めました。

お庭に咲いていた赤いつつじです。

燃えるような赤ですが、葉の緑が優しく見せてくれます。

現場にはあまり花がないので、ふと目にしたとき

きっと心落ち着くのではないでしょうか。