こんばんは、楽居 木村です。
さて土壁が塗り始められました。
荒壁という行程です。
土がいい具合に発酵しているため、牛小屋の中で仕事をしているようです。
土が乾くにつれ匂いもなくなります。
まずは、このように
梁が写っていませんが、M邸は天井が付くにも関わらず、
土台から二階床梁まで塗りあげられています。
これは、通し貫と土壁で面としての力をつけるため。
下駄箱の部分
丸太の束が浮き出てきて、数寄屋ぽくなってきました。
左官の佐々木さん。
塗面戸を塗ってもらています。
左官でやると少し侘びた雰囲気が出ます。
面戸とは垂木と垂木の間に通常、木の板で入れるものです。
名前の通り、木で入れるのも、左官で塗るのも面倒です。
「面戸は左官と大工で痛み分け」 という言葉もあり
今回は左官屋さんにも担当してもらいました。
それではまた。