造の記 ~つくりのしるし~

楽居の現場日記や、大工の日々の日記です。。

仕事初め

2010-01-08 21:05:44 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。

楽居の新堂です。



仕事初めと共に、設計の遠野さんの監修の元
年末に製作した版築の型枠を解体しました。

版築とは・・・
古代から伝わる土を突き固めて、主に壁として造られるものです。

昨年の12月の中頃からワークショップを始め・・・






建築家の高橋さんの指導を受けながら着々と進みました。

ワークショップでは、多くの方々に参加していただき・・
遠方は、富山県からも来ていただきました。





鉄の(たこ)で地道に着き固めていきます。



型枠をばらした後の版築壁の様子です。

まだしっかり乾いていないのですが・・
しっかり層が確認できます。



この版築壁の前にストーブを設置します。
遠野さん、のお話では、版築壁は蓄熱体としての役割があるそうです。
そして・・CО2と反応して100年硬化し続けるそうです。

現場もまだまだ正念場です。
次は、Rの荒壁塗りもありますので・・
ワークショップの際はまたご報告いたします。

本年もまたどうぞよろしくお願いいたします。

最新の画像もっと見る