造の記 ~つくりのしるし~

楽居の現場日記や、大工の日々の日記です。。

M邸 刻み

2010-03-31 23:56:22 | 材木座 M邸
楽居 木村です。

昨日の湯河原は4月にもなろうと言うのに、なんと・・・



こんなに なっちゃいました。

急きょ親方にもM邸の刻みに参加してもらいました。



これは柱に貫を通すための穴を開けてもらっています。
M邸の基本構造は「通し貫」でほとんどの柱に穴を掘らなくてはなりません。
通し貫とは、柱に貫穴というものを開け、30mmx105mm等の材料を通し
柱どおしを結んでいくものです。
家を倒壊しにくくする重要な構造材であり、壁の下地でもあり、敷居、鴨居の下地でもあります。


私はこんな感じで仕事してます。


着工日

2010-02-22 21:29:56 | 材木座 M邸

こんにちは、楽居 きむらです。

今日は材木座M邸の着工日でした。
1日目は埋蔵物の検査がありました。
60㎝の穴を掘り、何かすごい物が出てこないか確認します。

さあ 何か出てくるでしょうか?
あ!!!!

何も出ませんでした。

今回の基礎はコロンブス工法という方法です。
また報告します。


墨付け

2010-02-01 11:35:15 | 材木座 M邸
こんにちは 楽居の木村です。

朝から親方と「材木座M邸」の伏せ方の確認等 打合せをしました。
今日も湯河原の「頑居堂」で墨付けです。







土台の墨付けは完了です。



「材木座M邸」は小屋組みが複雑なので、次の墨付けは
小屋組みからやろうと思います。

墨付け

2010-01-29 20:49:19 | 材木座 M邸

こんばんは、楽居の木村です。

現在、湯河原の頑居堂(加工場)にて 「材木座M邸」の墨付けをしています。

上の写真は檜の3寸5分角(105mm)に土台の墨付けをしているところです。
化粧で見えてくる土台もあるので、継ぎ手等に気を使いながらやってます。

私の使っている墨つぼと、墨差です。
線を引くための墨差は普通は竹で出来ていますが、私は銅製のものを使っています。

墨付けを待っている材料たち。



また報告します。さようならー


M邸 地鎮祭

2010-01-16 17:55:28 | 材木座 M邸

こんにちは、楽居 木村です。

先日 材木座はM邸の地鎮祭が行われました。

今回のこのお宅は数寄屋造りで、すべて和室という
大工冥利に尽きる仕様になっています。

これから一生懸命 M邸を作り上げたいと思います。