きまのウクレレ日記

好きなウクレレの事、愛犬らっきーの事、バラを育てている事等の日記です。

昭和のクラシックギター 1

2020-07-14 21:26:40 | ギターリペア

この所、頂いたガットギター を毎日少しだけ練習しています。
教本は前にも書いたですが10年ほど前にスペイン製のガットギター を購入した時に、一番易しそうな薄っぺらい教本です。(スペイン製のギターは手放しました)

練習のキンバリーギターですが、音は意外にも良く気に入ってはいますが、時々和音が少し微妙に聞こえる時があります。
もちろん下手くそなのが、いちばんの原因ですが、あれこの譜面は少しおかしいのかなと疑ったりします。

また、ある音がボワーンと少し響き過ぎ、、これも腕だとは思いますが、比べるべきギターもないので、1つもう一本あるといいなと思いました。

オークションで小平というギターを見つけ、狙っていました。
ただし、サイドに大きな凹みがあります。
合板のローズに見えますが、合板の凹みを元へ戻すのは難しいなと思いました。

そのギターは、欲しい人が数名いてオークションでは競り負けました。
予算的に断念。

一旦は諦めましたが、翌日だったか今度はすごく汚いが、とても木になるギターでした。
で、今度はオークションで競り勝ちました。

元々、この節ガットギター の人気はありませんので、綺麗な高級品は高いですが、ちょっと傷が多いものは皆さん、敬遠すると思います。

そこで手に入れたのが1965年生まれのこのギターです。
 
杉かなと思ってましたが、どうもスプルースのように見えます。
バックとサイドはローズウッドです。
合板ではなく、すべて単板の様です。

かなりの傷と汚れです。
 
ボトムに何やら塗料の様な汚れがあり取れません。

中も埃だらけで、ゴミもありました。
掃除をしました。
 
ペグもあまり質の良いものではなく1つはボタンが違い、1つはギヤがかなり甘くなってる物がありました。

一旦、漂白してみましたが、ボタンの汚れは中からの様なので深追いはやめます。

パーツは磨けば多少綺麗になります。

このオリジナルを使うつもりです。
  
1000番の紙やすりで汚れは削ってみました。

ネックはキンバリーよりもかなり薄く作ってありました。
    

この材料、傷は多いですがよく見るとベアクロウや少し虎目の様な模様が見えます。
そして何よりも、このギター重さがものすごく軽いのです。

続く。


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