Kさんのコアロハ・テナー・ウクレレ修理 4

傷もほぼ違和感無くなったので、ボディーを磨いて弦を張ります。 今回はお預かりした弦を張ってみます。 ナットの溝の高さは既にかなり低いので、今回は弄りません。   弦は一度張って、更にもう一度張り直します。 この後、しばらく弾いて、サドルを僅かに下げました。 今回のコアロハは割れてしまった当日に連絡を頂き、翌日から修理出来たので傷跡も開かずに、綺麗に修理出来まし . . . 本文を読む

Kさんのコアロハ・テナー・ウクレレ修理 3

本日は夕刻から。昨日の塗装面を水研ぎしました。 もう一度、着色してラッカーを吹きました。これで塗装は終わりの予定です。乾いたらまた表面だけ少し加工します。 ピースコンは毎回綺麗に洗わないと使えなくなります。 次にヤスリでサドルのトップを少し加工しました。  フロロカーボンのローGに合わせて弦長を微調整しますが、まだ仮の調整です。 割れた傷跡は気にならないレベルになりました . . . 本文を読む

Kさんのコアロハ・テナー・ウクレレ修理 2

サドルに接着したローズウッドを少し削り下面も少し整えました。 少しはみ出した接着剤は削り取ります。 次に少し着色して、時間を置きラッカーを筆塗りしました。 時間を置き、1500番で水研ぎします。 乾いたら、また色を少し塗って、上塗りはラッカーを筆で塗りました。 その後、乾いたら今度は2000番で水研ぎしました。 グラスウールで少し磨いてみましたが、まだムラがあるので、エアブラシ . . . 本文を読む

Kさんのコアロハ・テナー・ウクレレ修理 1

ウクレレ勉強会仲間のKさんのウクレレを修理します。コアロハのテナーでよく使われている様ですが、今回は落下による割れを直します。他にサドルが、本人が削ったようで下げ過ぎているので、見直してピッチも修正します。　　　　　　　　　　写真では分かり難いですが、汚れもそれなりにあるので、まず水拭きで汚れを拭き取ります。　ネック裏に傷が多めです。　クラックとボディーとの接着も剥がれています。サドルは殆どブリッ . . . 本文を読む

Nさんのカアラ・スタンダード・ウクレレ修理 6

弦をナイルガットより細めのオルカスに変えた事で、弦高が少し下がったことも影響して、１弦と４弦に音が少し詰まっている様な感じがしたのと、元々の特徴ですが騒々しい感じの鳴り方が気に入らないので、それを緩和させる意味で硬めの牛骨のサドルの底にローズの薄い板をサンドイッチしてみます。　　まず相応の大きさにカットしたローズウッドをサドルの底に接着します。少しづつ削って薄くしてゆきます。刃物やヤスリで慎重に削 . . . 本文を読む