昨年の9〜10月にお預かりしたカマカのコンサートタイプのウクレレがまた再入院です。前回の記録を見ると、同じ部分が少し剥がれていたと書かれていますが、剥がれが進行してしまった様です。トップにしろバックもセンターのブックマッチの部分が剥がれる事はあまりないのですが、このウクレレはバックに少しアールがあり、そのために少しテンションが掛かっている様です。時間の経過とともに接着剤が劣化してくることは良くあり . . . 本文を読む
掃除が済み、注文していたペグが来たので、付けます。 何度か解説していますが、まず穴を少し広げます。次にステップリーマーで段付きの穴にします。ストッパーの小さな穴を開けて回転止めの部分が入るようにしておきます。 この時代のカマカはヘッドが11mm程度なので、ペグはポストが短い方を使います。ネジでフリクションの調節をします。 ナットの溝が少し高いので、微調整します。まず、元から張ってあ . . . 本文を読む
先日の続きです。ジャンクとしてオークションに出品されていたカマカですが、当時の造りのアバウトさがジャンクと見られたのでしょう。 そこで隙間はパテやラッカーで埋めて行きました。ヒールの削り方も確かに少しアバウトです。ヒールとネックの貼り付けも少し隙間がありました。 出品者はネックに捩れを感じるとありましたが、捩れはありませんでした。 指板を掃除しました。稀に指板を掃除しないでいきなりレモンオイルを塗 . . . 本文を読む
年に数本、オークション等からジャンクと書かれたウクレレを買う事があります。最近ですとケーリーが数本、カマカが2本、ルナ他にもあったかもしれません。大体は直して、またオークションで里親を見つけて良好にその後を過ごしている様です。今回は、ネックが少し外れかけている。ネックが捻れて感じる、甘酸っぱい匂いがすると言う事で、かなり安価に出品されていた物を保護しました。その日は偶々、ネットにシステムエラーが生 . . . 本文を読む