最終的に少しナットを削りました。これは1弦と2弦を弾きやすくする為に3弦と2弦を少し下げました。要するに同時に抑える時とバレーなどで同時に押さえる時に3弦が邪魔をしない為です。 汚れはその都度拭き取ります。 弦とフレットの隙間は紙で具合を見ます。ピックアップを確認して終わります。 本日の午後に無事にオーナーの元へ帰りました。 . . . 本文を読む
今日も朝起きてすぐに弾いてみました、少しリバーブがかかる様な音質でした。このウクレレ、そういう音質の特徴があるのかなと思いましたが、基本的にウクレレは勝手にリバーブがかかると弾き難いものです。最近、リバーブが電気的にかかったり、スプリングでかけるものも有る様ですが、ウクレレはポロンと音が切れるのが魅力なので、下手にリバーブや倍音が掛かると好みにもよりますが嫌なものです。 さて、まだ少し弾きにくく感 . . . 本文を読む
ウクレレは楽器なので音が命ですが、実は演奏性がいいのが一番なのです。弾きやすい楽器は、結果として弾かれた場合音がいいのです。単音で音が良くても音楽は連続した音なので、演奏性が一番。そこで鍵になるのが、ナットなのです。今日も午前中はずっとナットの溝と格闘していました。無理に削ろうとすると牛骨は簡単に欠けてしまいます。そうなったらやり直しですから、慎重にならざるを得ません。もちろん削り過ぎたら、作り直 . . . 本文を読む
いよいよ弦を張りながら、少しづつナットとサドルを調整します。簡単に音が合ってしまうウクレレもあれば、そう簡単にはいかないものがあります。今回は元々、少し音質に問題ありで一弦の音が出ないと言うのが、預かった理由です。単に弦高を上げれば直ると言うものではありません。 ナットを少し合わせて小さく削りました。弦を張りまえます。今回はマーチンのM600と言うフロロカーボン弦を張ります。 写真こそ有り . . . 本文を読む
1弦の音の延びが悪い、2弦の音が少しびりつく。原因を考えながら、中を覗いてみました。 配線をやり直す事も考えていましたが、取り敢えずピックアップはしっかり付いている様なので、次にフレットを調べましたが、これも許容範囲なので、昨日作りかけたナットを手直しします。 次に弦高も、音の要因なのでサドルも作り直します。ナットと同様、無漂白の牛骨で作る事にします。サイズはガットギター用から作ります。 ピッ . . . 本文を読む