ホテル前の船着場からチャオプラヤー・エクスプレスに乗り込み、川を北上すると三島由紀夫の「暁の寺」で有名なワット・アルンが見えてくる。
同じ寺と言っても日本の寺とはえらい違いだ。
この仏塔には非常に急勾配な階段があり、上へ昇ることができる。以前来たとき、昇ったのはいいものの、あまりの急勾配に降りられなくて塔の上で泣き叫んでいる外国人の女の子がいた。
以前の2回の旅行でどちらもここへ来て、いずれも塔の上まで昇っている。3回目もまた来てしまった訳だが、また昇ることに。
何度昇ってもこの急勾配っぷりはたまらない。特に降りるときは何度経験していても足がすくむ。塔の上で、インド人のおばあさまが「ささ、お先にどうぞ。」と階段を譲ってくれるが、降りている途中で早くも太腿あたりがぴきーんとしている。こんなところをその歳で昇り降りするあなたはすごいよ、おばあさま。
頑張って仏塔を支える者たち。酷暑の中お疲れさま。
＃この後3日間、太腿が重度の筋肉痛。ご昇降は計画的に。
