今日は楽しみにしてた地域福祉論の授業の日でした
授業の中で、ロールプレイングというのがあって、
福祉に携わる色んな人の視点に立って一つのことについて議論をします。
今日のテーマは、先週の続きで「ボランティア」。
障害児と遊んだりするボランティアをやりたい大学生と、
ボランティアの存在には賛成だけど自分の施設には受け入れたくない施設職員の人や、
施設で暮らす高校生の女の子とかの立場でボランティアの受け入れに関して議論しました。
私は今までボランティアって否定的にとらえたことがなかったので、
カルチャーショックを受けました。
そもそもボランティアとしてできることって一体なんなのでしょうか・・・。
受け入れ反対派の施設職員の人の言い分の一つに、
「ボランティアが子供を過保護しすぎて何でもやってあげてしまうせいで、
子供が自分でできることまで人に頼るようになる」
っていうのがありました。
それは子供の可能性を摘み取ってしまうことでもあるわけで、
将来的にはその子のためになるとは言えないのです。
今日の朝、駅で杖を頼りに歩いている女性がいました。
ラッシュの時間帯だったので速足の人の波について行くのが大変そうで、
杖が足に当たった周りの人は怪訝な顔でその女性を見てました。
改札を出る時列から外れてしまってなかなか出れない状態になってたので、
ほっとけなくなって、「改札こっちですよ」と私は声をかけたんですけど、
結局あんまり役に立てませんでした・・・。
私がやったことって正しかったのか良く分からなくなりました。
声をかけなくてもその女性は自力で改札から出れただろうから、
私がやったことはただの自己満足お節介なのかもしれません。
「小さな親切大きなお世話」なボランティアじゃないボランティアってどんなんなのか、
そのうちわかるといいなぁ。