LIPRIVERの部屋 (フォトブログ)

1日数枚の写真を掲載 花の写真、神戸の素敵な所、関西を中心とした写真を紹介。ただ、写真と記事とは余り連携していません。

自分史3

2007年09月26日 | 自分史

小学生の頃は、自分で私の言う事はおかしいけど、物静かなおとなしい目立たない子供だったように思う。母が昔、親戚の叔母の花屋の横でたこ焼き屋を何年かした事がある。今から考えるとたこ焼きといいながらも当時、烏賊が具になっていた。今なら笑えない話ですけど、その時は安い具財を使用することで必死だったのだろう。高学年頃、手伝いに行った事もある。だから今でもたこ焼きを焼かしたら上手いものである。昭和30年代、オリンピックの時代にやっと家庭にもテレビが普及した頃。昔は電話も呼び出しの時代。今から考えると、それがかえって隣のつながりを親密になっていたのだと思う。夕方になれば近隣の食事の匂い。今日はさんまだ、カレーだ、焼肉だと色んな匂いが各家庭から。今は家をしめきり、その匂いさえわからなくなってしまった。今は良くプライバシーの侵害だとか、色んな事で問題。隣の人がどんな仕事をしているかも知らない時代。良くもあるが寂しくもある。そうそう家に新しい家電が来ると何か嬉しかった。テレビ、洗濯機、冷蔵庫が。今の子からしたら想像も出来ない時代。洗濯機といっても最後は自分の手で絞る。ローラーを回していた。何もかも便利になり、裕福になったけど、心の何処かは満たされない現代。贅沢になり、それになれ、考えたら恐ろしい時代です。もし、電気が来なくなったら、もし、水道の水が出なくなったら、考えただけでも・・・・・。でも、何処か昔に帰る事も必要なのでしょうね。京都へ行っていた時、店の前に打ち水をしていた。昔では各家庭から家の前を毎日のように掃除、夏になれば打ち水、それが自然にあったような気がする。そんな心使いが嬉しく感じるのは歳行ったせいなのでしょうね。 <o:p></o:p>

ミント神戸より