神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災のあった1995年の12月にはじめて開催され、震災で亡くなった人、怪我をした神戸の街と人々のために、復興(再び元に戻り盛んになる事)へのねがいをこめて始められました。今年で12回目ですが、クリスマス前に毎年開催されております。又、行かれた時には募金箱も設置されていますのでご協力して頂く様お願いもしています。ルミナリエの意味はイタリアからくる言葉で電気で飾る事を意味しているようです。私が初めて見た時は、それほど多くの色がなく、でも、震災後、明かりがホント少なかったからとても感激した事を今も鮮明に覚えています。ホント、震災後、神戸の街は暗かったですからね。昔は100万ドルの夜景、1000万ドルかな?それが一瞬で破壊されたから、自然の事といいながらも驚異ですよね。明かりもない生活、水も配給と行った生活、たまごが1個100円、ガムテープが1個500円、ポリタンクが1,000円とか、ひどい商売が横行した事も覚えております。そんな逆手にとった商売。ホント許せなかったですね。でも、それは数少ない一部でしたけど。多くの人からの助けが会って今のルミナリエにつながって行ったのではないでしょうか?学校の炊き出し、又、ある地域では、世間から余り好ましいとは思われていない人の炊き出し、恐かったけど、あの時の味噌汁の味は、今は一生わすれない味になっています。今思い出しても心がホットになる。やはりルミナリエはいろんな意味で震災を思い出す。忘れてはならない復興の灯火かも知れません。