LIPRIVERの部屋 (フォトブログ)

1日数枚の写真を掲載 花の写真、神戸の素敵な所、関西を中心とした写真を紹介。ただ、写真と記事とは余り連携していません。

小椋佳

2006年10月05日 | Weblog

6年ぶりの小椋佳のコンサート。久しぶり生で聴くコンサートはやはり素晴らしかった。歳をとってくるとこうしたしっとりした聴く歌がやはり心に残る。思い起こせば初めて聴いたのは17歳の頃、しおさいの詩、木戸をあけて、どんな人が歌っているのだろう。伸びのある声、澄んだ声量。レコードを買い集め何度も繰りかえし聴いた若い頃。もう、レコードで聴く事がほとんどないこの頃。また、出して聴こうか。若い頃の小椋佳の歌を今日は聴かせてくれた。客が年配もあっての配慮だろうか。若い人にはなじみない人かも知れませんが、詩に人生がある。そんな小椋佳の歌が大好きな私。この4・5年コンサートほとんど行っていない自分に家内に言われきずく。ホントどうしてだろう。ここ何年間余裕がなかったせいだろうか?心の余裕が・・・・。コンサートのラスト曲。船旅の詩にこんな行(くだり)があり、自分がこの度、会社を辞め自分の心に響くものを感じた。

船旅に擬(なぞら)えるなら兎に角に私の船は
甘やかな港を後に帆を立てて錨を上げて
海へ出た荒ぶる海へ
煌きの宝探しか安住の島を求めてか
行く先のまだ定まらず自らの力もしらず
入り混じる期待と不安
志同じくして並び行く友に出会えるだろうか
心を熱く重ねて連れ添える愛に出会えるだろうか
人の身はままならぬもの何故かしら時に無気力
情けない怠け心が忍び込み漂流船と
成り果てる恐れが襲う

自らの力もしらず、私自身どうなるんでしょうね。5年後、10年後、悔いばかりの人生で終わるのでしょうか?入り混じる期待と不安。ホントその通りかもしれません。負けたくはない気持ちは日に日にたかまり、でも自分の道はまだ見えない。このまま社会に抹殺されるのでしょうか?ただ、今は前に向くだけ。心を熱くし、永遠に前だけを見つめる自分になろうと・・・・・。

 

コメント
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