歯科界は日進月歩...

名取市のライフタウン歯科クリニック 院長のひとりごと。。。

学校健診は難しい…

2012-11-10 22:29:57 | お仕事
本日は岩沼歯科医師会講演会に参加。

学校歯科医生涯研修制度 基礎研修会



今まで”基礎コース”は何度となく受講したけど、

未だアドバンスコースはなし。

基礎終了がアドバンスへの切符というけど…


それはそうと感じたことを正直に書くと、

健診レベルの統一はかなり道は険しいと思いました。


まずは健診環境の違い…

自分自身をとってみても、

ここ数年は持参の拡大鏡+専用LEDライトでかなりよく見えるようになったけど、

その前は60Wの裸電球。

たぶん診断レベルにかなりの差があったでしょう。


そして何よりも診断基準。

何度となくレクチャーは受けるけど、ギリギリの判断は担当医次第。


今日の講演を聞いてもその困難さがよくわかりました。

とある先生が言ってました。

健診しながら、自分の学校は平均レベルから大きく外れていないかが気になると…

ちょっと違和感。

気になるのは、

学校の歯科的レベルではなく、

自分の診断基準のような気がしたので…


きっと完璧な統一は無理でしょう。

でも自分は基準に則りブレない健診をしたいと思いました。

そうすれば少なくとも自分の担当校での推移がわかるから。


ちなみに自分が担当する小学校は、

平成20年度に宮城県健康な口腔とよい歯の学校表彰で県内唯一の優秀校となりました。

もちろん健診基準が甘いわけではありません(笑)


恐れずに言うならば、

もっと歯科校医同士の競争があってもいいのでは?

また目指さなくては…


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