歯科界は日進月歩...

名取市のライフタウン歯科クリニック 院長のひとりごと。。。

保険診療もメタルフリー化へ…

2017-12-25 23:12:46 | お仕事
きっと歯科関係者以外は知らないであろう知識。

保険診療でも、条件が整えば脇の歯(小臼歯)や奥歯(大臼歯)でも銀歯以外の被せ物ができるんです。

その名はCAD/CAM冠。

硬質レジンという、大雑把にういうと硬いプラスチックの歯です。

同じプラスチックとはいえ、従来のものとはレベルが違います。


正直、保険外診療のセラミック(石・ガラス)と比較すると、まだまだな感はありますが、

この素材が保険で使えるようになったのはかなり画期的です。

国の施策変更といっても過言ではありません。

日本の歯科用金属の相場はほぼロシアが握っていますから。。。


ご存知ですか?

日本の歯科で使っている歯科用金属。

その中に含有されるパラジウム。

パラジウムはレアメタル、ロシアがほぼ仕切っています。



ドイツで、保健省が幼児や妊婦に使用しないようにという勧告も出ている金属でもあります。

それも以前は日本で許されている歯科用合金のパラジウムは20%だったのが今では12%…

金属としてのレベルの落ちています。



せっかく治した銀歯がどうしてまた虫歯になるの?って思ったことないですか…

これにはちゃんとした理由があります。

知りたくありませんか???


続く…



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