今日、とあるリハ学校で、
「死と理学療法」という題で講義をしてきた。
ここ数年、この学校の講義を頼まれていて、
全4回の中の一回が、このテーマだ。
しかし、この講義、やるほうも実は気が重い。
学生が引かないだろうか?
これをきっかけに、辞めてしまうのではないか?
そんな思いにかられてしまう。
しかし、厳然たる事実である。
理学療法を行ううえで、必ずと言っていいほどであう、患者さんの死。
地域理学療法というカテゴリーの中で伝えるのだが、
「地域」の話をするのに、「死」は避けられそうもない。
いや、避けるべきではないと思う。
従って、学生さん達よ、逃げずに正面から捕らえてほしい。
今年は時間が増えたことで、
午後にも授業を行った。
本を紹介し、そこから事例検討を行ったが、
はっきり言ってその本を学生さんが読んでいる間、
ディスカッションしている間、
ず~っとドキドキしていた。
「こんな授業でいいのだろうか?」
「学生さん達に受け入れてもらえるだろうか?」
「私の思いがちょっとでも伝わるだろうか?」
などなど、いろんな思いが交錯する。
「老化」は私が今一番目の前に対応している方たちがいらっしゃる。
その話をすればいい。
だが、「死」となると自分がそう多く経験していないだけに、言葉も慎重になる。
#過去に自分が死にかけた事はあったが(苦笑)
まぁ、過去に経験したことを含め、
学んだことを彼らにぶつけるしかないだろう。
受け止めて欲しい、そして、これから彼らが出会うであろう、
患者さん・利用者さんのためになればと、願う。
今日はホント、疲れたなあ・・・
「死と理学療法」という題で講義をしてきた。
ここ数年、この学校の講義を頼まれていて、
全4回の中の一回が、このテーマだ。
しかし、この講義、やるほうも実は気が重い。
学生が引かないだろうか?
これをきっかけに、辞めてしまうのではないか?
そんな思いにかられてしまう。
しかし、厳然たる事実である。
理学療法を行ううえで、必ずと言っていいほどであう、患者さんの死。
地域理学療法というカテゴリーの中で伝えるのだが、
「地域」の話をするのに、「死」は避けられそうもない。
いや、避けるべきではないと思う。
従って、学生さん達よ、逃げずに正面から捕らえてほしい。
今年は時間が増えたことで、
午後にも授業を行った。
本を紹介し、そこから事例検討を行ったが、
はっきり言ってその本を学生さんが読んでいる間、
ディスカッションしている間、
ず~っとドキドキしていた。
「こんな授業でいいのだろうか?」
「学生さん達に受け入れてもらえるだろうか?」
「私の思いがちょっとでも伝わるだろうか?」
などなど、いろんな思いが交錯する。
「老化」は私が今一番目の前に対応している方たちがいらっしゃる。
その話をすればいい。
だが、「死」となると自分がそう多く経験していないだけに、言葉も慎重になる。
#過去に自分が死にかけた事はあったが(苦笑)
まぁ、過去に経験したことを含め、
学んだことを彼らにぶつけるしかないだろう。
受け止めて欲しい、そして、これから彼らが出会うであろう、
患者さん・利用者さんのためになればと、願う。
今日はホント、疲れたなあ・・・
たしかに難しいですね.
人生を締めくくる大事なイベントとして,
私たちがいかにかかわるか・・・
「死」を語ることは,「生」を語ることと同じだな と最近よく感じます.
死にかけたことがある、というだけで随分説得力が違うのではないですか?
まあ、それを売りにはできないけどね。(^^;)
自分の祖父母の死を見たことがあるか?
なんてのから入るといいのかもね。
(でも、それこそこの世代の祖父母は長生きだから、まだ経験ないかな・・・)
本当にそう思います。
人間の致死率100%なのですからね。
難しいのは、医療職は健康であり、
目の前の患者さんたちは、障害や生命の危機に
さらされている。
理解しておかねばならないことだと思います。
いままでの体験談(このブログにも取り上げた)を
少しづつはなしてきました。
今回の講義では、冒頭に身近な人の死に出会ったことは?
と聞きました。約6割の学生が手を上げました。
世の中が「健康・成年・男子」、いわゆるフォーディズム
で動いている以上、死や老化、障害なんてのは
排除されかねません。
やっと最近、注目されてきたかな、と。
一人称の死
二人称の死
三人称の死
とありますが、
どうしても三人称の死として捉えることが多いですが、
死生観として、もっと身近に死を考えていくことも大切ですね。
リハビリテーションやケアというのは、
より良い死のプロデュースなのかもしれませんので、
>より良い死のプロデュースなのかもしれませんので、
確かに、そういう面もありますよね。
だからこそ、命を救えないこともある、
むしろそっちのほうが多いことに気付いてほしいな、と。
人に伝えること、とても難しい…さすがに死に掛けたことはありませんし(…笑)
介護の現場(当時特養)では、利用者を見送ることあり、最初は悲しさばかりでしたが、見送る時いつも、「わたしはこの方に何かしてあげられたんだろうか?」と考えていました。それからでしょうね、見送る時になるべく後悔しない介護を心がけるようになったのは…(時間とストレスとの戦いですが…)。
直面してからでないと感じにくいことを伝えることは難しい。けれど思うのです。その言葉が、ちゃんと彼らの心に響く日は来るはず、患者さんや利用者のためになる日は来るのだと。
学生さんの気持ちも考えつつ、大切なことを伝えてくださることに感謝です。
私も今は特養がフィールドです。
いろいろな別れがあります。ありました。
こういうケアでよかったのかな・・・?
という思いはそれぞれの利用者さんにあります。
そして、その思いを胸にしながら、働くしかないと思います。
少しでも学生さんに伝われば、と思います。