先日全国首長アンケート結果が新聞に載っていた。
(数字は%)
問1:介護保険加入者を現行40歳から引き下げる考えについて
①賛成46.8(20歳以上35.7 25歳以上5.1 30歳以上31.0 35歳以上17.4)
賛成の理由
・財政が安定する27.3 ・普遍的な制度へ発展を目指すべき61.7
・若年障害者が介護保険を利用できる9.9
②反対50.3
反対の理由
・若年者の負担が発生する65.2
・障害者のサービス水準が低下する2.1
・若年者が障害者になる確率が低いなど介護保険になじまない31.8
問2:介護予防について
①期待する21.6 ②ある程度期待する54.8
「期待する」「ある程度期待する」理由
・効果がありそう44.3 ・老人保健事業などで一定の効果があった7.6
・介護給付費抑制につながる46.8
③あまり期待しない21.2 ④期待しない2.0
「期待しない」「あまり期待しない」理由
・専門職の確保が難しいなど事業展開が困難23.2
・予防効果がはっきりしない60.3
・対象者が予防サービスを受けるかどうかがわからない14.1
問3:地域包括支援センターの数
①0ヶ所:4.2 ②1ヶ所:69.2 ③2~3ヶ所:5.7 ④4~5ヵ所:3.7
⑤6~10ヵ所:3.4 ⑥11ヵ所以上:2.6
問4:療養病床の再編・削減に
①賛成20.6 ②反対56.9 ③どちらともいえない19.8
賛成の理由
・医療の必要度が高い患者に限定すべき43.3
反対の理由
・退院、退所後の受け皿が不十分72.0
・介護療養病床の名前が変わるだけで実態が変わらない17.2
・介護・医療給付費の抑制につながらない10.6
「どちらともいえない」理由
・総論賛成、地域で実情が違う
・受け入れ先が明確にされない限り、判断は難しい
その他
・制度改正が早く、理解に戸惑う
・国の秩序ない方向転換で、公立病院の経営が脅かされる不安がある
【Life感想】
その他いろいろあるのでしょうが、
我が家の新聞をまとめると以上のようになりました。
「介護予防」についても、賛成の約半数が給付費抑制を期待としている。
ということは、やっぱお金が大事で、住民の健康ではないように感じてしまう。
同じくらいの人が「効果がありそう」ですからね。
漠然とした期待感にとらわれているともいえる。
逆説的に「予防効果がはっきりしない」が60%ですね。
これが真実だと思いますよ。何を持って効果とするのか?
介護予防教室や事業に参加した人が、頚部骨折や脳卒中を起こしたら、
「効果はなかった」となるのか?
また、療養病床についても首長さんの不安感が浮き彫りになりましたね。
病院を急性期に特化する以上、そこからはみ出る人の受け皿を作らなきゃいけない。
そういう中で、療養病床を再編・削減となると、受け皿をどこへ持っていくか?
社会保障費は枠がほぼ決まっているのだから、
医療を絞っても介護が膨らめば、相対的に一緒じゃないないの?(笑)
じゃあ全体を絞れば?という議論になると、
社会保障制度そのものが崩れる危険が大きいと思うのは私だけ???
まぁ、大事なことは「専門職が足りない」ですよ。
需要はあるのですよ>理学療法士協会の方々
給料が下がるとかいわずに、どんどん参入しましょうよ・・・
(数字は%)
問1:介護保険加入者を現行40歳から引き下げる考えについて
①賛成46.8(20歳以上35.7 25歳以上5.1 30歳以上31.0 35歳以上17.4)
賛成の理由
・財政が安定する27.3 ・普遍的な制度へ発展を目指すべき61.7
・若年障害者が介護保険を利用できる9.9
②反対50.3
反対の理由
・若年者の負担が発生する65.2
・障害者のサービス水準が低下する2.1
・若年者が障害者になる確率が低いなど介護保険になじまない31.8
問2:介護予防について
①期待する21.6 ②ある程度期待する54.8
「期待する」「ある程度期待する」理由
・効果がありそう44.3 ・老人保健事業などで一定の効果があった7.6
・介護給付費抑制につながる46.8
③あまり期待しない21.2 ④期待しない2.0
「期待しない」「あまり期待しない」理由
・専門職の確保が難しいなど事業展開が困難23.2
・予防効果がはっきりしない60.3
・対象者が予防サービスを受けるかどうかがわからない14.1
問3:地域包括支援センターの数
①0ヶ所:4.2 ②1ヶ所:69.2 ③2~3ヶ所:5.7 ④4~5ヵ所:3.7
⑤6~10ヵ所:3.4 ⑥11ヵ所以上:2.6
問4:療養病床の再編・削減に
①賛成20.6 ②反対56.9 ③どちらともいえない19.8
賛成の理由
・医療の必要度が高い患者に限定すべき43.3
反対の理由
・退院、退所後の受け皿が不十分72.0
・介護療養病床の名前が変わるだけで実態が変わらない17.2
・介護・医療給付費の抑制につながらない10.6
「どちらともいえない」理由
・総論賛成、地域で実情が違う
・受け入れ先が明確にされない限り、判断は難しい
その他
・制度改正が早く、理解に戸惑う
・国の秩序ない方向転換で、公立病院の経営が脅かされる不安がある
【Life感想】
その他いろいろあるのでしょうが、
我が家の新聞をまとめると以上のようになりました。
「介護予防」についても、賛成の約半数が給付費抑制を期待としている。
ということは、やっぱお金が大事で、住民の健康ではないように感じてしまう。
同じくらいの人が「効果がありそう」ですからね。
漠然とした期待感にとらわれているともいえる。
逆説的に「予防効果がはっきりしない」が60%ですね。
これが真実だと思いますよ。何を持って効果とするのか?
介護予防教室や事業に参加した人が、頚部骨折や脳卒中を起こしたら、
「効果はなかった」となるのか?
また、療養病床についても首長さんの不安感が浮き彫りになりましたね。
病院を急性期に特化する以上、そこからはみ出る人の受け皿を作らなきゃいけない。
そういう中で、療養病床を再編・削減となると、受け皿をどこへ持っていくか?
社会保障費は枠がほぼ決まっているのだから、
医療を絞っても介護が膨らめば、相対的に一緒じゃないないの?(笑)
じゃあ全体を絞れば?という議論になると、
社会保障制度そのものが崩れる危険が大きいと思うのは私だけ???
まぁ、大事なことは「専門職が足りない」ですよ。
需要はあるのですよ>理学療法士協会の方々
給料が下がるとかいわずに、どんどん参入しましょうよ・・・