ふつうの暮らしとリハビリテーションとケア

もし、障害を負ってしまったらどうするか?
今までの生活は??
暮らしを支えるリハビリテーションとケアを考えます。

37.2℃

2006年04月13日 | 在宅失敗談!
夕べは飲み会でした。
新人さんの歓迎会。

ケアマネさんの歓迎会に混ぜてもらったのですが、
在宅裏話が聞けて、新人さん引かなきゃいいけど(笑)

さて、今後は訪問をその新人さんに渡すことになる。
新人さんなりの訪問を展開して欲しいと願う。

私自身が訪問に携わったのは、今の職場に来てからだ。
まぁセラピストが私一人ということもあり、在宅・ディサービス・入所、
すべてをこなしていたけど、このたび新人さんの加入で再編。

私が訪問を始めて、最初の失敗が「37.2℃」だ。

訪問リハやりますよ~と宣伝して、ぼちぼち利用者さんが増えていたときだ。
その最初のころに契約していただいた方だ。

それまでは、体調も順調であったが、ある日「37.2℃」。
これに戸惑った私は「発熱時は運動療法、リハビリはできないんですよ・・・」
と言って帰ってしまった(笑)

後から所長に叱られたけど(苦笑)

デビューして間もないころだったので、しかたないといえばしかたない。
けれど、何かできることはあったはず。

例えばDrに連絡して指示を仰ぐ、所長に連絡して指示を仰ぐ、
本人・御家族さんの意向を確認し、一部でもいいから行う・・・
などなど。

「発熱は運動療法禁忌」という思い込みが強かった。
電子体温計で37.2℃なら、今なら御家族さんに説明して、
様子を見ながら一部でも行うところかな?

もちろん、血圧や脈拍、食欲・水分接収量等を確認してから、
少しでも違和感を感じたらDrへ確認するのは前提だ。

新人さんへ、この「37.2℃」の失敗を伝えたいなんて思うのでした。

ちなみに、こういう失敗が私だけでなく、
新人訪問看護師さんもチョコチョコやったので、
訪問看護・リハのガイドラインを作成しました。

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6 コメント

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そのガイドライン、 (onuki)
2006-04-13 08:17:07
ぜひ見てみたいものです。

どんな項目になっているのですか?

Unknown (ぷろPT)
2006-04-13 18:39:06
確かに新人時代はそのような事がありますね。今は点数上、そんなことも言ってられないような事情もありますが・・・・。先輩から新人さんへ伝えることって大切ですし、先輩の失敗や想いが一杯詰まっているんですね。
おぬきさん (life-reha-care)
2006-04-13 20:54:22
項目はですね、

1、初回訪問時の注意点

2、接遇

3、緊急時の注意点

4、運動療法禁忌について

5、疾患別注意点

6、訪問サービス終了時の注意点

というところです。
ぷろPTさん (life-reha-care)
2006-04-13 20:56:07
まぁ、失敗談のほうが、真剣に聞いてもらえます(笑)
Unknown (たらじろう)
2006-04-13 23:23:35
ご無沙汰しております。走れ在宅屋!(訪問リハビリ)のたらじろうです。



熱が出ているときの対処って結構悩みますね。どこまでか、リハを実施できるかできないか確かに曖昧です。



その前に、たぶん、水分補給や場合によってはクーリング、投薬確認など発熱の対処をしてしまうかなと。これじゃあリハ業務になってませんね(笑)結果、記録には、リハの実施内容も書けず、上のような処置を書いてしまったり。事務員にこれじゃ算定できないじゃんと怒られたりしてます(笑)
たらじろうさん (life-reha-care)
2006-04-14 07:32:48
そうなんですよね。

まあ、訪問看護7は、あくまで看護師の代理だそうで、

こういう処置が本来なんでしょう。

#と少し愚痴を言ってみる。



ウチでもこういう場合、算定していないですよ。

以前、問い合わせたところ、実際にROMとか

筋力強化とかリハビリ業務をやらないと算定できないといわれました。

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