Nigel Olsson - Little Bit Of Soap

ほんのちょっと石鹸があれば
僕の顔についたきみの口紅はとれる
でもほんのちょっとの石鹸なんかじゃ
決して決して消えないんだ

僕の心と痛みと　目の痛みは
僕のこの孤独な年月の間についたもの
ほんのちょっとの石鹸じゃ
僕の涙を洗い流せるはずないんだよ

ほんのちょっとの石鹸があれば
僕のあごについたきみの粉はとれる
でも ほんのちょっとの石鹸じゃ
取り除く きっかけにはならないんだ


僕が感じる苦痛のことさ
何年ものの孤独な年月で付いてしまったんだ
ほんのちょっとの石鹸じゃ
僕の涙を決して洗い流せやしないのさ

聞いたことあるかい？愛が消え始めるときのこと
それは一日中泣いてる誰かだけに残るものかい？
鳥のように　きみはコマドリの巣を出たんだ
そして小鳥が すべてを置き去りにするように
きみは飛び去って行った…

ああ ほんのちょっとの石鹸は
最後には きみの香りを取り去るだろう
でもほんのちょっとの石鹸じゃ
想い出は決して決して洗い流せないんだ


夜にきみの名前をつぶやいた想い出
孤独な年月の間にずっとそうしていたんだ
ほんのちょっとの石鹸じゃ
僕の涙を決して洗い流してはくれないのさ

ああ ほんのちょっとの石鹸じゃ
決して 決して
僕の涙を洗い流せやしない

ほんのちょっとの石鹸じゃ
決して 決して
僕の涙を洗い流せやしない

ほんのちょっとの石鹸なんかじゃ
そんなものじゃだめさ…