象が転んだ

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無能や馬鹿ほど出世する?サラリーマンの世界。その2〜産廃系成り上り型人種とゲスな商魂と脊髄反射的強欲と〜

2018年07月23日 17時33分42秒 | お題

 ”馬鹿ほど出世する”(Click)は、ある意味軽いノリと安直な嫉妬心から書いたのですが、サイトを潜ってみると、かなり当てはまってますね。
 逆に、出世した人で、成功した人で、頭のいい人って、殆ど見当たらない。それだけ、脊椎反射系のゲスな商魂が幅を利かせる。 
 あるコラムに書かれてた様に、”バカほど決断が早い”とあった。全くその通りだと思う。そして、バカほど失敗しても立ち直りが早い。反省も後悔もしない。バカほど結果的に見れば、機転が効く。
 そして何よりも、バカは精神的にも肉体的にもタフに出来てる。多少の逆風や困難、不運など我関せずといった頼もしくも逞しい何かを持ち合わせてる。
 こういう脊椎系気質は、歴史上の独裁者を見れば、一目瞭然だ。


バカは最強の独裁者だ

 コンマ何秒かの判断が天文学の大金を動かす世界。そういった瞬時の無鉄砲な判断と、タフで凶暴に近い単調な気質と、図太い動物的なゴツい神経こそが、時代を世界を支配するのか。それに、サイコ系気質がプラスされたら、同情も同調も痛みもないから、最強の支配者になれる。
 ”ファウンダー番外編その2”で書いたように、事業の成功に必要なのは崇高な人格や高質な知能ではなく、”脊髄反射的な判断力と動物的行動力とサイコ的異常なまでの執着心”なのである。
 ゲスで強欲で動物的な商魂がいつの世にも崇高な知性や理性を支配する。リーマンがかつて嘆いたように、精神世界と物質世界が交わる事は、絶対にない。

 という事で、馬鹿が出世するという事は、言い換えれば、”動物に近い”人種の方が成功するという事と同義である。ある意味自明な定理でもあり、絶対法則でもある。
 黒人がスポーツの領域で、そのスポーツを生み出した白人を凌駕した歴史を見れば、証明は簡単である。


バカは好かれる?

 しかし、バカの大きな欠点は、その動物的な気質が故に、無為無謀な共食いをする事である。喧嘩好き&闘争好きな所も、ヤンチャ系バカの大きな特徴だろう。若い頃、ヤンチャで育ち、そのまま大人になったような連中が沢山いる。
 そういう私もとても小さい頃だが、ヤンチャな時があった。お陰で”神の子”と言われた時もあった。
 大企業の幹部だって、大衆だって、勿論高度な学歴を有する人種ですら、学歴が現実社会で役に立たないという事は、みな薄々感じてはいる。故に、バカでも極端にバカは、可愛く映るし、どんな社会でも領域でも優遇される。

 例えば、アナタが上司だった場合、東大出だが、自信満々な不敵な笑みを浮べる、憎たらしそうな若造と、学歴とは全くの無縁だが、茶目っ気タップリの愛嬌のいいバカがいたとする。どっちを選ぶかは、日を見るより明らかだろう。東大出の上司だって、可愛い馬鹿を、絶対に選ぶ筈だ。

 どうしても、叩き上げ系ガリ勉タイプは、世界中何処へ行っても嫌われる傾向にある。勿論、職場や現実の世界や家庭内でも、同様だろうが。学歴が幅を利かせる現代社会も、それとは全く逆行する流れが定着してるのも、皮肉なもんだ。
 学校という狭義の領域では、バカや勉強が出来ない人種は冷遇されるが。現実世界という広義の領域においては、バカほど優遇され、人畜無害的存在とノーマークなお陰で、自在に出世出来るのだ。

 丁度、実数の領域で発散する無限級数を、複素数の領域まで拡張すれば、収束するのと同じ原理であろう。バカ(発散)でも広義に拡張すれば、バカでなくなる(収束)といった現象が起きるのだ。リーマンブログを参照にです。


バカほど大失態を引き起こす

 しかし、高度に複雑化した現実社会において、バカほど取り返しのつかない大失態を引き起こす害虫もいない。安倍や小泉を例に取れば明らかだろう。濃縮ウランと同じで、使い道がなくなったら、これ程厄介な”動物性廃棄物”もいない。すぐに死んでくれれば何の問題もないが。こういう人種に限ってシブトク出来てる。退職後も会長役として居残り、腐臭を撒き散らす。
 ただ、ネットのお陰であらゆる情報が錯綜する時代。そのあらゆる情報は淘汰され、成功者も勝ち組も同じように淘汰される時代。そんな中、IT系エリート馬鹿も数多く存在する。デジタルエンジニア系バカも多く繁殖する。

 勿論、アホにバカにならなけりゃ、こんなややこしい矛盾した時代に、やってられないというのもある。バカにはバカで、矛盾には矛盾で、違法には違法で対抗するしかないのか。
 大衆というのは、信仰心が厚く、正直な人種が殆どだ。”出世するバカ”というのは、そういった大衆のバカさに巧妙に付け込むのだ。頭のいいヤツを敵に回すより、バカを敵に回した方がずっと安くつく。出世するバカは、実はバカじゃない。衰落するバカほど、知能の高い奴に刃向かおうとする。つまり、”巧妙なバカ”なのだ。


出世するバカとは?

 この”出世するバカ”は、そういう意味では実に賢い。バカの心理や心情を、バカの視点がら見事なまでに見抜いてる。
 それに、賢い奴がバカなふりするには、限界がある。いつかは賢い事がバレちまい、しっぺ返しを喰らう。バカはフリをする必要もないし、”天然バカ”という新鮮味と開き直りがある。そういうのが大きな魅力に映る。
 ”出世するバカ”になれるか、出世できないタダの”負けず嫌いバカ”になるのかは、天と地との差がある。天才とバカ以上に、人類とワニ以上に、大きな隔たりがあるのも事実。

 平凡な暮らし以下しか出来ない、崇高な人格と高度な知性を持つ人種と、”動物性廃棄物”に近い人種だが、出世できる人種。さて貴方はどっちを選ぶ? 
 因みに、私が生まれ変われるとしたら、絶対に、純度100%の”天然バカ”を選ぶ。それも知能指数が一桁の”半端ない”動物的バカ。どんなに賢い人間も、人生の大半を”バカ呼ばわり”されて生きていくんですから。


2 コメント

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バカが33回です (tomas)
2018-07-25 01:40:08
バカが33回登場します。
 
転んださんの馬鹿嫌いは、殆ど病的です。読んでて思わず噴き出しちゃいました。イラストがバッチGooです。

不満度100%のソクラテスよりも、純度100%の馬鹿の方がいいって事ですかね。私も今日病院に行って、医院長という人種に会ってきました。まさに、転んださんの言う、100%バカでした。いろんな分野にバカが潜んでるんですね。 
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Re:バカが33回です (lemonwater2017)
2018-07-25 13:28:15
こんにちは、今日も暑いですね。

 そうなんです。私のバカ嫌いは病的なんです。バカを見ると蕁麻疹が出るんです。ホントは、バカの精神的タフさが羨ましいんですが。何度倒れても、ゾンビみたいに立ち直る。落ち込む事を知らない淡白な脳みそ、ホント羨ましい限り。

 ”満足した豚”に私もなりたいんですが。不満足な豚になるのが精一杯でして。
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