「フィールド・オブ・ドリームズ」(1989)という映画を見た。伝説の大打者ジョー・ジャクソンがバットを軽く一振りすると、バットとボールが擦れ合い、渇いた音を奏で、トウモロコシ畑の中に吸い込まれていく。その焦げ臭い香りがここまで漂ってきそうだった。 あの頃のボールは石みたいに硬かった様にも思えた。事実、私は子供の頃に一度だけ硬球を投げた事があったが、こんな石みたいに硬くて重い球を野球選手は自在に扱 . . . 本文を読む
佐々木朗希が右肩のインピンジメント症候群の為に故障者リスト入りした。 因みに、”インピンジメント症候群”とは肩関節を動かす時に肩の腱や筋肉が擦れたり挟まれたりして痛みや炎症を引き起こす症状の事だとされる。 つまり、肩関節の損傷である。 元々、佐々木は日本プロ野球時代に疲労や故障でのリタイヤに度々悩まされ、”右肘に問題があるのでは”と噂されていた。事 . . . 本文を読む
コーン・・ワァ〜・・コン・・ワァ〜の繰り返しに、音だけ聞いてれば町内会のゲートボールを見てる様だったし、こんな動きの乏しいプロスポーツも珍しい。 地上波で野球を放送する機会が減った事もあり、昔の様にはプロ野球を見なくなった。また、それでも何ら不満や不便を感じる事もなくなった。 小さい頃は遊撃手に憧れた私だったが、今ではその躍動や感動の欠片すらない。 私の世代では、長島や王に始まり、その国民的人気 . . . 本文を読む
ハルク・ホーガンとロード・ウォーリアーズは対戦した事がないと思っていた。だが、アメリカでは一度も実現していない黄金カードが、何と1991年の日本で組まれていた。 偶々、ニコ動画で見つけたのだが、今に見ても凄いバトルである。この世紀の壮絶バトルは後で述べる事にして、今回は、昭和末期のプロレスが空前絶後のブレイクを放ったロード・ウォーリアーズの話題からである。 私の様な昭和のプロレスファンが強く願っ . . . 本文を読む
「シャンパンファイト」に寄せられたコメントに”全米が騒いでるのは大谷のパフォーマンスに対してであり、日本人ではない。それも<全米が大絶賛>というのは言い過ぎだ”とあった。 全くご尤もではある。 過去に、日本人という種そのものを絶滅させる目的で原爆を投下したアメリカが、日本人の活躍を本気で称賛するだろうか? 一方で、アメリカ白人が本気で大谷を、いや日本人を絶賛す . . . 本文を読む
アメリカでは、MLBの優勝決定戦に”ワールド”という冠を被せる。 だが、我ら日本人がアメリカと呼ぶのは通常は”北米”の事であり、中南米とは区別する。 同じ様に、ワールドシリーズも”北米シリーズ”とかMLB優勝決定戦と名前を変えるべきだし、メジャーも”北米プロ野球”とすべきだろう。実際に試合を見てると、 . . . 本文を読む
「復権〜池永正明、35年間の沈黙の真相」は直木賞作家の笹倉明氏による、黒い霧事件により球界永久追放との犠牲を負った池永氏の苦悩と葛藤を辿ったドキュメントである。 結論から言えば、池永氏は100万のお金は受け取ったものの、八百長はやってないし、その証拠に指定試合には投げなかった。 一方で、受け取った金を返そうとしたが、相手が頑なに拒否したが為に返せなかった事が、後に取り返しのつかない深刻な不運を招 . . . 本文を読む
水原被告への量刑言い渡しが、12月に延期された。理由はギャンブル依存の報告書を作成する精神科医を探す為だという。 大谷選手の元通訳・水原一平被告(39)が大谷の口座から約26億円をだまし取ったとして銀行詐欺罪に問われた事件で、米連邦地裁は10/25に予定の量刑言い渡しを12/20に延期すると決定した。 水原被告は6月の前回審理で罪を認め、量刑言い渡し後、即座に収監される見通しだ(読売新聞Onli . . . 本文を読む
NHKは一番人気の男子バレーの生中継を数多く放送し、”若者離れ”が進む五輪視聴率の平均値を押し上げたとされる。 だが”若者”をTVの前に釘付けにするまでには至らなかった。 但し、今回のパリ五輪で日本が獲得した金メダルは20個と過去最多を記録した前回の東京五輪の27個に次ぐ歴史的な快挙となった。これはアメリカや中国(共に40個)に次ぐ堂々の3位で、開 . . . 本文を読む
女性に性的暴行を加えたとして警視庁に逮捕され、その後、釈放されたサッカー元日本代表の佐野海舟選手(23)が8日、不起訴処分となった。 先月14日未明、東京文京区のホテルで30代の女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交の疑いで警視庁に逮捕された佐野選手と知人の男性2人について、東京地検は不起訴処分とした。 但し、東京地検は不起訴の理由を明らかにしていない(日テレNEWS)。 性的暴行を犯す選手も . . . 本文を読む