トランプ米大統領の2期目就任から100日が経過した。 CNNの新たな世論調査(4/29)では、米国民は政治の現状に”いら立ちと失望を募らせ、怒りを強めている”との実態が浮かび上がる。 共和党指導部に対する支持率は大きく低迷し、民主党の状況は更に深刻で、一般党員の見方も益々悪化しつつある。その一方で、民主・共和両党ともこの悪いムードを変えられる状況にはない。 今回の調査で . . . 本文を読む
「前回」では、安倍政権による2度の減反見直しの失態が、高騰するコメ概算金(税金)と高止まりしたままのコメ価格(購買)という2重の負担を国民に強い、更に国内のコメ自給率を下げ、その結果、今回の”令和の米騒動”を生んだ事を説明しました。 では、減反を廃止して、米の供給と流通を増やし、米価格を下げる事は出来ないのか? これらの問題を、農水省と農協と農林族いう”農政ト . . . 本文を読む
自民党の派閥による政治資金パーティーを通じた裏金づくりの疑惑をめぐり、19日に東京地検が安倍派と二階派の事務所に家宅捜索に入った。 一番の問題は、派閥に課せられたノルマを超えて売ったパーティー券の売上げについて、派閥からキックバックを受けた際に政治資金収支報告書に記載していない事にある。 過去には収支報告書への不記載で政治資金規正法違反の罪で略式起訴され、罰金刑が確定し、公民権停止により一定期間 . . . 本文を読む
政治家は、カネと票のためなら何でもする。商社は、カネの為なら強盗と殺人以外なら何でもやる。 今更だが、これを象徴するような発言が日本列島を賑わしている。 ”五輪招致は必ず勝ち取れ!カネはいくらでも出す。官房機密費もあるから・・・” 2013年に開催が決まった東京五輪の招致を巡り、当時の安倍首相から”はっぱをかけられた”と暴露し、大炎上中の馳浩石 . . . 本文を読む
人は、余計をする生き物である。余計に余計が群がり、更に多くの余計を生む。 入場料7500円の万博という(空騒ぎの)宴の後は、大阪市民や府民の税金(全国民も含む)がこうした余計に更に注ぎ込まれる。 ”今、恥を偲んで辞めたら1000億ほどで済む”との声も多い。 事実、昨年は自民党と公明党が東京五輪をネタに公金(税金)を支持者に配り、今度は維新が万博をネタに公金を使う。&rdq . . . 本文を読む
「2ちゃんねる」開設者の”ひろゆき”氏(46)が、福島第一原発処理水の海洋放出への批判について、持論を展開した。 ”原発の処理水に<問題ないなら飲んでみろ>とか言う人は、海に流してる下水道を飲んだりする育ち方をしてるのかな?”とつづり、エスカレートする反対派の意見に反発。 更に、”人類は人が飲めるモノ以外も川や海に垂れ流しま . . . 本文を読む
”・・・福島の復興を実現する為にはALPS(多核種除去設備)処理水の処分は先送りできない課題です。 ALPS処理水の処分については、6年以上に渡る専門家による検討を踏まえ、2年程度後をめどに海洋放出する基本方針を決定いたしました。・・・本年7月には、IAEA(国際原子力機関)の報告書が公表され、ALPS処理水に関する取り組みや活動が国際安全基準に合致している事や、人及び環境に与える放 . . . 本文を読む
2年以上も前に書き溜めてた記事だが、公開せずにいた。 というのも、テーマである”安倍三代”というフレーズが好きになれなかったからである。 政治屋を三代も続ければ、必ず倒産する。そうでなくとも政治家は腐敗する。事実、三代目の安倍首相は暗殺されたし、国民の反対を押し切って行われた国葬も素っ気ないものだった。 「安倍晋三の正体」では、故安倍首相の大凡の人物像を紹介しました。そこ . . . 本文を読む
「前半」では、”核燃料サイクル”という高く付きすぎた国家プロジェクトの問題点を曝け出しましたが、今日は(原発廃止ではなく)脱原発の為に何をすべきか?というより、原子力神話の本質について書きたいと思います。 寄せられたコメントにもある様に、”一度進んだら撤退しない”というムラ社会の国の不思議なニッポン。”日米核同盟”という、世 . . . 本文を読む
久しぶりに、地上波でNHKを見てたら、「ある原子力学者の遺言〜未公開資料が語る」というドキュメント番組が流されていた。 原子力をめぐる科学技術史(や政策)を専門に研究してきた故・吉岡斉氏だが、国の原子力委員会の専門委員や福島第一原発の事故調査・検証委員なども歴任していた。そして、その吉岡氏が遺した膨大な文書が九大文書館で見つかった。 国の原子力委員会の記録や日記、電子メールなど、これら未公開資料 . . . 本文を読む