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象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

催眠療法と狂人ヒトラー〜カリスマと精神異常”その2”

2025年05月22日 17時57分59秒 | 戦争・歴史ドキュメント
 前回「その1」では、精神異常がチャーチルを初めとして、歴史上の独裁者らのカリスマを生む事を精神医学の視点から述べましたが、どうも違和感が拭えない。まして、「一流の狂気〜心の病がリーダーを強くする」(ナシア・ガミー著)では、”歴代の大統領の半分程は精神疾患に該当している”とあるが、それは結果論であり、世界のリーダーになれば誰だって気を病むだろう。 更に、狂人に一流も二流もな . . . 本文を読む

ヒトラーとその時代”その1”〜彼はなぜ国民に熱狂的に支持されたのか?

2025年05月18日 05時54分07秒 | 戦争・歴史ドキュメント
 この記事は、故安倍前首相がまだ長期政権の真っ只中にあった頃に書いたものである。 当時は、安倍の支持率が中々落ちなかったし、むしろ上がっていた。これだけの愚策を繰り返しながら、安倍シンパの勢いは留まる所を知らず、ゾンビみたいに何度叩かれても息を吹き返してる様にも思えた。 あの頃の支持率は44%を優に超えていたが、今の石破政権の支持率が28%程にまで落ち込んでるので、国民の期待はそこそこ大きかった様 . . . 本文を読む

まるで独裁者の狂言とイカサマ〜大統領演説に見る、アメリカの繁栄と絶望の間の先に・・

2025年03月11日 05時03分14秒 | 戦争・歴史ドキュメント
 予想された事だが、トランプは吠えた。 ズラを剥ぎ取られたハゲ爺の如く狂った様に吠え捲った。 ゼレンスキー大統領との首脳会談でも、事実上のドクターストップが掛かり、トランプは切れ捲ったが、今回は先の首脳会談の倍にあたる100分に渡り、吠え続けた。 「ゼレンスキーの正論」に寄せられたコメントにある様に、”アメリカンドリームの復活”とか”黄金時代の幕開け&rdquo . . . 本文を読む

ゼレンスキーの正論とトランプの暴走〜会談決裂の詳細と本質を追う

2025年03月03日 14時25分16秒 | 戦争・歴史ドキュメント
 某フォロワーの「記事」に”(今回の交渉決裂には)深い諦めと静かな絶望を抱いている。(もしトランプにゼレンスキーが屈してたら)世界は(力の論理が支配し)取った者勝ちの無秩序状態になる”とあった。 全く同感である。 今回の交渉決裂を一言で言えば、タイトルにも書いた様に”ゼレンスキーの正論とトランプの暴走”である。 現状維持での停戦交渉とレアアース合意を . . . 本文を読む

ウクライナ女性兵士が見た戦場のリアル〜絶望と喪失のその先に

2025年02月26日 14時22分08秒 | 戦争・歴史ドキュメント
 NHKは、平和ボンボンな日本人の為に、こうしたシリアスなドキュメントを少なくとも週に一度は放送すべきだ。 朝ドラも紅白もお笑い番組もグルメバラエティも要らない。後は朝晩のニュースだけでいい。すれば、受信料は今の1/10で済むだろう。そう思わせる報道番組でもあった。今日のウクライナは明日の日本 ロシア=ウクライナ戦争の停戦終結の仕方如何では、台湾有事は日本有事に直結する可能性が高い。日米同盟を強化 . . . 本文を読む

不透明な日米同盟と不発に終わった日米首脳”怪談”〜巨額な対米投資と非現実な停戦協議のその先に

2025年02月21日 06時10分17秒 | 戦争・歴史ドキュメント
 犯罪者のハゲ爺に、ここまでペコペコせなあかんのか?とのいうが正直な印象である。 ”搾取と買収”のアメリカに151兆円投資するくらいなら、インドやオーストラリアに投資した方がと思わなくもないが、台湾有事を考えると”アメリカ一択”になるのかな?と思わなくもない。 一方で、日米同盟に莫大な軍事費用が嵩む事を考えると、今の”老いた” . . . 本文を読む

日本人と猿との違い”前半”〜ゲノム解析が紐解く「人類の起源」とその未来

2025年02月15日 14時36分14秒 | 戦争・歴史ドキュメント
 隣組を抜けようと思っても、事はそう簡単には進まないみたいだ。先日も、お宮掃除の出不足金2000円をしつこく搾取された。 全く、草も何も生えてない腐敗寸前の老朽化したお寺の庭を、20人ほどの老人たちが集まるだけの事だが、私にはこうしたムラ社会のしきたりが理解できない。 ド田舎の隣組とは言え、まるで猿社会を見てる様で、本当に日本人はホモサピエンス(現生人)なのか?と、疑問に思うのである。 以下でも述 . . . 本文を読む

創造的破壊のない収奪国家は衰退する〜「国家はなぜ衰退するのか」に見る、な〜るほどと不足

2025年02月11日 05時00分08秒 | 戦争・歴史ドキュメント
 収奪的政治制度は貧困に、一方で包括的政治制度は繁栄に繋がる。つまり、国家が衰退するか繁栄するかは、”収奪と包括の2つの政治制度により決まる”というのが、この書の結論である。 一言で要約すれば、”創造的破壊のない収奪国家は必ず衰退する”となる。 この”創造的破壊”という言葉に、私は魅せられてしまった。勿論、読み進むに連れ、不満 . . . 本文を読む

アメリカに”喰われ”てきた国家たち〜買収と略奪の国アメリカの行く末

2025年02月01日 06時56分25秒 | 戦争・歴史ドキュメント
 米国が外国の領土を、単に条約ではなく金銭取引で手に入れたのはカリブ海の西側バージン諸島が最後で、1917年にデンマークから購入した。それから100年以上が過ぎた今、トランプ大統領が世界最大の島グリーンランドをデンマークから買い取ろうと企んでいる。 勿論、デンマークは拒否したが、同島を買おうとした大統領はトランプが初めてではない。1946年に当時の大統領トルーマンが購入を提案したが、デンマークはそ . . . 本文を読む

巨大産業の興隆〜「ザ・フード〜アメリカ巨大食品メーカー」を観る

2025年01月24日 07時01分14秒 | 戦争・歴史ドキュメント
 産業革命の時代を迎えたアメリカでは人口が都市部に集中し、食品産業においても改革が求められていた。そんな中、ハインツはトマトを使った調味ソースを、モルヒネ中毒だったペンバートンはコカコーラを、そしてケロッグとポストは病人用の朝食としてグラノーラとシリアルを開発する。 やがて、有名医師の兄ジョンによりケロッグ・コーンフレークは爆発的ヒットになり、弟ウィルは広告を活用し食品業界を一変させるが、兄弟間の . . . 本文を読む