アメリカのウィトコフ中東特使は17日、15日に開かれた米ロ首脳会談で、”米国と欧州諸国がウクライナに<強固な安全保障の保証>を提供する事を、ロシアが和平合意の一環として容認する事に同意した”と述べた。同氏はCNNに対しても、”ロシアが米国と欧州諸国が<事実上のNATO条約(第5条)に類する文言を用いて安全保障を保証する>事に同意した&r . . . 本文を読む
「その1」では、蒲池氏の起源とその後の歴史(前蒲池史と後蒲池史)を紹介しましたが、歴史の大半を占める後蒲池史における蒲池氏の全盛期には、(豊後を本拠とする)大友氏が守護領主を務める筑後国40万石のうち20万石を占め、特に、本家・下蒲池氏の鑑盛は”筑後15城24頭”の旗頭と評され、筑後地方全域にに多大な影響力を持ってました。 その頃の九州は動乱の世が落ち着き、豊後・筑後・肥 . . . 本文を読む
石原莞爾は、小さい頃から天才や神童と評された少年であり、奇行や蛮行も目立ったが、仏教と理性を重んじた平和主義者だった事はあまり知られてはいない。 私も石原に関しては、一度だけ「昭和15年のノスラダムス?〜世界最終戦論の狂信と理想郷」とのタイトルで記事にしたが、”世界最終戦論とは理想郷と言う名の幻想、いや狂信(カルト)に過ぎず、最終戦論の先にある景色を描くには程遠い事も理解できる&rd . . . 本文を読む
初めに 戦後80年を意識してか、NHKBSでは、連続テレビ小説「虎に翼」でも描かれた”原爆裁判”に関する番組が放送されていたが、日本の被爆者ら5名が米国の原爆投下は国際法に違反するので、その受けた損害の賠償を日本政府に請求した裁判でした。 裁判の結果は、損害賠償は却下されたものの、米国の原爆投下は国際法違反であり、日本政府は国家補償の問題が生ずるとの判決を下した。当時、この . . . 本文を読む
対ウクライナ勝利は確実でも、5年以内に決着を迫られるロシアと戦争自体が存在理由となったウクライナ。更には、反露感情と独経済に支配される東欧とその例外であるハンガリー。対米自立を失った欧州だが、その中でも国家崩壊の先頭を行く英国に対し、フェミニズムが好戦主義を生んだ北欧。知性もモラルも欠いた学歴だけのギャングが外交と軍事を司り、モノではなくドルだけを生産する米国。 「西洋の敗北〜日本と世界に何が起 . . . 本文を読む
前回のおさらい 前回「その3」では、龍造寺隆信の野望と柳川城陥落と蒲池一族の壊滅までをロングバージョンで描きました。 特に、蒲池鎮並の愚行は龍造寺隆信の異常なまでの躍動をもたらし、本家蒲池一族を孤立させる事となります。やがて、肥前国全土をほぼ制圧した龍造寺は、大友軍の”耳川の敗戦”を聞くや、2万の大軍を率いて柳川城を包囲。 一方、柳川城主の鎮並は表向きは龍造寺に仕え、その陰 . . . 本文を読む
前回「その2」では、毛利氏の九州進出により”多々良浜の戦い”において大友氏は毛利氏を撃破。更に大友氏は龍造寺軍を佐賀城に囲い込むも、”今山の戦い”では奇襲を練り、見事に討ち破った龍造寺隆信は復活。その後、”耳川の戦い”で島津氏に歴史的大敗を喫した大友氏は衰退。その後、領内の有力武将の大半を失い、かつては九州の半分を制圧した大 . . . 本文を読む
NHKBS(映像の世紀)では「CIA、世界を変えた秘密工作」とのテーマで、CIA秘密工作に関する報道番組を特集していた。 ”アメリカ大統領直轄の情報機関CIAは、戦後のアメリカ外交を陰で支えてきた。世界の民主化支援という大義の下、極秘に他国へ工作員を派遣し、秘密工作を仕掛けてきた。 例えば、戦後まもないイランでは巧みな世論操作で政権を転覆させ、莫大な石油利権を米国にもたらした。また冷 . . . 本文を読む
前回のおさらい 前回「その1」では、蒲池氏の起源とその後の歴史を紹介しましたが、蒲池氏の全盛期には、(豊後を本拠とする)大友氏が守護領主を務める筑後国40万石のうち20万石を占め、特に、本家下蒲池氏の鑑盛は”筑後15城24頭”の旗頭と評され、筑後地方全域にに多大な影響力を持ってました。 その頃、九州は動乱の世が落ち着き、豊後・筑後・肥後の大友氏、筑前・豊前は大内氏、薩摩・大 . . . 本文を読む
まず最初に言うべき事かもだが、蒲池一族の壊滅の起点となった、与賀神社での龍造寺隆信による蒲池氏(鎮並)の謀殺ですが、与賀神社にある地蔵尊の解説板に書かれた文章(下図参照)は、明らかに史実を大きく歪曲して作られている。 例えば、”(与賀馬場に差し掛かった際)どんな行き違いであったか”とか”(佐賀柳川両軍の)やむなき会戦”とか、更には”(柳 . . . 本文を読む