昨年11月と少し古い記事ですが、22年のロシアとウクライナの開戦直後の”イスタンブール停戦交渉でロシアは戦争をやめる用意があった”との噂が流れ始めている。 ロシアとの停戦交渉にあたったウクライナ側代表ダヴィド・アラハミヤ氏が昨年11月末に、ウクライナTVに語ったインタビューが波紋を広げている。 アラハミヤ氏(写真右端)は、22年3月の停戦交渉で”ロシア側はウク . . . 本文を読む
ここに来て、ロシア軍が大規模なミサイル攻撃をウクライナ上空に晒し続けている。 西側専門家の予想が正しければ(だが)、今頃はF16 戦闘機がクリミア大橋を破壊し、クリミア半島はウクライナに戻り、ロシア軍は撤退を余儀なくされ、プーチン政権は失脚してたであろう。しかし現実は、丁度その真逆になりつつある。つまり、プーチンの勝算が現実のものになりつつあるのだ。 事実、昨年の12月、アメリカのシンクタンク( . . . 本文を読む
佐賀県立図書館のベスト図書を何となく眺めていた。相変わらず上位に来るのは戦国モノと推理モノ、それに無難なノリのエッセイ集である。 ま、日本人がどんな書物に群がろうが知った事ではないが、多様性に欠ける日本人の趣味や嗜好は昔から何も変わっちゃいと頷きながら、先を進めていくと、「穀物の世界史」(スコット・レイノルズ・ネルソン著、山岡由美訳)なる本に出くわした。 地政学が人類の歴史に大きな影響を及ぼすの . . . 本文を読む
イスラエル軍とイスラム組織ハマスとの戦闘はパレスチナ自治区ガザ地区の全域に広がり、ガザ住民らの死者は1万8000人を超えた。イスラエル側が目標とするハマス指導者の殺害は未だ実現していないが、ハマスが戦闘を続行できるのはネタニヤフ首相が(カタール資金の流入を容認するなど)”イスラエル自らがハマスを育て上げたからだ”との見方が明らかになってきた。ネタニヤフの危険な賭け 「なぜ . . . 本文を読む
11日、米議会に送られた報告書によると、ロシア軍はウクライナへ侵攻の約2年間で、”現役の地上兵力のほぼ87%(31.5万人)と戦車の2/3を失った”とする米情報機関の見解が明らかになり、ロシア地上軍の近代化が”18年分後退した”と指摘した(ロイター)。 こうした西側寄りの報道に関しては、今更?とも感じなくもない。 事実、”ウソに決まって . . . 本文を読む
今月7月にイスラエルとハマスの衝突が始まり、ガザ地区の死者は9000人以上に上り、うち子供や女性が約65%を占めるという。 イスラエル軍はガザ地区の400箇所以上を空爆したが、そのイスラエルも1400人以上が死亡し、240以上が人質になっている。 一方で、停戦の仲介が期待されたアメリカは人道目的の一時的な戦闘停止が必要だが、”停戦はハマスに利益をもたらす”と仲介には消極 . . . 本文を読む
昨年2月にロシアがウクライナに軍事侵攻して以来、1年と半年以上が経つが、正直どちらが優位なのか?この戦争がいつまで続くのか?サッパリわからない。 僅か2日で終わると踏んでたプーチンと、経済制裁で半年後か遅くとも1年後にはロシアは失速するとタカを食ってた西側。 今に思うと、”カネが続く限り人は戦争を続ける生き物”って事が証明された。 それに唯一つ言えるのは、プーチンにとって . . . 本文を読む
太平洋戦争80年、真珠湾攻撃を立案した山本五十六をめぐる新資料が次々明らかに・・・ 初公開の機密文書、遺族の元に眠る直筆メモ、そして秘蔵映像・・・。見えてきたのは、山本が軍縮→三国同盟→開戦と、何度も歴史の分岐点に立ち、戦争回避をめざしながらも上層部の思惑や熱狂する世論に阻まれ挫折していた姿。香取慎吾主演のNHKドラマ「倫敦(ロンドン)ノ山本五十六」が描いた新事実のさらなる深 . . . 本文を読む
”80年前の1943年、敗北を重ね、戦力を消耗していった日本。際限なき戦争動員が市民の暮らしを一変させ、戦火から遠かった若者や子どもが巻き込まれていく。海軍はパイロット養成機関である予科練の募集を強化し、中学生ら3万人が名乗りをあげた。 一方で、ノルマに応じ、志願を呼びかけた学校で教師や親は苦渋の決断を迫られる。秋には学徒出陣が決まり、大学生も学業半ばで戦場へ向かった。勿論、その先に . . . 本文を読む
今回のロシア=ウクライナ戦争でプーチン政権が敗北すれば、”ロシアは解体され、41の新しい国家に分裂する”と、ロシアの元下院議員で、ウクライナ側に外国人義勇兵として参加する「自由ロシア軍」幹部のイリヤ・ポノマリョフ氏(47)が来日し、夕刊フジの取材で語った。 更に、”プーチンは派閥の衝突を起こす事で、自分の政権を保ってきた。あらゆる派閥は互いに争い、プーチンはそ . . . 本文を読む