「キューバ危機、その2」に寄せられたコメントにこうあった。 ”キューバ危機というより、実質的には”アメリカ危機”だった。 もし、カストロがフルシチョフの説得に応じずに核のボタンを押してたら? 今のアメリカは存在しなかったろうか?。 もし、(ソ連の支援を拒み)カストロと決別したゲバラだったら、核のボタンを押しただろうか? アメリカは半壊し、真の意味でのキューバ革 . . . 本文を読む
「マクナマラの誤謬」に寄せられたコメントに、ウクライナの起源はキエフ大公国(9世紀後半~13世紀初め)にあり、”ロシアもベラルーシもキエフ大公国を文化的祖先とし、両国の名の由来もキエフ大公国の別名である”ルーシ(Rus)”とされる”とあった。 プーチンは、ロシアがウクライナから誕生した歴史を理解し得なかったのだろうか?それとも理解する気がなかったの . . . 本文を読む
噂には聞いてたが、これほど酷いとは思ってもみなかった。 まるで、日本の拉致事件が吹っ飛びそうな2万人規模の拉致事件とも言える。 ロシアによるウクライナの子どもたちの“連れ去り”に関し、ICC=国際刑事裁判所は”国際法上の戦争犯罪にあたる”として、プーチン大統領とロシア政府に逮捕状を出した。 実際、ロシアによる子どもの”連れ去り&rdqu . . . 本文を読む
数字にばかり拘って物事の全体像を見失う事を”マクナマラの誤謬(ごびゅう)”という。 この言葉は、かつて神童と呼ばれたベトナム戦争当時の米国防長官の名前に由来する。 ロバート・マクナマラは、データ分析を駆使してベトナム戦争に勝利しようとしたが、数値では計れないベトナム人の愛国心やアメリカ市民の反戦感情に目を向けず、300万以上の犠牲者を出す泥沼の戦争を招いた。 1965年1 . . . 本文を読む
”ヒロシマ”でのG7が閉幕した。 ゼレンスキー大統領と、インドやブラジルといった(先進国の7つの国々ではなく)グローバルサウスと呼ばれる第三世界の国々の存在だけが目立ったサミットであった。 故に、戦後長らく続いてきた西側スタンダードの終焉を感じた。 そんな中、ブラジル大統領であるルーラ氏の”米国が広島に原爆を落とすと誰も想像していなかった”という言 . . . 本文を読む
人種偏見を持ち、優生学や社会進化論を信じ、地政学をゼロサムで捉えていたヒトラーだが、ドイツの民族的優位を立証する為には、(ヨーロッパ支配に加え)ソ連と英国の双方を粉砕する必要があった。 スターリンとの不可侵条約を優先し、チャーチルを叩く作戦に乗り出すべきか?それとも、ターゲットをソ連に切り替えるべきか? 一方で、スターリンは大規模な軍備増強路線で戦争に備えつつも、ドイツとの戦争を避け、ヒトラーが . . . 本文を読む
西側メディアの情報を鵜呑みにすればだが、このままロシア軍は敗走し、壊滅状態となり、狂ったプーチンは失脚する。 民法のお昼のTVニュースでも、”ウクライナ軍が頑張って川を渡った。ロシア軍はじりじり後退している。専門家も(西側から多大な最新の武器供与を受けた)ウクライナが大反撃に転じる”と、あたかもロシアの敗北が決定したかの様な楽観ぶりである。 そういう私も「クリミア奪還と・ . . . 本文を読む
太平洋戦争終盤の1944年10月、米軍はフィリピン・レイテ島に上陸。敗色濃厚となっていた日本の連合艦隊は、レイテ沖で起死回生の戦いに挑んだ。この戦いで、世界最大の46センチ砲を搭載し、”不沈艦”と呼ばれた巨大戦艦「武蔵」が出撃する。 太平洋戦争においては、海戦の主役は戦艦から航空母艦・航空機へと移っていた。レイテ沖海戦の前に、航空機による攻撃に対抗する為に武蔵に改修工事が . . . 本文を読む
「無限級数の不思議な世界」に寄せられたコメントに、”(ロシアとクリミア半島を繋ぐ)クリミア大橋を破壊すれば、ロシアの敗戦は濃厚になる”とあった。 私も、落とし処をどこに持っていくかで、ロシア=ウクライナ戦争が一気に終束する様な気がしている。 つまり、数学上の解析接続がそうである様に、プーチンの戦争を数理モデル化し、その本質を炙りだせば、収束値(最適解)が自ずと求まる筈だ。 . . . 本文を読む
米紙ワシントンポストは13日、ロシアの侵略に抗戦を続けるウクライナ軍の死傷者数が最大約12万人に上る(推定)と報じた。 実戦経験が豊富な兵士の多くが死傷し、ウクライナ軍が計画する大規模な領土奪還作戦に将校らが”悲観的な見方を示した”と伝えた。露側も約20万人が死傷したとされ、兵器不足が指摘されており、戦況こう着が長期化しそうだ。 ウクライナは、(米国で訓練を受け最前線で部 . . . 本文を読む