goo blog サービス終了のお知らせ 

ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<憲法改正論>九条は変わるか? (NHK討論)

2007年08月15日 22時01分50秒 | 格差社会と政治
【現代日本史】: 戦争犯罪を反省しない日本 憲法九条改正

<たったひとりのニッポン>
NHK番組『日本の、これから「考えてみませんか?憲法9条」』を看て、 改憲派の主張には、 日本が犯した 戦争犯罪についての反省が一言も出て来ない。 代わって、 「ミサイルが日本に向かって飛んできた」「欧米と共に世界を率いて行かなければならない」 等々、 日本のアホ政府や (自分自身では「出来ない」「やらない」の)他力本願の国粋主義者らと同じ言葉が聞こえてくる。

「日本が攻撃されたらどうする!?」 と恐怖におののく姿は滑稽だ。 太平洋戦争の戦犯らと同じ感覚なのだろう。 恐怖心が 相手を攻撃する。 臆病者には 平和は無いのである。 「裏切られたら!?」 の恐怖心が 国民をがんじがらめに支配する。 無能な臆病者には 平安 はほど遠い。

<もし攻撃されたら!?>
日本は戦前・戦中と同じように卑怯者なのか?
もし他国に(例えばスイスに)爆撃や侵犯が行われ 攻撃されたらどうするか?
もちろん答えは 日本はこれまで同様看て見ぬふりをするのだ。

他国の平和を望み 国際的な活動をしてこなかった事実が、 もし自国が攻められてもだれも助けてくれないと考えるのである。

国際的にもリードしていた 平和憲法を 自ら汚してきた結果である。 だからいま憲法を改正して 軍隊を持つと 世界各国から攻められる理由を自ら作り出すのである。

<自衛隊は軍隊化されない>
自衛隊が 軍隊化されるかどうかの 討論があった。 だが、 自衛隊は 自衛軍 にはならない。 すぐにも 民営化されて 民間会社所属の 社員待遇の 兵 になるだけだ。 そうでもしないと 米軍に代わって イラクで殺される役目が果たせないのだ。

(番組後半も見てみよう)

記録する。

関連記事(追加)
08/16 <(続)憲法改正論>『九条改正』  (NHK討論)

<靖国参拝>軍国主義・国粋主義者の 象徴となる

2007年08月15日 15時41分21秒 | 格差社会と政治
[近代日本史]: 終戦記念日(8月15日) 靖国神社 A級戦犯

高市少子化担当相が靖国神社参拝 産経新聞 8月15日13時33分配信
【記事抜粋】 高市早苗少子化担当相は終戦記念日の15日午後、東京・九段北の靖国神社に参拝した。 ◆ 安倍晋三首相とほかの閣僚は政治信条や日程上の都合を理由に参拝見送りを表明していたが、高市氏は午前の記者会見で「私は1人の日本人として国会議員として、現在は閣僚だが、折に触れてたった1つの大切な命を国家のためにささげられた方々に感謝の思いをささげたいし、その御霊が安らかであるようお祈りしたいと思っている」と説明。さらに、「閣僚が靖国神社に行くことを外交問題にしてしまう勢力があることを残念に思う」としていた。
[記事全文]

<沖縄及び北方対策担当>
安倍内閣閣僚が 次々と社会問題(騒動)を沸かす中、 高市氏も閣僚として 靖国参拝 を行った。
靖国に名を連ねているのは 戦犯 ばかりではない。 外地で民間人に非人道的行為を行った(命じた)軍人もいれば、 沖縄戦で 沖縄住人(民間人) に自決を強要し、自らも命を絶った軍人もいるのだ。

<死んでもまだ『英霊』たちを 盾 として>
国家のために命を捧げた(国に裏切られて命を落とした)『英霊』 とともに、 軍人・民間人を問わず 非道を行った者達もまた 『靖国』 の名の下に 同じに祀られているのだ。
消された教科書問題の その当事者が 靖国 に共に祀られているなら 外交問題にも (国内の)政治問題にもなるのは当然ではないか。

自らの歴史認識を明言し、 誰を除いて、 誰に対して 参拝するのか を明示出来ない限り、 閣僚参拝の批判 は避けられない。

記録する。

関連記事
08/15 <終戦記念日>政治屋の 『靖国参拝』 小泉(純)

<終戦記念日>政治屋の 『靖国参拝』

2007年08月15日 12時49分48秒 | 格差社会と政治
[近代日本史]: 終戦記念日(8月15日) 東京裁判 パール判事(インド)

<脆(もろ)き靖国の柱>
終戦から62年を経たいまこそ 戦争と平和の意味を考えるに相応しい時だろう。
小泉(純)氏は、総理の座にあった昨年に続き、今年も靖国参拝を果たしたと報じられている。

小泉前首相が靖国参拝 報道陣の問いかけに無言 (産経新聞) 8月15日9時59分配信
【記事抜粋】 小泉純一郎前首相は15日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。 ◆ モーニング姿の小泉氏は午前8時20分ごろ、靖国神社に車で到着。警護官に囲まれながら、到着殿から入り、昇殿参拝した。 ◆ 一方、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・島村宜伸元農水相)に所属する国会議員も15日午前、集団で参拝した。
[記事全文]

<殺した者と殺された者>
ここに名が記されているのは、 軍人でありながら(大日本帝国)政府首相となり、 その首相就任の年に 傲慢と無知から 大国アメリカに戦争を仕掛け、 ついには 国民を虫けら同然に命の盾と使い 自らは生き延びた 戦争犯罪人(戦犯) と、 日本政府に裏切られ見捨てられた事も知らずに 無駄に死んでいった霊とが 共に祀られている。
さぞかし 不快で窮屈 な事だろう。

<戦勝国家の栄光を求めて>
『全国戦没者追悼式』 では毎年「不戦の誓い」 を新たにしているはずなのに 前(小泉)政権とその意志を引き継いだ安倍政権は 何を願って靖国詣でを繰り返すのだろうか? ただの ”票取り” なら不敬行為であり、 軍事国家を目指し、戦争をしたがる 政治屋 が、 国家に裏切られた英霊に向かって 「二度と戦争はいたしません」 と祈るはずもない。

記録する。

関連記事
08/02 記録: 世界初の自爆テロ国家「カミカゼ・ニッポン」(4) 『英霊達の詩』
08/02 記録: 世界初の自爆テロ国家「カミカゼ・ニッポン」(1) 『傲りの開戦』

西欧模倣が 『戦後レジュームからの脱却』 (東京裁判)

2007年08月15日 00時12分40秒 | 格差社会と政治
[近代日本史]: 終戦記念日(8月15日) 東京裁判 パール判事(インド)

<平和主義思想家>
日本の敗戦後、 東京裁判に連合国判事として参加した パール判事(インド)の言動が一番確かそうだ。 なにせ 11人の判事団の中で唯一、 被告(戦犯)全員に 「無罪」 と判断したのだから。

だが、そのパール判事が、 日本軍の 南京虐殺 を認め、 さらには 満州事変等 日本軍の軍事力による侵略行為を 「西欧を模倣した行為」 といさめている。

<小泉改革と西欧模倣>
日本が決定的におかしな方向に動き出した 小泉改革 。 国会答弁を聞いていても 「西欧各国では ○○ だ」 と引用していた。 何の事はない、 「戦前復古になる」と心配していたが 「自公政権による西欧模倣政策」 こそが、 かつての日本の 西欧模倣 政策そのものであり、 参院選で 安倍首相の掲げた 「逆行」 が 『戦後レジュームからの脱却』 の中にあった。

せんぜん進歩していない 戦争を知らない世代 による 現在の日本の政治だ。

不徳の自公政権を支援する 若き経営者たち も 大した者ではなかった理由(戦前への逆行思想) がこんなところにあった。

記録する。

関連記事
07/02 <失敗か?>『戦後レジュームからの脱却』 (私見)
05/22 平易に語ろう 『戦後レジュームからの脱却』(4) 【大日本帝国】
05/21 平易に語ろう 『戦後レジュームからの脱却』(3) 【大地主復活】
05/21 平易に語ろう 『戦後レジュームからの脱却』(2) 【財閥復興】
05/21 平易に語ろう 『戦後レジュームからの脱却』(1) 【組合潰し、労基法改正】
02/28 [戦争を知らない世代] 初期世代は団塊よりもさかのぼる