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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<国交省>「探傷試験」義務化(遊具施設・エレベーター)

2007年08月04日 11時57分09秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 崩れた安全神話 ザル法 理解しない原因 不確かな基準

遊戯施設やエレベーターの「探傷試験」義務化へ…国交省 (読売新聞) 8月4日0時37分配信
【記事抜粋】 ジェットコースターやエレベーターなどの死亡事故が相次いだことを受け、国土交通省は3日、遊戯施設やエレベーターなどの定期検査について、建築基準法の施行規則を改正し、具体的な検査項目や判断基準を盛り込むことを正式に決めた。 ◆ 遊戯施設の車軸は、走行速度に応じて1~3年ごとに、磁気や超音波で亀裂を探す「探傷試験」を義務化するほか、エレベーターのワイヤロープについても交換すべき摩耗量を示した。来年春にも実施する。 ◆ 建築基準法は、遊戯施設やエレベーターについて、6か月~1年ごとに定期検査の実施を義務付けているが、具体的な検査規定がなく、日本工業規格(JIS)の検査基準などに基づいて実施している。同省では検査規定を法令上に明確化することで、「言い逃れを許さず、適正な検査・調査に結びつけたい」(住宅局)としている。
[記事全文]

<上意下達主義>
小泉改革・規制緩和で 一気に加速させてしまったのが (現代日本の) 官民ともにあらゆるレベル(程度)とモラル の 大幅低下。 自公(自民党・公明党)政治の汚点を 法令化することで曖昧にしてしまおうと言う事だ。

官は何も判らないのだから 業界の事は業界に任せる方針で (自分たちの天下り先を確保しつつ) 戦後の今日まで来た。

いま 法令化すらしなければならないのは 改革の結果で 業界の質が落ちた証拠だ。
それ以前に 法制化されていなかったから 「予測不能」 で事故が起こった と 被害者国民を切り捨て 悪の兄弟企業(献金会員)を護るための おためごかし。 強権発動で 天下り先を拡大させるなら 国土交通省 も官僚・職員総入れ替えだ。

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2007年08月04日 01時43分29秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 安全神話の崩壊 これまで安全だった 機械・器具 で次々に死亡事故

点検中エレベーター降下 死亡 (NHK) 8月3日 21時20分
【記事抜粋】 3日午後4時すぎ、名古屋市南区にあるガス器具販売会社のビルで、保守管理会社の作業員(62)が1階のエレベーターのドアの点検をしていたところ、4階にとまっていたエレベーターが突然、下に降りてきて、下敷きになりました。 胸や腹などを強く打ち、病院で手当てを受けましたが、まもなく死亡しました。
 警察や消防の調べによりますと、このエレベーターは高さが2メートル、幅と奥行きが1メートルほどの大きさで、数日前にドアの開閉に異常があったためその日のうちに修理が行われ、3日は1人で修理後の点検に来ていたということです。 エレベーターが4階に止まっている状態で1階のドアを開けて半地下の部分に入り、内側からドアに問題がないか、開けたり閉じたり繰り返して調べていたということです。警察と消防は、なぜエレベーターが降りてきたのか原因を調べています。
[記事全文]

<高度技術力の終焉>
構造改革・規制緩和で もはや職人ワザは排除され、十分な情報のないまま 素人はだし の「技術の者」 に作業が回される。

事故の数日前の作業にしても 明確な原因は特定しないまま 調整したら直ったのだろう。 だが たいていは 調整しなくとも ”直る”(ように見える) のだ。 近年の日本の ”士師”資格 を持つ若き 医師や技術者が 簡単に口にする 『原因不明』 の事故である。

<未熟な仕事は『不完全』に戻す事>
安定して動作していたものに、未熟な手が加えられるととたんに全体のバランスが崩れていく。 だが手を加えた者には その変更による新たな動作は見えていない。 そして事故は起こる。
(まことに最近、その原因特定の手順の悪さと言ったらついつい苛立ちも抑え切れない)

このエレベータのみならず、 身近な自動車を含め、 かつてないほどに 汚染は広がって行くだろう。

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