桜の老木、すっかり葉を落しました
対照的な二冊を同時進行で読みました
「追われゆく坑夫たち」著者上野英信氏が自ら炭坑に入り
体験した凄まじい記録です。また女坑夫たちの悲惨なまでの日常も。
私の文章力では現し得ません。それが遠い昔のことではなく
昭和30年代と知り信じられないことでした。
片や井口先生「老いを見るまなざし」は対照的にユーモアたっぷりに
老年科医らしく老いを描き、明るく綴っておられます。
「年とってみればわかる」高齢の私は蓋し名言と痛感。
即ち、年とってみなければわからない、ということです。
「未知の世界」と言っても月の世界のことではありません。
私にとっては1日1日が未知の世界を歩んでいるようです。
誰をうらやむことも無く自分の人生は自分で背負うしかありません。
先日知人で誰もが羨む生活をされている方が病が見つかりそれも早期発見で聞いていても心配の余地が無いのですが悩んだり心配したり先々を話すのです。
話は逸れましたが私は今精一杯それしかないです(#^^#)
「103歳になったら読んだらいい」と反応する声があったのを思いだしまし。
先人の体験からくる知恵や教訓?などを知るのを読む目的にするなら、遅すぎますね(笑)
節約術とやらもずいぶん盛んですが、それぞれ生活や生きる環境が違うのだしと思って、
私はなかなか手を出さないジャンルの本なのです。
「年とってみなければわからない」、ほんとそうですね。
10年前、今の自分を想像していただろうかと思うのですが、していませんでしたね。
今が将来につながるのですからそれでいいと思います。
確かに同じ境遇なのに喜んでいる人、逆に悲しんでいる人いろいろでしょうね。
私は皆さんから元気元気と言われていますが
喜べない心境です。
素直に喜べばいいと思うのですが・・・
の悲惨な痕跡や記録が各地に残っていますね。
現在でも、権利や人権が侵される事件が多発し嘆かわ
しいです。
老いの迎え方や過ごし方は、全て未体験のことばかり
で、何かと不安を感じます。
行きつく先は決まっているので、我が道を行くしか
ないと思う今日この頃です。
かぼちゃと水玉で有名な草間弥生さんも
お元気のようです。(94歳)
出身地の美術館(松本)にも行きました。
現役とは言いましても何人もの秘書や付き人がおられます。
私も秘書か付き人が欲しいです。
節約術>幸い暮らしは成り立っていますので、
この手の本は関心なくありがたいことです。
越し方が凝縮して今の私があるのではないかと
思います。
短いですが行く末のことはわかりません。
筑豊炭鉱の本を読みショックでした
nkoさんに九十九里浜の「オッペシ」のことを教えていただき
またまた驚きとショックでした。
「野麦峠」は夫の郷里で昔から知っていましたが
こうした女性たちの労働で今があるのかと思いました。
行く末は誰にも未体験、確かに我が道を行くしか
ないかもしれませんね。
炭鉱の存在は、中学校の地理で習ったので、有名な炭鉱名は
幾つか知っていますが、働いている方たちの実態は知りませんでした。
昭和40年代でしょうか、炭鉱が次々と閉山されるニュースを
耳にしましたが、今は廃墟の様になってしまいましたね。
女坑夫たちがいたことは知りませんでした。
老いに関する本は40~50代の頃の方が良く読みました。
今は専ら、テレビからの情報です。
先日ある方のブログに、内館牧子さんのエッセイが紹介されていて
「一本の点滴より一口のスプーンですよ」
「エンディングノートを書くよりレシピノートを書くほうがいい生き方」
等の言葉が紹介されていて、なるほどというか、ホッとしました。
大人になって三池炭鉱の争議など新聞で知る程度でした。
上野栄信さんの「追われゆく坑夫たち」を読み実態を
知りショックでした。
老い本は70代のころたくさん読みましたが
今回は久しぶりです。
名古屋ゆかりの先生で、随所に名古屋の街が出てきまして楽しく読みました
何冊読んでも同じですが・・・・
内館牧子の本は読んでいませんが
おっしゃることはその通りと思います。
いかに楽しく生きようか〜そんなことを
考える日々です。
せっかく与えられた命だもの〜日々が愛しいです。
凸2
見当たりません〜